状況起因処理

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状況起因効果/State Based Effectとはプレイヤー優先権を得る時に常にチェックされるもので、以下に示すような、特定の条件を満たしたときに自動的に適用される15の効果のことをいう。 条件を満たしていないときは、この効果は発生しない。

状況起因効果が発生したら、すべての適用すべき効果を1つのイベントとして解決し、その後もう一度チェックを行う。 これを状況起因効果が発生しなくなるまで繰り返す。

状況起因効果は、スタックに乗らずに直ちに処理され、クリンナップ・ステップ中にもチェックされる。 これは常に有効であり、どのプレイヤーにもコントロールされていない。

  • 略して「SBE」と表記されることもある。
  • スタックに乗らずに処理されるため、ルール理解の1つの山となっている。
  • マナ・バーンは状況起因効果ではない。単純に、フェイズの終了時に未使用のマナ(とライフ)を失わせるゲームの行動である。

状況起因効果一覧

敗北条件
1. ライフが0以下のプレイヤーは、ゲームに敗北する。
2. 10個以上の毒カウンターを持つプレイヤーは、ゲームに敗北する。
3. ライブラリーアウト
  • 前回の状況起因効果のチェック以降に、空のライブラリーからカードを引こうとしたプレイヤーは、ゲームに敗北する。
クリーチャー墓地に置かれる
4. タフネスが0以下のクリーチャーはオーナーの墓地に置かれる。(再生不可)
5. 致死ダメージを受けた、タフネスが1以上のクリーチャーは破壊される。(再生可能)
プレインズウォーカー墓地に置かれる
6. 忠誠度が0であるプレインズウォーカーは、オーナーの墓地に置かれる。
7. プレインズウォーカーの唯一性ルール
何かについているパーマネント
8. 不正なオブジェクトプレイヤーについているオーラや、何にもつけられていないオーラは、オーナーの墓地に置かれる。
9. 不正なパーマネントについている装備品城砦は、そのパーマネントからはずれ場に残る。
10. あるパーマネントについている、オーラでも装備品でも城砦でもないパーマネントは、そのパーマネントからはずれ場に残る。
コピートークンの消滅
11. 以外の領域にあるトークンは消滅する(ゲームから取り除かれるわけではない)。
12. スタック以外の領域にある呪文のコピーは消滅する。スタックでも場でもない領域にあるカードのコピーは消滅する。
カウンターの相殺
13. 単一のパーマネントに+1/+1カウンター-1/-1カウンターが乗っている場合、その2つのうちで少ないほうと同数だけ、両方のカウンターを取り除く。
特殊タイプ
14. レジェンド・ルール
  • 特殊タイプ「伝説の」を持つ同名のパーマネントが複数場にある場合、そのすべてがオーナーの墓地に置かれる(同名の2つのパーマネントのうち、片方だけが伝説のパーマネントである場合には適用されない)。
15. ワールド・ルール
  • 特殊タイプ「ワールド」を持つパーマネントが複数場にある場合、ワールドを持って場にいた期間がもっとも短いもの以外すべてがオーナーの墓地に置かれる。もっとも短い期間が等しい場合、そのすべてがオーナーの墓地に置かれる。

参考

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