啓発のジン/Djinn Illuminatus
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− | + | *[[花盛りの春/Vernal Bloom]]などから普通にポンと出せば[[巨大化/Giant Growth]]1枚で殴り殺せてしまうことも。 | |
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− | + | **[[タイタンの契約/Pact of the Titan]]と[[熱情/Fervor]]や[[伏魔殿/Pandemonium]]を組み合わせ、そのターン内で[[勝利]]するのが有力か。 | |
− | *[[ | + | **他には後世のカードになるが、タイタンの契約に[[無限の日時計/Sundial of the Infinite]]を組み合わせるという手もある<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/lab/time-time-2012-09-24 A Time At A Time](From the Lab [[2012年]]9月24日 [[Noel deCordova]]著)</ref>。1ターン失うものの、上記の熱情や伏魔殿とは異なり、タイタンの契約による[[トークン]]が[[除去]]されたり[[ダメージ]]を[[軽減]]された場合でも敗北を回避できるというメリットがある。 |
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*[[イゼットのギルド魔道士/Izzet Guildmage]]との能力の微妙な違いに注意。 | *[[イゼットのギルド魔道士/Izzet Guildmage]]との能力の微妙な違いに注意。 | ||
− | * | + | *[[ギルドパクト]]の[[プレリリース・カード]]として[[イラスト]]違いのプレミアム・カードが配布された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/guildpact-prerelease-card-2006-01-10 Guildpact Prerelease Card](Arcana [[2006年]]1月10日 [[Wizards of the Coast]]著)</ref>。 |
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+ | *[[マナ・コスト]]に[[X]]を含む呪文を複製する場合、その複製コストは[[唱える]]時に決めたXの値と同じになる。({{CR|107.3h}}) | ||
+ | *[[追加コスト]]を支払って唱えた呪文であっても、それの複製コストは追加コストを支払ってない場合と変わらない。その場合に複製によって作られる[[コピー]]は「追加コストを支払った呪文」のコピーになるため、[[キッカー]]や[[双呪]]、[[連繋]]などの追加コストを支払って呪文を強化する能力とは相性が良い。 | ||
+ | **例えば、[[溶岩の撃ち込み/Lava Spike]]に[[氷河の光線/Glacial Ray]]を[[連繋]]させた場合、複製コストは(赤)である。複製によって作られるコピーは、氷河の光線の[[ルール文章]]が追加された溶岩の打ち込みになる。 | ||
+ | *唱えている最中に([[呪文]]のコストとして[[生け贄に捧げる]]などして)これが戦場を離れた場合、複製コストを支払っても複製能力は[[誘発]]しないので注意(複製の[[誘発条件]]は「唱えたとき」である。唱えるのを完了する前に戦場を離れたら、誘発前に複製能力を持たなくなる)。 | ||
+ | ==脚注== | ||
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==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[コピーカード]] |
+ | *[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[レア]] |
2022年5月19日 (木) 04:20時点における最新版
Djinn Illuminatus / 啓発のジン (5)(青/赤)(青/赤)
クリーチャー — ジン(Djinn)
クリーチャー — ジン(Djinn)
((青/赤)は(青)でも(赤)でも支払うことができる。)
飛行
あなたが唱える各インスタント呪文と各ソーサリー呪文は複製を持つ。その複製コストは、その呪文のマナ・コストに等しい。(あなたがそれを唱えるとき、あなたがその複製コストを支払った回数1回につき、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。)
インスタントやソーサリーを複製できるクリーチャー。能力自体は非常に強力で、ある程度のマナさえ準備できれば、ショック/Shockやブーメラン/Boomerangでさえもエンドカードになり得る。
これ自体のマナ・コストの重さを克服したい所だが、煮えたぎる歌/Seething Songに代表される一時的なマナ加速では、次のターンに複製用のマナが準備できない。複製を十分に活かすには、マナ・アーティファクトや併合/Annexなどを使った恒久的なマナ加速を利用したい。ラヴニカ・ブロックには印鑑に代表されるマナ・アーティファクトが豊富に存在するため、その意味では恵まれている。
- 花盛りの春/Vernal Bloomなどから普通にポンと出せば巨大化/Giant Growth1枚で殴り殺せてしまうことも。
- 暗黒の儀式/Dark Ritualがかなりの効率に。お手軽に今出せる黒マナの3倍が溜まる。
- 未来予知の契約サイクルとは微妙なシナジーを形成する。無限に複製が作れるが、複製した分だけ次のアップキープに支払うマナも増える上、どの契約もその場で勝利に直結するものではないので、そのままではむしろ敗北する。
- タイタンの契約/Pact of the Titanと熱情/Fervorや伏魔殿/Pandemoniumを組み合わせ、そのターン内で勝利するのが有力か。
- 他には後世のカードになるが、タイタンの契約に無限の日時計/Sundial of the Infiniteを組み合わせるという手もある[1]。1ターン失うものの、上記の熱情や伏魔殿とは異なり、タイタンの契約によるトークンが除去されたりダメージを軽減された場合でも敗北を回避できるというメリットがある。
- イゼットのギルド魔道士/Izzet Guildmageとの能力の微妙な違いに注意。
- ギルドパクトのプレリリース・カードとしてイラスト違いのプレミアム・カードが配布された[2]。
[編集] ルール
- マナ・コストにXを含む呪文を複製する場合、その複製コストは唱える時に決めたXの値と同じになる。(CR:107.3h)
- 追加コストを支払って唱えた呪文であっても、それの複製コストは追加コストを支払ってない場合と変わらない。その場合に複製によって作られるコピーは「追加コストを支払った呪文」のコピーになるため、キッカーや双呪、連繋などの追加コストを支払って呪文を強化する能力とは相性が良い。
- 例えば、溶岩の撃ち込み/Lava Spikeに氷河の光線/Glacial Rayを連繋させた場合、複製コストは(赤)である。複製によって作られるコピーは、氷河の光線のルール文章が追加された溶岩の打ち込みになる。
- 唱えている最中に(呪文のコストとして生け贄に捧げるなどして)これが戦場を離れた場合、複製コストを支払っても複製能力は誘発しないので注意(複製の誘発条件は「唱えたとき」である。唱えるのを完了する前に戦場を離れたら、誘発前に複製能力を持たなくなる)。
[編集] 脚注
- ↑ A Time At A Time(From the Lab 2012年9月24日 Noel deCordova著)
- ↑ Guildpact Prerelease Card(Arcana 2006年1月10日 Wizards of the Coast著)