リヴァー・ソングの日記/River Song's Diary
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River Song's Diary / リヴァー・ソングの日記 (3)
アーティファクト
アーティファクト
刻印 ― プレイヤー1人が自分の手札からインスタントやソーサリーである呪文1つを唱えるたび、それの解決に際し墓地に置く代わりにそれを追放する。
あなたのアップキープの開始時に、リヴァー・ソングの日記によって4枚以上のカードが追放されている場合、それらのうち1枚を無作為に選ぶ。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
手札から唱えられたインスタント・ソーサリーを解決後に刻印し、4枚以上追放されていれば無作為に1つ唱えるアーティファクト。
踏み倒しのタイミングが限定されており、特に打ち消しは実質的に何もしないだけでなく対象を取れない以上、そもそも唱えられないので無作為に選ばれる候補から排除すら出来ず相性が悪い。通常、これを設置してから踏み倒すまでに4枚以上のインスタント・ソーサリーを唱える必要があるので出足も遅れがちといった弱点は無視できるものではない。対戦相手が唱えた呪文も条件を満たしていると刻印されてしまうため、状況を選ぶ呪文を使われると本命を引き当てる確率が減るといった妨害を受ける危険もあり、不安定さは否めない。
それでも、3マナ+カード1枚の元手で繰り返し呪文を使い回せるという基礎骨格は優秀。統率者戦はシングルトンということで、使い回し自体の価値も高い。デッキの構築に一工夫必要だが、アドバンテージ源として採用可能だろう。
ルール
- 刻印能力
- この能力の、呪文を追放する効果は置換効果である。
- 呪文を唱える手順が完了した時点で日記が戦場になければ能力は誘発しない。
- 例えば、日記を生け贄にして爆片破/Shrapnel Blastにして唱えた場合、爆片破は追放されない。
- 日記の能力が誘発しスタックに乗ったなら、その後日記が戦場に存在しなくなっても追放される。
- 呪文が自身を追放したり他の領域に移動させたりする効果を置換効果以外でもともと持っている場合には、それは墓地に移動しないので刻印できない。
- 召し上げ/Expropriateなど、「(カード名)を追放する。」で締められているものがこれにあたる。
- 2つ目の能力
- 基本的なルールは解決中に呪文を唱える、マナ・コストを支払うことなく唱えるを参照。
- 唱えられた呪文は、手札から唱えられていないので解決後は通常通り墓地に置かれる。
- ルール・テキスト中の「リヴァー・ソングの日記」とはこのオブジェクト自身を指す(CR:201.5)。
- 他のリヴァー・ソングの日記で追放されたカードは数に含めず、唱えることもできない。
- 一度戦場から離れたリヴァー・ソングの日記を出し直した場合、それは新しいオブジェクトになるので以前に刻印したカードとの関係は断ち切られる。
- 能力はif節ルールを使用している。誘発時だけでなく解決時にもカードが4枚以上追放されていなければ、解決されても能力は何もしない。ストリオン共鳴体/Strionic Resonatorなどで能力をコピーするときは注意。