ハンマータイム
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(相棒ルール改定後のモダン環境におけるこのデッキの現状について記載) |
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− | 後に[[イコリア:巨獣の棲処]]にて[[夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den]]が追加。[[相棒]]条件により[[剣]]や[[殴打頭蓋/Batterskull]]等の強力な3[[マナ]]以上の装備品が採用できなくなるものの、主要なデッキパーツのほとんどが2マナ以下の[[パーマネント]]であるこのデッキとの相性は抜群であり、[[モダン]]環境においてマイナーデッキの一つであったこのデッキを一躍メジャーな[[アーキタイプ]]の一つへと押し上げた。[[2020年]] | + | 後に[[イコリア:巨獣の棲処]]にて[[夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den]]が追加。[[相棒]]条件により[[剣]]や[[殴打頭蓋/Batterskull]]等の強力な3[[マナ]]以上の装備品が採用できなくなるものの、主要なデッキパーツのほとんどが2マナ以下の[[パーマネント]]であるこのデッキとの相性は抜群であり、[[モダン]]環境においてマイナーデッキの一つであったこのデッキを一躍メジャーな[[アーキタイプ]]の一つへと押し上げた。[[2020年]]6月1日の相棒ルール改定以降は夢の巣のルールスをサイドボードから直接唱えられなくなったことに伴い大きく弱体化し、[[トーナメント]]において大きく数を減らしたものの、依然としてモダン環境において一定数の使用者がいるデッキとしての認知を受けている。 |
「Hammer Time」というデッキ名は主に[https://www.mtggoldfish.com/ MTGGoldfish]等の情報サイトで掲載されているもの。由来はアメリカのミュージシャン「[[Wikipedia:ja:M.C.ハマー|MC Hammer]]」のライヴにおける決め台詞「It's Hammer Time!」からだろうか。 | 「Hammer Time」というデッキ名は主に[https://www.mtggoldfish.com/ MTGGoldfish]等の情報サイトで掲載されているもの。由来はアメリカのミュージシャン「[[Wikipedia:ja:M.C.ハマー|MC Hammer]]」のライヴにおける決め台詞「It's Hammer Time!」からだろうか。 | ||
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* [[相棒]]ルール改定前の[[トーナメント]]での入賞記録。当時は[[サイドボード]]から直接[[夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den]]を[[唱える]]ことができた。ルール改定後もデッキ構成は変わらない。 | * [[相棒]]ルール改定前の[[トーナメント]]での入賞記録。当時は[[サイドボード]]から直接[[夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den]]を[[唱える]]ことができた。ルール改定後もデッキ構成は変わらない。 | ||
* 夢の巣のルールスが戦場にあれば、[[墓地]]から2[[マナ]]以下の[[パーマネント]]を唱えることができる。このデッキにとっての鬼門であった[[除去]]・[[手札破壊]]・[[打ち消し]]により墓地に落とされた各種コンボパーツを唱えられるようになり、安定性が増した。 | * 夢の巣のルールスが戦場にあれば、[[墓地]]から2[[マナ]]以下の[[パーマネント]]を唱えることができる。このデッキにとっての鬼門であった[[除去]]・[[手札破壊]]・[[打ち消し]]により墓地に落とされた各種コンボパーツを唱えられるようになり、安定性が増した。 | ||
+ | * 相棒ルール改定後は夢の巣のルールスを採用せず、各種[[剣]]や[[殴打頭蓋/Batterskull]]等を採用した、夢の巣のルールス登場以前の構成に立ち返ったデッキも度々見られるようなった。 | ||
==参考== | ==参考== |
2020年7月31日 (金) 02:41時点における版
ハンマータイム(Hammer Time)は、巨像の鎚/Colossus Hammerとシガルダの助け/Sigarda's Aidをキーカードとするコンボ・ビートダウンデッキ。基本セット2020参入後のモダン環境とパイオニア環境に存在する。2種のキーカードの名称からシガルダハンマーと呼称されることも多い。
目次 |
概要
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+10/+10の修整を受け飛行を失う。
装備(8)((8):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
エンチャント
あなたは、オーラ(Aura)呪文や装備品(Equipment)呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。
装備品が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたはその装備品をそのクリーチャーにつけてもよい。
