虚空の力線/Leyline of the Void

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Leyline of the Void / 虚空の力線 (2)(黒)(黒)
エンチャント

虚空の力線があなたのゲーム開始時の手札にあるなら、これが戦場に出ている状態でゲームを開始してもよい。
カードがいずこかから対戦相手の墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。


力線墓地対策対戦相手だけ次元の狭間/Planar Voidがかかったような状態になる(厳密な挙動は異なる。下記参照)。初手にあった場合、有無を言わさず墓地利用を封じることができる。

次元の狭間と違い、自分は墓地を利用できるという特徴がある。それ故、不正利得/Ill-Gotten Gainsとは強烈なシナジーを形成しており、レガシーではこれを利用したIGGy-POPキーカードとして活躍している。

また同時に、IGGy-POPやドレッジハルクフラッシュなどの墓地利用系のデッキに対するサイドボード要員として、エターナルでは多くのデッキのサイドボードに積まれている。後攻スタートの場合でも対戦相手の1ターン目の動きを大幅に阻害できるのが心強い。

素出しするには少々重い。初手に引くための4枚投入が基本となるが、複数枚引いた場合に無駄が生じるのが欠点。それでも墓地利用デッキが横行するエターナルでは、メタゲーム次第ではあるが、黒を使わないデッキであってもメインデッキから4枚採用されることがある。

特に、ヴィンテージドレッジでは、自分の墓地にある黄泉からの橋/Bridge from Belowが相手のクリーチャー死亡することにより追放されるのを防ぐため、メインデッキから4枚採用されることが多い。墓地を利用することが多い環境であることも追い風である。

ルール

  • 1番目の能力についてのルール力線を参照。
  • 2番目の能力は置換効果を生成するため、カードは一瞬たりとも墓地に置かれることなく追放される。「一度墓地に置かれたカードを追放する」次元の狭間とは異なるので注意。
    • 死亡誘発能力は誘発しない。
    • 次元の狭間の場合、墓地にカードが置かれたのに対応してそのカードを別の場所に移動させること(リアニメイトなど)ができるが、虚空の力線ではそれもできない。
    • トークンはカードではないため、通常通り墓地に置かれる。直後に状況起因処理で消滅するが、死亡誘発能力は問題なく誘発する。
  • 対戦相手が手札から捨てたカードは、墓地に置かれる代わりに追放されるが、「捨てる」というキーワード処理自体は行われているものと扱われる。カードを捨てることに対する能力も変わらず機能する。

関連カード

サイクル

ギルドパクト力線サイクルゲーム開始時の手札にあると直接戦場に出せるエンチャント

基本セット2011力線サイクルゲーム開始時の手札にあると直接戦場に出せるエンチャント

虚空の力線/Leyline of the Voidのみ再録で、それ以外は新規カード

このセットの力線のイラストは、基本土地のイラストを元にしている(→Target: Face(Internet Archive)/顔、顔を狙う (Internet Archive)参照)。

基本セット2020力線サイクルゲーム開始時の手札にあると直接戦場に出せるエンチャント。3枚が再録で2枚が新規カード稀少度レア

参考

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