タルモゴイフ/Tarmogoyf

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2008年3月17日 (月) 00:10時点における59.146.236.111 (トーク) - whois による版
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Tarmogoyf / タルモゴイフ (1)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)

タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。

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未来予知で登場したルアゴイフ。他のルアゴイフ同様、墓地にあるカードを参照するが、これはそのカード・タイプの数によってサイズが決定される。そのため、事実上無制限に強化できる他のルアゴイフとは異なり、サイズに限界(現在は8/9)が存在する。

登場した当初はあまり注目されていなかったが、トーナメントの結果などからそのコスト・パフォーマンスと汎用性の高さが広く認知されるようになり、現在(~モーニングタイド)ではフォーマットを問わず多くのデッキに投入されている。

目次

特徴

他のルアゴイフのように、特定のカード・タイプであるカードが何枚墓地にあるかを参照するわけではないため、相手デッキを問わず、また特に自分のデッキ構成を工夫しなくても、ある程度サイズを上げることができる。当然、(墓地に落としやすいインスタントソーサリーに加えて)パーマネントを効率よく墓地に置けるようにデッキ構成を工夫すれば、さらに強化の速度を上げることができる。

マナ・コストが低く、ゲームの極めて早い段階からプレイすることができる上、その能力によってターンが進行するにつれてサイズが上がるため、終盤になってもフィニッシャーとして使うことができ、腐ることが少ない。また色拘束が弱いためタッチでも使いやすく、実際、これを投入するためだけににタッチするデッキも少なくない。

他のルアゴイフに比べて墓地対策に強いのも特徴である。すべての墓地を参照するためトーモッドの墓所/Tormod's Cryptなどの効果が低く、もし墓地にカードが無くなったとしてもタフネスが1残る。また、一時的に弱体化させられたとしても、その後、継続的に墓地のカードを消されない限りは、いずれ元のサイズに戻すことができる。

対抗

上述の通り、他のルアゴイフに比べて墓地対策による対策はあまり効果的とはいえない。

消極的な対抗策としては、「自分デッキにもタルモゴイフ/Tarmogoyfを投入する」というものが挙げられる。これは、能力の性質上、すべてのタルモゴイフ/Tarmogoyfのサイズが一致し、またパワーよりもタフネスの方が高いため、強化されないかぎり相手のタルモゴイフ/Tarmogoyfをブロックし続けることができるためである。幸い、タルモゴイフ/Tarmogoyfは色拘束が弱くタッチしやすいため、この方法はどののデッキにとっても現実的な解答といえる。

状況起因効果のチェックは呪文解決後(呪文が墓地に置かれたあと)に行われるため、火力呪文起動コスト生け贄を含む能力による除去を試みる場合には注意が必要である。例えば、墓地にインスタントが存在しないときに1/2のタルモゴイフ/Tarmogoyfを対象としてショック/Shockプレイしても、状況起因効果がチェックされる段階でタルモゴイフ/Tarmogoyfのタフネスは3になっているため、破壊することができない。

利用

時のらせんブロック構築

緑白ゴイフグランプリモントリオール07を制するなど、大きな存在感を見せている。

スタンダード環境

コールドスナップ時のらせんブロックローウィン・ブロック

ローウィンで欠番であったプレインズウォーカーが登場したためサイズの限界が8/9に上がり、未来予知で登場した部族カードも大きく増加したことにより、さらにサイズを上げやすくなった。

エクステンデッドエターナル環境

フェッチランドが多用されるため、スタンダード以上に序盤からの強化を見込むことができ、非常に強力である。スタンダード同様、を含む多くのデッキに投入されている。

フューチャーシフト

このカードフューチャーシフトとして収録された。それは、注釈文に、未来予知が発売された時点では存在しなかったカード・タイプであるプレインズウォーカー(初出はローウィン)の名が記されていたためである。しかし現在のオラクルでは、カード・タイプに関する注釈文を持つ他のカード同様、注釈文自体が削除されている。

その他

関連カード

ルアゴイフ

参考

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