毒カウンター

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**主に[[青]]のカードに見られる[[増殖]]で毒カウンターを増やすことができる。また、[[ミラディン包囲戦]]で[[白]]の、[[新たなるファイレクシア]]で青、[[赤]]の[[感染]]持ちも登場し、全色に毒カウンター関連のカードが登場することになった。
 
**主に[[青]]のカードに見られる[[増殖]]で毒カウンターを増やすことができる。また、[[ミラディン包囲戦]]で[[白]]の、[[新たなるファイレクシア]]で青、[[赤]]の[[感染]]持ちも登場し、全色に毒カウンター関連のカードが登場することになった。
 
*20ライフ減らすところを10個の毒カウンターで済ませられるので、よく「毒カウンター1個は2ダメージに相当する」と言われる。
 
*20ライフ減らすところを10個の毒カウンターで済ませられるので、よく「毒カウンター1個は2ダメージに相当する」と言われる。
**前述の通り、通常のダメージと比べて回復手段が非常に限定的なため、ダメージ以上に効果的なケースも多い。
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**前述の通り、通常のダメージと比べて回復手段が非常に限定的なため、ダメージ以上に効果的なケースも多い。逆に、ライフを減らす手段と併用する意味合いが薄い事が欠点。かといって相手への攻撃手段を毒カウンターのみに頼ると、相手はライフロスのデメリットやコストを19点まで使い放題となる。
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*[[Mark Rosewater]]は、ミラディンの傷跡で感染を収録する際、毒カウンターとライフの差別化ために「毒カウンターは決して取り除けなくする」と言う方針を立てた。だがその後プレイヤーの反応などから「毒を取り除けるようにするかは、検討する必要がある」と言う発言を行い、基本セット2019で陽光浄化者が登場した。
 
*[[Magic: The Gathering for PC]]の最終ボスはライフが非常に多いので、毒カウンターで倒すのも有効な手段の1つ。
 
*[[Magic: The Gathering for PC]]の最終ボスはライフが非常に多いので、毒カウンターで倒すのも有効な手段の1つ。
 
*[[時のらせんブロック]]での復活以前に、一度[[インビテーショナルカード]]で危うく(?)復活しそうになった([[闇の腹心/Dark Confidant]]参照)。
 
*[[時のらせんブロック]]での復活以前に、一度[[インビテーショナルカード]]で危うく(?)復活しそうになった([[闇の腹心/Dark Confidant]]参照)。

2019年4月23日 (火) 03:54時点における版

毒カウンター/Poison Counterは、プレイヤーが得る特殊なカウンター。10個以上の毒カウンターを得たプレイヤーは状況起因処理によって敗北する。


Marsh Viper / マーシュ・バイパー (3)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake)

マーシュ・バイパーがプレイヤー1人にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは毒(poison)カウンターを2個得る。(10個以上の毒カウンターを持っているプレイヤーはこのゲームに敗北する。)

1/2


Glistener Elf / ぎらつかせのエルフ (緑)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)

1/1


Leeches (1)(白)(白)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはすべての毒(poison)カウンターを失う。Leechesはそのプレイヤーにその数と同じ点数のダメージを与える。


目次

解説

ルール

毒カウンターは、プレイヤーが得るカウンターである。いずれかのプレイヤーが10個以上の毒カウンターを得た場合、そのプレイヤーは次に優先権が発生したときに敗北する。これは状況起因処理である。

プレイヤーが1個以上の毒カウンターを持っている場合、そのプレイヤーは「毒を受けている/poisoned」と言う。

毒カウンターに関連したキーワード能力には、有毒感染が存在する。

その他

初出はレジェンド。それからビジョンズまでいくつかの毒カウンター関連のカードが作られていた。しかし10回攻撃通してやっと対戦相手を葬れるようなクリーチャーばかりであり、それだけ攻撃が通るならば通常のクリーチャーで20点のライフ削っても同じこと。クリーチャーとしての性能も高いとは言えず、まともに活躍した毒関係カードはマーシュ・バイパー/Marsh Viperくらいであった。

ウェザーライト以降は毒関係のカードが収録されず、その後長らくこのルールは半ば忘れ去られていたが、時のらせん沼地の蚊/Swamp Mosquitoタイムシフトされて復活。未来予知では新規カードの悪性スリヴァー/Virulent Sliverも登場し、有毒というキーワード能力も作られた。

悪性スリヴァーの活躍は目覚ましく、プロツアーサンディエゴ07双頭巨人戦ブースター・ドラフト)の準決勝で毒カウンターによる決着が発生した。さらにインビテーショナル07においても、悪性スリヴァーとハートのスリヴァー/Heart Sliverによる毒殺システムを組みこんだヴィンテージハルクフラッシュを使用するTiago Chanが見事優勝を飾った。時のらせんブロック構築でも悪性スリヴァーをフル投入したデッキが構築され、それなりの戦果をあげている。

ミラディンの傷跡では感染という毒カウンターに関連したキーワード能力がまた新たに作られ、それ以外の毒カウンター関連のカードも多く収録されている。ミラディンの傷跡ブロックが使用可能な各種フォーマットでは毒殺を狙う感染デッキが一定の戦果を挙げている。

  • ミラディンの傷跡が出る前は、毒カウンターを与えるカードはいずれも、またはアーティファクトのカードであった。
  • 20ライフ減らすところを10個の毒カウンターで済ませられるので、よく「毒カウンター1個は2ダメージに相当する」と言われる。
    • 前述の通り、通常のダメージと比べて回復手段が非常に限定的なため、ダメージ以上に効果的なケースも多い。逆に、ライフを減らす手段と併用する意味合いが薄い事が欠点。かといって相手への攻撃手段を毒カウンターのみに頼ると、相手はライフロスのデメリットやコストを19点まで使い放題となる。
  • Mark Rosewaterは、ミラディンの傷跡で感染を収録する際、毒カウンターとライフの差別化ために「毒カウンターは決して取り除けなくする」と言う方針を立てた。だがその後プレイヤーの反応などから「毒を取り除けるようにするかは、検討する必要がある」と言う発言を行い、基本セット2019で陽光浄化者が登場した。
  • Magic: The Gathering for PCの最終ボスはライフが非常に多いので、毒カウンターで倒すのも有効な手段の1つ。
  • 時のらせんブロックでの復活以前に、一度インビテーショナルカードで危うく(?)復活しそうになった(闇の腹心/Dark Confidant参照)。
  • 2011年4月より、双頭巨人戦ではチームごとに毒カウンターをカウントすることになり、「チームで15個得た場合、そのチームは敗北する」「チームで1つ以上得ている場合、そのチームの各プレイヤーは『毒を受けている』とする」と変更された(参考)。

ミラディンの傷跡以前の毒関係のカード一覧

毒能力を持つクリーチャー

毒能力に関係するその他のカード。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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