新米紅蓮術師、チャンドラ/Chandra, Novice Pyromancer
提供:MTG Wiki
Chandra, Novice Pyromancer / 新米紅蓮術師、チャンドラ (3)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — チャンドラ(Chandra)
伝説のプレインズウォーカー — チャンドラ(Chandra)
[+1]:ターン終了時まで、あなたがコントロールしているエレメンタル(Elemental)は+2/+0の修整を受ける。
[-1]:(赤)(赤)を加える。
[-2]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。新米紅蓮術師、チャンドラはそれに2点のダメージを与える。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。-2忠誠度能力の「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
基本セット2020のアンコモンのチャンドラ。忠誠度能力はエレメンタルへのパワー修整、マナ加速、単体火力。
- +1能力
- エレメンタル限定の全体強化。
- パワー修整のみ、なおかつ強化範囲が特定クリーチャー・タイプに限られているものの、プラス能力で全体強化が行えるのは強力。然るべきデッキで使えば高い打撃力を発揮する。
- メインとなる能力だが、当然ながらエレメンタルがいなければ何の役にも立たず、全体除去にも弱い。環境にどれだけ構築水準のエレメンタル・カードが存在するかでこのカード評価も変わってくる。
- 炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flameの2つ目の±0能力との相性は抜群で、パワー合計が6というボール・ライトニング/Ball Lightningを彷彿とさせる歩く火力を毎ターン生み出せる。さらにチャンドラの調圧器/Chandra's Regulatorもあれば1ショットキルも狙える。詳細はチャンドラの調圧器を参照。
- -1能力
- 赤マナ2点の生成。
- 実質的にこのカードを2マナで唱えられる取り回しの良さと、次のターンに6-7マナに繋げることができる爆発力は、反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defianceが証明済み。マイナス能力になっているが、初期忠誠度が高いためあまり気にならないだろう。
- 目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Infernoなど、重いカードを使うデッキでは重宝する。
- -2能力
- ショック/Shock。
- 消費忠誠度の割に効率は悪いが汎用性は高い。実際に使うかどうかに関わらず、タフネス2以下のクリーチャーに対する圧力になる。
- プレイヤーに撃つことで最後のひと押しにしたり、チャンドラの吐火/Chandra's Spitfireの能力を誘発させられるのも重要。
癖の強いプラス能力と、汎用性の高い2つのマイナス能力を備えたプレインズウォーカー。単独では即座に勝利に結びつく能力を持たず決定力が低いものの、エレメンタルを主力にした赤いビートダウンデッキを組む際に候補に挙がるだろう。
基本セット2020には赤を中心にエレメンタルが豊富に収録されているため、リミテッドでは主力プレインズウォーカーとして活躍する。ドラフトで赤系のデッキを組む際は初手に来たらピックしたい。チャンドラの火炎猫/Chandra's Embercatが拾えていれば早めに唱えることができ、そこからさらにマナ加速してファッティを叩きつけることもできる。
- -1能力はマナを生み出すが忠誠度能力のためマナ能力ではない。他の能力と同様にスタックに置かれ解決を待つ。
- 軽量クリーチャーと相性のいい災厄の行進/Cavalcade of Calamityとは噛み合わせが悪い。+1能力でパワーが上がると能力が誘発しなくなるためディスシナジーになってしまう。
関連カード
- チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar
- 燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze
- 炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand
- 紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster
- カラデシュの火、チャンドラ/Chandra, Fire of Kaladesh - 燃え盛る炎、チャンドラ/Chandra, Roaring Flame
- 炎呼び、チャンドラ/Chandra, Flamecaller
- 反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance
- 紅蓮の俊英、チャンドラ/Chandra, Pyrogenius
- 勇敢な紅蓮術師、チャンドラ/Chandra, Bold Pyromancer
- 炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan
- 新米紅蓮術師、チャンドラ/Chandra, Novice Pyromancer
- 炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame
- 目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno
- 炎の憤怒、チャンドラ/Chandra, Flame's Fury
- 炎の心、チャンドラ/Chandra, Heart of Fire
- 炎の触媒、チャンドラ/Chandra, Flame's Catalyst
- 勝負服纏い、チャンドラ/Chandra, Dressed to Kill
- 希望の標、チャンドラ/Chandra, Hope's Beacon
- 火の後裔、チャンドラ/Chandra, Legacy of Fire
- 整炎師、チャンドラ/Chandra, Flameshaper
サイクル
基本セット2020のチャンドラの垂直サイクル。アンコモン以上の各稀少度に1枚ずつ存在しており(プレインズウォーカーデッキを除く)、それぞれがチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarの人生の異なる時代を表している。
- 新米紅蓮術師、チャンドラ/Chandra, Novice Pyromancer(アンコモン)
- 炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame(レア)
- 目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno(神話レア)
ストーリー
詳細はチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)を参照。
- イラストではカラデシュ/Kaladeshと思しき背景に調圧器を携えたチャンドラが描かれているが、これはチャンドラがプレインズウォーカー/Planeswalkerとなる前の姿である。プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが灯った際に調圧器は融けて失われ、またカラデシュに帰郷するのも10年以上後のことである。