ヒル結び/Leech Bonder

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Leech Bonder / ヒル結び (2)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) 兵士(Soldier)

ヒル結びは、その上に-1/-1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。
(青),(Q):クリーチャー1体と、他のクリーチャー1体を対象とする。前者の上に置かれているカウンターを1個、後者の上に移動する。((Q)はアンタップ・シンボルである。)

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クリーチャー限定のカウンター操作を行うアンタップ能力を持つマーフォーク。自身にも-1/-1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る

初めは3マナ1/1と非常に貧弱だが、能力によって自身を相対的に強化しつつ、対戦相手のクリーチャーの弱体化・除去を同時に行えるため、最終的に3/3擬似警戒かつ傷跡/Scar2発分を内蔵した、らしからぬ優秀な中堅戦力に変わる。

戦闘主体のリミテッドでは嵌まると強力だが、攻撃に参加して育て切るまでに討ち取られるリスクがサイズ相応にあるのは注意したい。とりあえずはウィニーなり除去してカード・アドバンテージで損をしない状況を作りたいところ。

構築では流石に悠長で、ノンクリーチャーを相手取って機能不全に陥る可能性もある。カードプールの拡充によって強力なシナジーも生まれているため、採用を検討するならコンボパーツとしての役割が主になるだろう。

[編集] ルール

  • 移し変えるカウンターは任意のカウンターを選択できる。-1/-1カウンターに限らない。
  • 能力はカウンターの移動元・移動先のクリーチャー両方についてそれぞれ対象を取る。そのため、被覆などで対象にできないクリーチャーについては、カウンターを取り除くことも置くこともできない。
  • カウンターを持たないクリーチャーを移動元として対象に取ることもできるが、(解決前に移動元の対象にカウンターが置かれていなければ)解決時に何も起きない。無理やりアンタップさせたい場合に活用できる。
  • 印刷時のルール文章にある「他のクリーチャー(another target creature)」は「最初の対象とは別のクリーチャー」という意味であり、「ヒル結び以外のクリーチャー」ではない。クリーチャーのルール文章では後者の意味で使われることが多いことから、2014年9月のオラクル更新で「second target creature(第2者)」であることが明記された。

[編集] 参考

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