羽ばたき飛行機械/Ornithopter
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2014年8月3日 (日) 02:53時点における版
アンティキティー初出のアーティファクト・クリーチャー。クリーチャーである0マナアーティファクトの代名詞ともいえる。
タフネスが2あるのでパワー1の飛行クリーチャーを止めることができる。パワーは0だが、回避能力を持っているので、パワーを上げる手段と組み合わせれば、強力なアタッカーになれる。
- 第9版の発売に伴い、飛行機械のクリーチャー・タイプを獲得した。飛行機械のタイプは以前は飛行機械隊/Thopter Squadronから出るトークンにのみ使われていた。
- 初出のアンティキティーではコモンであったが、リバイズドの再録時はアンコモンとして収録。それ以降再録時は一貫してアンコモンとして収録され続けてきたが、基本セット2015で久しぶりにコモンとして収録された。これに伴い、Magic Onlineで初めてコモンとして収録されたため、Pauperでの使用が可能になった。
利用
クリーチャーでもアーティファクトでもあり、何より0マナであるため、昔からいろいろなコンボデッキやアーティファクト主体のデッキで採用されてきた。以下は利用方法の一例。
- アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarで生け贄に捧げ、永劫の輪廻/Enduring Renewalで手札に戻してを繰り返し無限マナ。
- 卑怯/Cowardiceと手甲/Shukoで無限サイクル。あとはストームでも。
- 唱えた後に撤収/Retractしてまた唱えなおしてストームを稼ぐ。
- クリーチャーもしくはアーティファクトが戦場に出るたび誘発する能力を持つカードと組み合わせる。
- トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyから出るマナを手軽に増やす。
ミラディンに再録されてからは、親和デッキで親和を稼げるアーティファクトであり回避能力を持つ軽いクリーチャーとして、電結の荒廃者/Arcbound Ravagerや頭蓋囲い/Cranial Platingと組み合わせてアタッカーとして活躍している。親和デッキが衰退してからは忍者デッキの忍術の種になっている(→エラヨウ忍者)。
その他
- 0マナで戦場に留まり攻撃に参加できるアーティファクト・クリーチャーは、他にはビジョンズで登場したファイレクシアの歩行機械/Phyrexian Walker(0/3)と、ミラディンの傷跡で登場したメムナイト/Memnite(1/1)のみ。それらと比べ、羽ばたき飛行機械は飛行持ちなのが強みである。
- 日本では一般的に「オーニソプター」と読まれるが、発音は「オーナソプター」くらいが近い。
参考
- Ornithopters! (Daily MTG、Magic Arcana、英語)
- 0マナカード
- カード個別評価:ミラディン - アンコモン
- カード個別評価:アンティキティー - コモン4
- カード個別評価:基本セット2015 - コモン
- カード個別評価:基本セット2011 - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2010 - アンコモン
- カード個別評価:第10版 - アンコモン
- カード個別評価:第9版 - アンコモン
- カード個別評価:第6版 - アンコモン
- カード個別評価:第5版 - アンコモン
- カード個別評価:第4版 - アンコモン
- カード個別評価:リバイズド - アンコモン