血染めの月/Blood Moon
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**[[魂の洞窟/Cavern of Souls]]が戦場に出る際、[[クリーチャー・タイプ]]を選ぶことはない。血染めの月が戦場を離れても、2番目の[[マナ能力]]のマナは何にも使用することはできない。 | **[[魂の洞窟/Cavern of Souls]]が戦場に出る際、[[クリーチャー・タイプ]]を選ぶことはない。血染めの月が戦場を離れても、2番目の[[マナ能力]]のマナは何にも使用することはできない。 |
2017年9月30日 (土) 20:02時点における版
多色地形・非マナ能力を持つ土地のどちらに対しても強烈な妨害となるカード。マナ基盤を多色地形に頼った多色デッキにとってはまさに致命的である。赤マナは豊富に生み出せるため、赤の呪文を妨害することができないのは欠点ではあるが、赤単色デッキが相手でもない限り、たいていは一定以上の効果を発揮してくれるだろう。赤は基本的にエンチャントを破壊できない色であるため、問題になることはかなり少ない。
環境に基本でない土地が多いほどに評価を増す。第9版再録時は、ショックランド、ペインランド、ウルザランドと充実していたため、グルール・ビートなどの赤を使った2色程度のデッキではサイドボードによく採用された。
基本土地をほとんど採用していないデッキも珍しくないモダンやエターナルではさらに評価が高くなる。ドラゴン・ストンピィやブルームーンではキーカードの1つ。
- 第8版を選ぼうでドワーフ鉱夫/Dwarven Minerとの争いに勝利。その第8版において新規イラストで再録。
- 未来予知でこのカードを元にした月の大魔術師/Magus of the Moonが登場した。
- 初収録されたザ・ダークから、再録時にもフレイバー・テキストが一度も変更されていない。
陰鬱な光が見渡すかぎりにあふれ、すべてを深紅に染め上げた。
- 英名の「Blood Moon(ブラッドムーン)」とは我々の現実世界にある実際の月にも見られる自然現象の名称。月と地球の位置関係や大気の状態、および皆既月食などの様々な特殊事象が原因となり、イラストの様な”赤い月・赤色の月”となる。
ルール
- 山になった土地は、山固有の赤マナを生む能力は持つものの、元々持っていた土地タイプおよびルール文章をすべて失う。(CR:305.7)
- デュアルランドなどは山以外の基本土地タイプを失う。
- 門などの土地タイプが意味を持つカードへの妨害にもなる。
- 山になり全てのルール文章を失うことは種類別の第4種による結果であり、社交の達人/Joiner Adeptや地下世界の人脈/Underworld Connectionsなど土地に能力を与える第6種の効果は妨害されることは無い。
- その土地が持つ「戦場に出るに際し、~~する。」「タップ状態で戦場に出る。」などの戦場に出ることに対する置換効果を生み出す常在型能力や、CIP能力やも無効化される。
- アゾリウスの大法官庁/Azorius Chanceryはアンタップ状態で戦場に出て、土地を手札に戻す能力は誘発しない。
- 魂の洞窟/Cavern of Soulsが戦場に出る際、クリーチャー・タイプを選ぶことはない。血染めの月が戦場を離れても、2番目のマナ能力のマナは何にも使用することはできない。
- これは2017年9月のイクサラン発売に伴う総合ルール更新で変更されたルールで、変更前は戦場に出る際の置換効果については血染めの月の効果を無視して適用されていた。
- サブタイプ(土地タイプ)の山は与えるものの、特殊タイプの基本を与えるわけではないので、基本土地にするわけではない。
- 血染めの月を出した状態で灰からの再興/From the Ashesや破滅/Ruinationを唱えた場合、山になっている基本でない土地は破壊される。
- ほかのカード・タイプや特殊タイプを失わせるわけではないので、アーティファクト・土地は依然としてアーティファクトであるし、伝説の土地は依然として伝説のままであるし、またドライアドの東屋/Dryad Arborは緑の1/1クリーチャーである(ただし森ではなく山になる)。
- 戦場以外の領域にある土地カードは、この影響を受けない。
- 変換/ConversionやGlaciers等と併用した場合、互いの効果で全ての基本でない土地は平地となる。
参考
- 土地タイプを変更できるカード
- カード個別評価:ザ・ダーク - アンコモン1
- カード個別評価:第9版 - レア
- カード個別評価:第8版 - レア
- カード個別評価:クロニクル - アンコモン1
- カード個別評価:モダンマスターズ2017 - レア
- カード個別評価:Modern Masters - レア
- Amonkhet Invocations