ラヴニカへの回帰ブロック

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「[[友好色]]→[[対抗色]]」という順序で登場させることも可能であったろうが、意図的に避けられている。友好色・対抗色という概念を無視し、それぞれの[[色の組み合わせ]]をすべて平等に扱うというコンセプトによるものである。
 
「[[友好色]]→[[対抗色]]」という順序で登場させることも可能であったろうが、意図的に避けられている。友好色・対抗色という概念を無視し、それぞれの[[色の組み合わせ]]をすべて平等に扱うというコンセプトによるものである。
*理由について、[[Mark Rosewater]]は自身のコラムで「その色の組み合わせを[[インベイジョン・ブロック]]にすでにやったから」とも述べている([http://mtg-jp.com/reading/mm/003815/ 参考])。また別のコラムで「([[イーブンタイド]]の)最大の誤りは、対抗色混成への転換であった。([[シャドウムーア]]の友好色から)180度転換したことで、プレイヤーはついていけなかった。」とも語っている([http://mtg-jp.com/reading/mm/014242/ 参考])。
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*理由について、[[Mark Rosewater]]は自身のコラムで「その色の組み合わせを[[インベイジョン・ブロック]]にすでにやったから」とも述べている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/investment-part-1-2012-09-03 on Investment, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004196/ あの世界への回帰 その1]</ref>。また別のコラムで「([[イーブンタイド]]の)最大の誤りは、対抗色混成への転換であった。([[シャドウムーア]]の友好色から)180度転換したことで、プレイヤーはついていけなかった。」とも語っている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/rosewater-rumble-2013-03-11 The Rosewater Rumble]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004221/ ローズウォーター・トーナメント]</ref>。
  
 
==プレリリース・トーナメント==
 
==プレリリース・トーナメント==
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*ラヴニカへの回帰ブロックの[[エントリーセット]]は日本語版が発売されていない。なお、[[基本セット2014]]以降再び日本語版も発売されている。
 
*ラヴニカへの回帰ブロックの[[エントリーセット]]は日本語版が発売されていない。なお、[[基本セット2014]]以降再び日本語版も発売されている。
 
*ラヴニカ・ブロックの3セットの頭文字およびラヴニカへの回帰ブロックの3セットの頭文字を取ると、いずれもR―G―Dとなる。
 
*ラヴニカ・ブロックの3セットの頭文字およびラヴニカへの回帰ブロックの3セットの頭文字を取ると、いずれもR―G―Dとなる。
*[[マナ・コスト]]に[[X]]を含むカードがブロック全体で19枚も収録されている。それらの中にはいずれかの[[ギルド/Guild]]と関係のあるカードも存在するが、[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]に関係するカードのみ存在しない。これは意図したものではなく、開発部が[[サイクル]]と認識していなかったためである。([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/247 Absence]/[http://mtg-jp.com/reading/mm/020750/# 存在しないということ])
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*[[マナ・コスト]]に[[X]]を含むカードがブロック全体で19枚も収録されている。それらの中にはいずれかの[[ギルド/Guild]]と関係のあるカードも存在するが、[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]に関係するカードのみ存在しない。これは意図したものではなく、開発部が[[サイクル]]と認識していなかったためである。<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/absence-2013-05-13 Absence]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004229/ 存在しないということ]</ref>これを不完全なサイクルとみなす人たちの要望は多かったという。<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/tell-me-what-you-want-2016-03-07 Tell Me What You Want]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0016593/ おしえてあなたの望むこと]</ref>
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**のちの[[ラヴニカのギルド]]にはセレズニアのX呪文が収録されている。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://mtg-jp.com/reading/mm/0016858/ ストーム値:『ラヴニカ』と『ラヴニカへの回帰』](Making Magic 2015年5月2日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0016858/ ストーム値:『ラヴニカ』と『ラヴニカへの回帰』](Making Magic 2015年5月2日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031008/ 都のおこり](Making Magic 2018年8月27日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031008/ 都のおこり](Making Magic 2018年8月27日)
 
*[[ラヴニカへの回帰ブロック構築]]
 
*[[ラヴニカへの回帰ブロック構築]]

