神秘の反射/Mystic Reflection
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2021年8月1日 (日) 03:12時点における版
Mystic Reflection / 神秘の反射 (1)(青)
インスタント
インスタント
伝説でないクリーチャー1体を対象とする。このターン、次にクリーチャーやプレインズウォーカー1体以上が戦場に出るなら、それらはその対象にしたクリーチャーのコピーとして出る。
予顕(青)(あなたのターンの間、あなたは(2)を支払って、あなたの手札からこのカードを裏向きに追放してもよい。後のターンに、これの予顕コストでこれを唱えてもよい。)
次に戦場に出るクリーチャーかプレインズウォーカーを、先に選んだクリーチャーのコピーとして戦場に出してしまう予顕付きインスタント。
コピー元もコピー先もプレイヤーの制限が無いため、自分のコントロールの下に出るクリーチャーを強力なクリーチャーのコピーに変えたり、逆に対戦相手のクリーチャーかプレインズウォーカーを取るに足らないウィニーに変えてしまったりと攻防共に汎用性が高い。
ETBでトークンを生成するクリーチャーと組み合わせると、生成されたトークンが新たにトークンを生成するため一気に頭数を増やすことができる。波使い/Master of Wavesならばコピーも信心に数えられる上にロード能力が重複し、脅威的な総打点となる。スタンダードでも恭しき重装歩兵/Reverent Hopliteを使うことで信心を絡めた大量展開が可能である。
いずれの使い方をしてもクローン/Clone系や一般的な打ち消しに比べてカードアドバンテージ上損失が生じてしまうし、有効なタイミングを選びやすいといった欠点はあるが、大量リアニメイトやトークン生成など同時に出る複数体のクリーチャー全てをコピーにしたり、青の一般的な妨害手段であるバウンスや打ち消しともまた違う妨害ができたりと、これ独自の利点もある。
ルール
- 戦場に出ることを置換する継続的効果が複数あった場合、それらはまずどのプレイヤーのコントロールの下で戦場に出すかを修整する効果が適用され、次にコピー効果が適用される。その後、その他の戦場に出ることを置換する効果が適用される。戦場に出るクリーチャーやプレインズウォーカーが自身が戦場に出ることを置換する常在型能力を持っていたとしても、その前に神秘の反射によるコピー効果が適用されてしまうため機能しない。
- 霜のモーリット/Moritte of the Frostのような元からコピーになる能力を持ったカードも、先に神秘の反射を適用すれば元のコピー能力を失うため適用する効果が無くなり、先にモーリット自身の能力を適用してもその次に適用される神秘の反射の効果で追加の+1/+1カウンターを含みすべて上書きされてしまうため機能しない。
- コピー可能な値のみをコピーする。
- コピーによって得た「戦場に出る際、~~する」「~~の状態で戦場に出る」「~~として戦場に出る」などの常在型能力は機能する。コピーによって得た戦場に出たときの誘発型能力も機能する。
- 死亡誘発や戦場を離れたときの誘発型能力も機能する(CR:603.10a)。領域変更誘発も参照。その発生源は墓地にあるカードではなく、戦場に存在したクリーチャーであることに注意。例えば燃え心臓の巨人/Cinderheart Giantをコピーした状態で死亡したとき、その発生源は墓地に置かれたカードの特性に関係なく巨人であり、氷結する火炎、エーガー/Aegar, the Freezing Flameの能力を誘発させる。
- コピーによって氷山の徘徊者/Berg Striderのように「この呪文を唱えるために支払ったマナ」を参照する能力を得た場合、戦場に出るクリーチャーやプレインズウォーカーを唱えるために支払ったマナを参照する。
- 唱えたクリーチャーやプレインズウォーカーのマナ・コストにXがあり唱える際にXの値を定義しており、コピーによってキヅタの精霊/Ivy Elementalのように唱える際のXを参照するタイプの常在型能力を得ても、唱える際に決めたXの値は参照されず0として扱われる(CR:107.3j)。
- 効果が戦場に出るクリーチャーを参照して何かを行う場合、それはコピーになっても変わらずに適用される。例えば騙し討ち/Sneak Attackによって戦場に出したなら、それは速攻を得て、次の終了ステップの開始時に生け贄に捧げられる。
- 神秘の反射が解決された後にコピー元として選んだクリーチャーが戦場を離れても、最後の情報を元にコピーされる。