プレイ
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'''カードをプレイする'''とは、そのカードを土地としてプレイするか、[[呪文]]として[[唱える]]か、該当する方を指す。 | '''カードをプレイする'''とは、そのカードを土地としてプレイするか、[[呪文]]として[[唱える]]か、該当する方を指す。 | ||
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2009年7月16日 (木) 22:27時点における版
プレイ(Play)とは、
- キーワード処理の1つ。本頁で解説する。
- 過去の唱えるや起動の呼称。詳細は唱える、起動を参照。
- 先攻の俗称。詳細は先攻を参照。
- プレイングの略。詳細はプレイングを参照。
- ゲームを行うこと。Shahrazadやテレパシー/Telepathyなどではこの意味で用いられている。
プレイ/Playは、キーワード処理の1つ。土地やカード・タイプが不確定のカードを使うときに行われる処理である。
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定義
土地をプレイするとは、その土地を元あった領域から戦場に出すことを意味する。これは特別な処理である。プレイヤーは自分のメイン・フェイズの間、優先権を持っていてスタックが空であれば、そのターンに土地をプレイしていなかった場合に限り、この特殊な処理を行うことを選べる。
カードをプレイするとは、そのカードを土地としてプレイするか、呪文として唱えるか、該当する方を指す。
「あなたのライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする。」といった、プレイヤーが通常とは異なる方法でゲームをプレイすることを求める効果における「プレイ」は、マジックのゲームを行う(プレイする)ことを意味する。
解説
基本セット2010で制定されたキーワード処理であり、以前(第6版から)は、呪文を唱えること、土地のプレイ、起動型能力の起動をすべて「プレイ」と呼んでいた。
呪文を唱えることや起動型能力の起動を指す「プレイ」はそれぞれ唱える、起動するに変更されたが、土地をプレイするのか呪文を唱えるのか不確定であるものに関しては変更されず、現在もプレイの単語が用いられている(例:技鋸の徒党/Knacksaw Clique、願いのジン/Djinn of Wishes)。
ルール
- 土地のプレイはスタックを使用しない。そのため、対応して何かをすることはできない。
- 例:対戦相手が土地を出そうとしたとき、それに対応して時間停止/Time Stopを唱え、土地のプレイを阻止することはできない。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 701 キーワード処理
- 701.10 交換する/Exchange
- 701.10a 呪文や能力は解決中に、プレイヤーに何か(たとえばライフの総量や2つのパーマネントのコントロールなど)を交換させることがある。その種の呪文や能力が解決されるときに交換の全体が不可能な場合、交換の一部だけが起こるということはない。
- 701.10b 2つのパーマネントのコントロールが交換されたとき、それらのパーマネントが異なるプレイヤーによってコントロールされていた場合、それぞれのプレイヤーは同時にそれまで他のプレイヤーがコントロールしていたパーマネントのコントロールを得る。もし、それらのパーマネントが同一のプレイヤーによってコントロールされていたら、交換 効果は何もしない。
- 701.10c ライフの総量が交換されたとき、それぞれのプレイヤーはその変化分だけライフを得たり失ったりする。それらの得失に関して、置換効果は影響を及ぼすことがありえるし、誘発型能力が誘発することもありうる。ライフを得られないプレイヤーはこの方法で高いライフの総量を得ることはなく、ライフを失えないプレイヤーはこの方法で低いライフの総量を得ることはない(rule 119.7, 119.8 参照)。
- 701.10d (たとえば、追放されているカードとプレイヤーの手札にあるカードなど)ある領域に存在するカードを他の領域のカードと交換させる呪文や能力が存在する。それらの呪文や能力は他の交換 呪文や能力と同じように機能するが、それらのカードのオーナーがすべて同じプレイヤーでなければ交換はできない。また、一方の領域が空でも交換できる。
- 701.10e ある領域に存在するカードを他の領域のカードと交換する場合、そのどちらかがオブジェクトについていたなら、そのカードはそのオブジェクトからはずれ、他方のカードがそのオブジェクトにつく。
- 701.10f 呪文や能力の中には、2つの領域を丸ごと交換するよう指示するものもある。この場合、一方の領域が空であっても、双方の領域にあるカードは交換される。
- 701.10g 呪文や能力の中には、2つの数字を交換するよう指示するものもある。そのような交換の場合、それぞれの値は他方の元持っていた値と等しくなる。その一方がライフの総量であった場合、影響を受けたプレイヤーは必要なだけのライフを得たり失ったりする。この得失が置換効果によって影響を受けることも、またこの得失によって能力が誘発することもある。ライフを得られないプレイヤーはこの方法で高いライフの総量を得ることはなく、ライフを失えないプレイヤーはこの方法で低いライフの総量を得ることはない(rule 119.7, 119.8 参照)。交換される値のどちらかがパワーまたはタフネスであった場合、そのパワーやタフネスを他方の値にするという継続的効果が発生する(rule 613.4b 参照)。この規定は、クリーチャーのパワーとタフネスを入れ替える呪文や能力には適用されない。
- 701.10h あるカード(《Exchange of Words》)はプレイヤーに、クリーチャー2体の文章欄を交換させる。これは文章変更効果(rule 612〔文章変更効果〕参照)を生成する。この種の交換では、各パーマネントのルール文は他方のそれまでのルール文になる。
- 701.10 交換する/Exchange
- 701 キーワード処理