発火の力線/Leyline of Combustion
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エンチャント
発火の力線があなたのゲーム開始時の手札にあるなら、あなたはこれが戦場に出ている状態でゲームを開始してもよい。
あなたやあなたがコントロールしている1つ以上のパーマネントが、対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、発火の力線はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
3種類目となる赤の力線。能力は今までの力線と同様、赤らしくダメージに関連するものとなっている。
性質上、スライやバーンのようなデッキと相性が良い。単体除去に頼ったデッキは必然的にダメージを負うことになり、確実にダメージを上乗せできる。手札破壊、布告、本体火力にも反応するため、それらが得意な黒や赤では非常に動きづらくなる。もちろんこれ自身を除去しようとした場合でもダメージは誘発する。
また、タッパー等のシステムクリーチャーや各種プレインズウォーカーの忠誠度能力等の起動型能力にも誘発するため、継続的に対象をとるこれらの起動を著しく制限できる。
対象を取るストーム呪文への対策としても有効(ストームは呪文のコピーを生成するので、それらそれぞれに対して発火の力線の能力が誘発する)。対戦相手が苦悶の触手/Tendrils of Agonyやぶどう弾/Grapeshotであなたのライフを奪おうとしても、その対戦相手が先に発火の力線のダメージを受けるため、対戦相手がライフで優位に立っていなければ勝負を決められない。これまで赤単色で対処の難しかった状況に対処でき、エターナル環境でも出番が見込める。
初期手札にあった場合に強力なのは言うまでもないが、素出ししても遅すぎなければ元を取れる見込みはあり、2枚目以降も腐らないため、力線特有の使いづらさはあまり目立たない。ただし、打ち消しや全体除去には誘発してくれず、緑ではそもそも誘発する呪文が無いということもあるので、やはり相手を選ぶサイドボード向け。
- ゲーム開始時の手札から戦場に出す能力のルールは力線を参照。
- 誘発条件については対象#対象になるたびを参照。
- 「あなたや1つ以上のパーマネントが対象になる」ことが条件のため、トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trestと違い単独の呪文や能力があなたや複数のパーマネントを対象に取っても、能力は1回しか誘発しない。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
基本セット2020の力線サイクル。ゲーム開始時の手札にあると直接戦場に出せるエンチャント。3枚が再録で2枚が新規カード。稀少度はレア。
- 神聖の力線/Leyline of Sanctity
- 予期の力線/Leyline of Anticipation
- 虚空の力線/Leyline of the Void
- 発火の力線/Leyline of Combustion
- 豊穣の力線/Leyline of Abundance