クリーチャー — コー(Kor) 兵士(Soldier)
コーの決闘者が装備しているかぎり、それは二段攻撃を持つ。(それは先制攻撃の戦闘ダメージと通常の戦闘ダメージの両方を与える。)
1/1ゲーム開始直後(最速で1ターン目)に二段攻撃や感染、飛行以外の回避能力を持つクリーチャーを戦場に出し、次ターン以降にシガルダの助け/Sigarda's Aid、巨像の鎚/Colossus Hammerと続けて巨像の鎚の莫大な装備コストを踏み倒して装備させるという超高速のビートダウンを狙う豪快なコンボデッキ。上記の流れを最速で実現できれば2ターンキルも可能。
基本セット2020のスポイラーリストで巨像の鎚が公開された当初からこのコンボは考案されていたが、トーナメントレベルには達しない奇抜なファンデッキとの見方が強かった。しかし、日本選手権19のサイドイベントである日本モダン選手権2019にてベスト8入りを果たすというまさかの活躍を見せたことから話題を呼んだ。
後にイコリア:巨獣の棲処にて夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denが追加。相棒条件により剣や殴打頭蓋/Batterskull等の強力な3マナ以上の装備品が採用できなくなるものの、主要なデッキパーツのほとんどが2マナ以下のパーマネントであるこのデッキとの相性は抜群であり、モダン環境においてマイナーデッキの一つであったこのデッキを一躍メジャーなアーキタイプの一つへと押し上げた。2020年6月1日の相棒ルール改定以降は夢の巣のルールスをサイドボードから直接唱えられなくなったことに伴い大きく弱体化し、トーナメントにおいて大きく数を減らしたものの、依然としてモダン環境において一定数の使用者がいるデッキとしての認知を受けている。
「Hammer Time」というデッキ名は主にMTGGoldfish等の情報サイトで掲載されているもの。由来はアメリカのミュージシャン「MC Hammer」のライヴにおける決め台詞「It's Hammer Time!」からだろうか。
- 過去に同じ名称の緑タッチ白ビートダウンデッキが存在した。そちらのハンマーはロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammerで、プロツアーハリウッド08にて披露された。(最新スタンダードデッキ解説:ザ・スター参照)
パイオニア
2019年10月に制定されたパイオニアにおいても巨像の鎚/Colossus Hammerとシガルダの助け/Sigarda's Aidが使用可能なため、このデッキが試されている。
- 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticの存在しないフォーマットだが、マナ・コストが同じ武器庫の開放/Open the Armoryで巨像の鎚をライブラリーからサーチできる。1マナ追放除去の岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocksがサーチできる点では石鍛冶の神秘家よりも優秀といえる。
- モダンで可能だった1ターン目にコーの決闘者/Kor Duelistまたはぎらつかせのエルフ/Glistener Elf→2ターン目にシガルダの助けと巨像の鎚で可能だった2ターンキルも、1ターン目にシガルダの助けと羽ばたき飛行機械/Ornithopter→2ターン目に巨像の鎚2枚(または巨像の鎚とドスン/Thud)で可能。ただしコンボパーツが増えてしまっているので狙いにくくはなっている。
ショップ主催のローカル大会にていくらかの活躍を見せているようだが、2019年11月現在大規模大会で一定の成績を収めた記録はない。パイオニア自体が新しいフォーマットであるため、今後の躍進が期待される。
モダン
サンプルリスト
基本セット2020期(巨像の鎚登場直後)
- 1ターン目にコーの決闘者/Kor Duelist→2ターン目にシガルダの助けと巨像の鎚を出してコーの決闘者に装備させ、攻撃してブロックも除去もされなければ2ターンキルが可能。
- 2ターン目に速太刀の擁護者/Swiftblade Vindicatorを出し、次ターンにシガルダの助けと巨像の鎚が揃っていればトランプルによりブロックされたとしても20点前後のダメージを叩き込むことができる。
- 上記の高速コンボが決まらなかった場合でも、各種剣や殴打頭蓋/Batterskull等によりビートダウンするプランにシフトできる。
イコリア:巨獣の棲処後
- 備考
- Modern Challenge - #12162936 6位(参考)
- 使用者:mashmalovsky
- フォーマット
Hammer Time [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 相棒ルール改定前のトーナメントでの入賞記録。当時はサイドボードから直接夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denを唱えることができた。ルール改定後もデッキ構成は変わらない。
- 夢の巣のルールスが戦場にあれば、墓地から2マナ以下のパーマネントを唱えることができる。このデッキにとっての鬼門であった除去・手札破壊・打ち消しにより墓地に落とされた各種コンボパーツを唱えられるようになり、安定性が増した。
- 相棒ルール改定後は夢の巣のルールスを採用せず、各種剣や殴打頭蓋/Batterskull等を採用した、夢の巣のルールス登場以前の構成に立ち返ったデッキも度々見られるようなった。