恩寵の天使/Angel of Grace
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− | ただし[[天使の嗜み/Angel's Grace]]と異なり[[刹那]] | + | ただし[[天使の嗜み/Angel's Grace]]と異なり[[刹那]]を持たないので、恩寵の天使を[[唱える]]のに[[対応して]]([[ETB]]能力が[[スタック]]に乗る前に)ライフを0以下にするダメージ与えられてしまうと意味がない。また5[[マナ]]という[[重い|重さ]]も取り回しが悪く、[[戦場]]に出して[[アドバンテージ]]を取れるわけでもなく、[[除去耐性]]も持たない。総じて[[大型クリーチャー]]化したがゆえ器用貧乏になった感が否めない。 |
登場時点の[[スタンダード]]では[[天使 (デッキ)#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|天使デッキ]]に少数採用されるに留まっている。[[黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer]]とマナ域が被るものの、そちらが[[伝説のクリーチャー]]であるため散らす目的で採用されている。 | 登場時点の[[スタンダード]]では[[天使 (デッキ)#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|天使デッキ]]に少数採用されるに留まっている。[[黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer]]とマナ域が被るものの、そちらが[[伝説のクリーチャー]]であるため散らす目的で採用されている。 | ||
− | [[リミテッド]]では大型[[フライヤー]] | + | [[リミテッド]]では大型[[フライヤー]]というだけで十分強力。墓地での[[起動型能力]]による延命が活きる場面も多い。 |
+ | ただ盤面を固定する/覆せる能力ではないため、[[エンドカード|ボム]]レアが多いこの[[サイクル#カード群|サイクル]]の中では地味な印象が強い。 | ||
− | *[[ | + | *英語の[[カード名]]や[[能力]]から[[天使の嗜み/Angel's Grace]]を元にしたデザインであることがうかがえる。 |
==ルール== | ==ルール== | ||
*[[誘発型能力]]は[[ダメージ]]の結果を変更する[[継続的効果]]を発生させる。ダメージを[[軽減]]したりダメージの点数が変わるだけでは無い。 | *[[誘発型能力]]は[[ダメージ]]の結果を変更する[[継続的効果]]を発生させる。ダメージを[[軽減]]したりダメージの点数が変わるだけでは無い。 | ||
**[[絆魂]]を持つ[[クリーチャー]]からの[[戦闘ダメージ]]なら、あなたの[[ライフ]]の減少の量に関係なく[[コントローラー]]はクリーチャーの[[パワー]]分のライフを得られる。 | **[[絆魂]]を持つ[[クリーチャー]]からの[[戦闘ダメージ]]なら、あなたの[[ライフ]]の減少の量に関係なく[[コントローラー]]はクリーチャーの[[パワー]]分のライフを得られる。 | ||
− | **[[ | + | **[[ライフ]]を[[失う]][[効果]]に対しては意味を持たない。 |
− | **あなたのライフが1点未満になっているが、[[リッチの熟達/Lich's Mastery]] | + | **あなたのライフが1点未満になっているが、[[リッチの熟達/Lich's Mastery]]などによってゲームに[[敗北]]しないでいるなら、あなたに与えられるダメージによってあなたのライフ総量は(通常通り)0点を下回って下がり続ける。 |
**[[統率者戦]]では、[[統率者ダメージ]]も与えたダメージの分記録される。 | **[[統率者戦]]では、[[統率者ダメージ]]も与えたダメージの分記録される。 | ||
− | *[[起動型能力]] | + | *[[起動型能力]]であなたのライフ総量が10点になったとき、あなたはその差分のライフを得たり失ったことになる。 |
==関連カード== | ==関連カード== |
2019年6月22日 (土) 01:08時点における最新版
クリーチャー — 天使(Angel)
瞬速
飛行
恩寵の天使が戦場に出たとき、ターン終了時まで、あなたのライフ総量を1点未満に減少させるダメージは、代わりにあなたのライフ総量を1点になるまで減少させる。
(4)(白)(白),あなたの墓地から恩寵の天使を追放する:あなたのライフ総量は10点になる。
崇拝/Worship系の効果を持つ神話レア天使。自分のライフ総量を10点にする墓地で起動できる起動型能力も併せ持つ。
5マナ5/4瞬速飛行という高い基礎性能に、2つのメリット能力を併せ持つ良質なクリーチャー。戦場に出しさえすればそのターン中ダメージにより敗北する事は無くなり、対戦相手の攻撃をいなしつつ反撃を叩き込んで勝利する、あるいはブロッカーとして迎え撃った後、自ら墓地に落ちてライフを立て直すといった使い方ができる。またマナをフル投入した苦悩火/Banefireを対策できる数少ないカードであり、サイドボードからの投入も考えられる。
ただし天使の嗜み/Angel's Graceと異なり刹那を持たないので、恩寵の天使を唱えるのに対応して(ETB能力がスタックに乗る前に)ライフを0以下にするダメージ与えられてしまうと意味がない。また5マナという重さも取り回しが悪く、戦場に出してアドバンテージを取れるわけでもなく、除去耐性も持たない。総じて大型クリーチャー化したがゆえ器用貧乏になった感が否めない。
登場時点のスタンダードでは天使デッキに少数採用されるに留まっている。黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringerとマナ域が被るものの、そちらが伝説のクリーチャーであるため散らす目的で採用されている。
リミテッドでは大型フライヤーというだけで十分強力。墓地での起動型能力による延命が活きる場面も多い。 ただ盤面を固定する/覆せる能力ではないため、ボムレアが多いこのサイクルの中では地味な印象が強い。
- 英語のカード名や能力から天使の嗜み/Angel's Graceを元にしたデザインであることがうかがえる。
[編集] ルール
- 誘発型能力はダメージの結果を変更する継続的効果を発生させる。ダメージを軽減したりダメージの点数が変わるだけでは無い。
- 起動型能力であなたのライフ総量が10点になったとき、あなたはその差分のライフを得たり失ったことになる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 恩寵の天使/Angel of Grace
- 眩惑する水底種/Mesmerizing Benthid
- 騒乱の落とし子/Spawn of Mayhem
- スカルガンのヘルカイト/Skarrgan Hellkite
- 生体性軟泥/Biogenic Ooze