2018年10月4日 (木) 11:39時点における版

ラヴニカへの回帰ブロック/Return to Ravnica blockは、ラヴニカへの回帰ギルド門侵犯ドラゴンの迷路の3つのセットからなるブロック

ラヴニカへの回帰とギルド門侵犯は、それぞれ収録枚数249枚(基本土地除く)の大型エキスパンションである。同一ブロック内に大型エキスパンションがふたつある例は過去に何度かあったが、第1・第2と連続して大型なのは初。2種類の大型エキスパンションを1度のブースター・ドラフトで同時に使用するのも初めてである。

セット名 略号 発売日 セット枚数 製品情報(WotC) カードリスト(Wisdom Guild)
ラヴニカへの回帰/Return to Ravnica RTR 2012年9月29日 274枚 製品情報 カードリスト
ギルド門侵犯/Gatecrash GTC 2013年2月1日 249枚 製品情報 カードリスト
ドラゴンの迷路/Dragon's Maze DGM 2013年5月3日 165枚 製品情報 カードリスト

目次

概要

ラヴニカ・ブロックの舞台であった都市次元ラヴニカ/Ravnicaと10のギルド/Guildが再登場。

ブロック全体のテーマとしては、ラヴニカ・ブロックと同じく多色、特に「2色」。混成カードや、各ギルドがそれぞれ個別のメカニズムを有する点も共通している。ラヴニカ・ブロックの人気サイクルであったショックランドも新規イラスト再録された。

10のギルドの配分がエキスパンションごとに4:3:3であったラヴニカ・ブロックと違い、2つの大型セットにそれぞれ5つのギルドを振り分け、最終セットでは全ギルドのカードを収録するという形を取っている。具体的には以下の通り。

友好色対抗色」という順序で登場させることも可能であったろうが、意図的に避けられている。友好色・対抗色という概念を無視し、それぞれの色の組み合わせをすべて平等に扱うというコンセプトによるものである。

プレリリース・トーナメント

ラヴニカへの回帰とギルド門侵犯のプレリリース・トーナメントでは、ギルドに合わせた5種類の「ギルド・プレリリース・パック」が用意されており、イベント参加者は好きなギルドを選択できる。

ギルド・プレリリース・パックには、通常のブースターパック5個のほかに、「ギルド・ブースター」が1個含まれている。「ギルド・ブースター」はイラスト違いのプレリリース・カードを含むカード15枚が封入されており、これらのカードもシールドデッキ内で使用することができる。選択したギルドと共通する色のカードが多く含まれている「ギルド・ブースター」の存在によりリミテッド初心者でもデッキをスムーズに構築できるほか、普段はプレリリースに使用できないプレリリース・カードを使用できるのが特徴である。

ギルド・プレリリース・パックの封入物

リミテッド

リミテッドの形態は各セットの発売と同時に、「ラヴニカへの回帰×3」→「ギルド門侵犯×3」→「ドラゴンの迷路+ギルド門侵犯+ラヴニカの回帰」と移行する。

代表的な大会

ラヴニカへの回帰

ギルド門侵犯

ドラゴンの迷路+ギルド門侵犯+ラヴニカへの回帰

その他

  • ラヴニカへの回帰ブロックのエントリーセットは日本語版が発売されていない。なお、基本セット2014以降再び日本語版も発売されている。
  • ラヴニカ・ブロックの3セットの頭文字およびラヴニカへの回帰ブロックの3セットの頭文字を取ると、いずれもR―G―Dとなる。
  • マナ・コストXを含むカードがブロック全体で19枚も収録されている。それらの中にはいずれかのギルド/Guildと関係のあるカードも存在するが、セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveに関係するカードのみ存在しない。これは意図したものではなく、開発部がサイクルと認識していなかったためである。[3]これを不完全なサイクルとみなす人たちの要望は多かったという。[4]

参考

  1. on Investment, Part 1/あの世界への回帰 その1
  2. The Rosewater Rumble/ローズウォーター・トーナメント
  3. Absence/存在しないということ
  4. Tell Me What You Want/おしえてあなたの望むこと
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