全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent

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Arcanis the Omnipotent / 全能なる者アルカニス (3)(青)(青)(青)
伝説のクリーチャー — ウィザード(Wizard)

(T):カードを3枚引く。
(2)(青)(青):全能なる者アルカニスをオーナーの手札に戻す。

3/4

伝説のピット・ファイター。かのAncestral Recall相当のドロータップ能力として内蔵している。

タップするだけで3枚もカードが引ける上、かつてのパリンクロン/Palinchronと同様の自己バウンス能力を持ち合わせており、マナさえあれば生存率も高い。

しかしドロー用カードとしては少々やりすぎな感があり、普通のデッキでは単発のドローソース呪文である連絡/Tidingsや、より軽いドローエンジン泥棒カササギ/Thieving Magpie影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorなどの方が選ばれやすい。

一方で、カードを複数消費して大型クリーチャーを高速で戦場に出すデッキとの相性は良いため、リアニメイトデッキなどで採用された実績がある。

第10版再録された後のスタンダードでは、緑白青コントロール召喚の調べ/Chord of Callingからのシルバーバレットとして1枚挿しされた。このデッキはその2枚のカードにちなみOmniChordとも呼ばれている。

ファウンデーションズに再録され、久方ぶりのスタンダード復帰。3枚のドローはこの時期でもなお強力だが、6マナトリプルシンボルが重いのも相変わらず。リアニメイトするにも偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierという高すぎる壁があるのが辛いところ。一方、起動型能力ゆえにアガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronで他のクリーチャーに与えられるという独自の強みもあり、これを利用したデッキが試されている[1]

他の伝説のピット・ファイター同様にリミテッドではとんでもない強さを誇る。タップ能力を1度起動するだけで、圧倒的なカード・アドバンテージによるパワーゲームを展開できるだろう。

彼は未踏の地を旅してきた。そして、二度とそんなことをする者が出ないように戻ってきた。
(出典:オンスロート
私の出自とか、種族とか、祖先とかを気にするんじゃない。 ピットでの戦績を調べてから賭けるんだな。
(出典:第10版

[編集] 開発秘話

プレイテスト段階では、以下のようにマナ・コストが(青)重い代わりにパワーが1高く、また手札戻る能力が無かった[3]


非公式/非実在カード

Mystere the Omnipotent (3)(青)(青)(青)(青)
伝説のクリーチャー ― ウィザード(Wizard)

(T):カードを3枚引く。

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[編集] 関連カード

[編集] サイクル

オンスロート伝説のピット・ファイター。6マナトリプルシンボルとなっている。

[編集] 脚注

  1. とことん!スタンダー道!アルカニス降臨、3枚ドローはこうして狙え!(スタンダード)(岩SHOWの「デイリー・デッキ」 2024年12月12日 岩SHOW著)
  2. Behind the Pit-Fighters(Arcana 2003年1月16日 Wizards of the Coast著)
  3. Powerful playtest rares(Arcana 2002年10月29日 Wizards of the Coast著)

[編集] 参考

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