酷役の歩哨/Drudge Sentinel

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(関連カード)
 
(3人の利用者による、間の5版が非表示)
6行: 6行:
  
 
*[[常磐木]]から外された[[再生]]を用いずにスケルトンの不死性を表現する試みのひとつとしてデザインされた。[[効果]]に自身の[[タップ]]を含むなど、再生との関連も見られる。
 
*[[常磐木]]から外された[[再生]]を用いずにスケルトンの不死性を表現する試みのひとつとしてデザインされた。[[効果]]に自身の[[タップ]]を含むなど、再生との関連も見られる。
**自身のタップは[[コスト]]ではない。従って[[攻撃]]宣言後に[[能力]]を[[起動]]すれば破壊不能を付けて攻撃できる。
+
*誤読しやすいが、自身のタップは効果の一部であり[[起動コスト]]ではない。したがって[[攻撃クリーチャー]]指定後に[[能力]]を[[起動]]すれば破壊不能を付けて[[攻撃]]できる。
 +
**やはり誤読を招きやすかったのか、類似効果を扱う以降のカード(→[[#関連カード]])は原則として効果の最後にタップを行う[[ルール・テキスト]]になっており、起動コストと勘違いする心配がない。
 
*[[フレイバー・テキスト]]によると、[[陰謀団/The Cabal]]は捕虜に対して適切な食事や休息を与えるなど、人道的に扱うことを約束しているらしい。しかし、どう考えてもアンデッド、それもスケルトンにされたこの捕虜には食事も休息も必要とされる量は「ゼロ」、というのが皮肉である。
 
*[[フレイバー・テキスト]]によると、[[陰謀団/The Cabal]]は捕虜に対して適切な食事や休息を与えるなど、人道的に扱うことを約束しているらしい。しかし、どう考えてもアンデッド、それもスケルトンにされたこの捕虜には食事も休息も必要とされる量は「ゼロ」、というのが皮肉である。
 
{{フレイバーテキスト|陰謀団は七侯家に対し、人質が必要なだけの食事と休息を得られると保証している。}}
 
{{フレイバーテキスト|陰謀団は七侯家に対し、人質が必要なだけの食事と休息を得られると保証している。}}
{{フレイバーテキスト|The Cabal assured the Seven Houses that hostages receive all the food and rest they require.}}
 
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
「ターン終了時まで破壊不能を得るとともにタップする」能力を持つカード。特記しないかぎり[[起動型能力]]。タップが先か後かは各[[カード]]の個別ページを参照。
+
「ターン終了時まで破壊不能を得るとともにタップする」能力を持つカード。特記しないかぎり[[起動型能力]]'''太字'''は自身以外に付与できる。
 
+
'''太字'''は自身以外に付与できる。それ以外は自身のみ。
+
  
 
*[[地底王国のリッチ/Underrealm Lich]] - [[黒緑]]の5マナ4/3。4点の[[ライフ]]を支払って起動。([[ラヴニカのギルド]])
 
*[[地底王国のリッチ/Underrealm Lich]] - [[黒緑]]の5マナ4/3。4点の[[ライフ]]を支払って起動。([[ラヴニカのギルド]])
27行: 25行:
 
*[[新ベナリアの守護者/Guardian of New Benalia]] - 白の2マナ2/2[[後援]]。カードを1枚[[捨てる|捨てて]]起動。([[団結のドミナリア]])
 
*[[新ベナリアの守護者/Guardian of New Benalia]] - 白の2マナ2/2[[後援]]。カードを1枚[[捨てる|捨てて]]起動。([[団結のドミナリア]])
 
*[[ウィンドグレイスの魂/Soul of Windgrace]] - 伝説。[[黒赤緑]]の4マナ5/4。(2)(黒)と[[土地]]・カード1枚を捨てて起動。(団結のドミナリア)
 
*[[ウィンドグレイスの魂/Soul of Windgrace]] - 伝説。[[黒赤緑]]の4マナ5/4。(2)(黒)と[[土地]]・カード1枚を捨てて起動。(団結のドミナリア)
 +
*[[アングマールの魔王/Witch-King of Angmar]] - 伝説。黒の5マナ5/3飛行。カードを1枚捨てて起動。([[指輪物語:中つ国の伝承]])
 +
*[[薔薇の先兵/Vanguard of the Rose]] - 白の2マナ3/1。(1)と[[アーティファクト]]か他のクリーチャー1体を生け贄に捧げて起動。([[イクサラン:失われし洞窟]])
 +
*[[プロスペリティの巨頭/Prosperity Tycoon]] - 白の4マナ4/2。(2)と[[トークン]]1つを生け贄に捧げて起動。([[サンダー・ジャンクションの無法者]])
 +
*[[用心棒、ラクドス/Rakdos, the Muscle]] - 黒赤の5マナ6/5飛行トランプル。他のクリーチャー1体を生け贄に捧げて起動。1ターンに1回しか起動できない。(サンダー・ジャンクションの無法者)
 +
*[[猛打者、タイヴァー/Tyvar, the Pummeler]] - 緑の3マナ3/3。他の[[アンタップ状態]]のあなたのクリーチャーをタップして起動。([[ダスクモーン:戦慄の館]])
 +
破壊不能ではなく[[呪禁]]を得る亜種として[[予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx]]や[[夢さらい/Dream Trawler]]が存在する。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[コモン]]

2024年11月7日 (木) 14:58時点における最新版


Drudge Sentinel / 酷役の歩哨 (2)(黒)
クリーチャー — スケルトン(Skeleton) 戦士(Warrior)

(3):酷役の歩哨をタップする。ターン終了時まで、これは破壊不能を得る。(ダメージや「破壊」と書かれた効果では、これは破壊されない。)

2/1

3マナ支払う破壊不能を得られるスケルトン戦士

この手のクリーチャーの例によって、リミテッドでは壁役として地上を支えるのが主な役割。マナさえあれば大抵のファッティは受け止められる堅固なブロッカーとして役立つだろう。ただしトランプルを持つパーディック山の放浪者/Pardic Wandererがどのデッキからも飛び出し得る環境なのがやや辛いところ。また起動コストがやや重く、考え無しに起動していくとテンポを失いかねないので注意。

  • 常磐木から外された再生を用いずにスケルトンの不死性を表現する試みのひとつとしてデザインされた。効果に自身のタップを含むなど、再生との関連も見られる。
  • 誤読しやすいが、自身のタップは効果の一部であり起動コストではない。したがって攻撃クリーチャー指定後に能力起動すれば破壊不能を付けて攻撃できる。
    • やはり誤読を招きやすかったのか、類似効果を扱う以降のカード(→#関連カード)は原則として効果の最後にタップを行うルール・テキストになっており、起動コストと勘違いする心配がない。
  • フレイバー・テキストによると、陰謀団/The Cabalは捕虜に対して適切な食事や休息を与えるなど、人道的に扱うことを約束しているらしい。しかし、どう考えてもアンデッド、それもスケルトンにされたこの捕虜には食事も休息も必要とされる量は「ゼロ」、というのが皮肉である。
陰謀団は七侯家に対し、人質が必要なだけの食事と休息を得られると保証している。

[編集] 関連カード

「ターン終了時まで破壊不能を得るとともにタップする」能力を持つカード。特記しないかぎり起動型能力太字は自身以外に付与できる。

破壊不能ではなく呪禁を得る亜種として予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx夢さらい/Dream Trawlerが存在する。

[編集] 参考

QR Code.gif