ジャイルーダ・コンボ

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'''ジャイルーダ・コンボ''' (''Gyruda Combo'') は、[[深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths]][[キーカード]]に据えた[[コンボデッキ]]の総称。[[イコリア:巨獣の棲処]]参入後の様々な[[フォーマット]]に存在する。
 
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'''ジャイルーダ・コンボ''' (''Gyruda Combo'') は、[[イコリア:巨獣の棲処]]参入後の[[レガシー]]環境に存在する[[青単色デッキ|青単]][[コンボデッキ]]。デッキ名はキーカードの[[深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths]]から。
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相棒の性質上、ジャイルーダを唱えるための6[[マナ]]さえ出ればどこからでも[[コンボ]]が始まるため、5回[[マリガン]]をしても初手にライオンの瞳のダイアモンドが2枚あればそれだけで[[1ターンキル]]が成立する。一方、コンボの都合上[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]要素をほぼもてない。
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充分な[[マナ]]さえあればジャイルーダ1枚から始動できる[[コンボ]]であるにもかかわらず、相棒能力によりそのジャイルーダを確実に唱えられるのが最大の特長。一方でジャイルーダの相棒条件に加え、デッキの大半が[[コンボパーツ]]で占められる都合上、[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]要素はあまり採用できない。
  
==サンプルリスト==
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* 2020年6月の[[相棒]]のルール変更以前は様々なフォーマットで猛威を振るい、盛んに研究されたが、同ルール変更後はその影響が極めて大きかったことから、多くの環境で急速に[[メタゲーム]]上の立ち位置を失った。
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*ジャイルーダを[[コピー]]している灯の分身をクローンでコピーしたなら、そのクローンは[[伝説の|伝説]]でないジャイルーダのコピーとなる。[[灯の分身/Spark Double#ルール]]も参照。
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[[スタンダード]]では瞬殺[[コンボ]]を決めるのは難しいが、[[深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths]]による連鎖で盤面を制圧するだけでも強力であり、それを狙う[[デッキ]]が存在している。主に[[緑白青]]で組まれる。
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]+[[テーロス還魂記]]+[[イコリア:巨獣の棲処]])
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**Pioneer Super Qualifier #12138020 on 04/17/2020 ベスト4([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pioneer-super-qualifier-2020-04-18 参考])
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**使用者:Slatorade
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*[[フォーマット]]
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相棒メカニズムと[[魂の洞窟/Cavern of Souls]]による高い安定性と、各種[[マナ加速]]によるキル[[ターン]]の早さが大きな強み。特にライオンの瞳のダイアモンドは最重要で、[[マリガン]]を積極的に行ってこれを探しにいくのが基本となる。たとえ5回マリガンをしても[[ゲーム開始時の手札]]にライオンの瞳のダイアモンドが2枚あれば、それだけで[[1ターンキル]]が成立する。
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*備考
 
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**Legacy Challenge #12138049 on 04/18/2020 ベスト4([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/legacy-challenge-2020-04-19 参考])
 
**Legacy Challenge #12138049 on 04/18/2020 ベスト4([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/legacy-challenge-2020-04-19 参考])
 
**使用者:sora1248
 
**使用者:sora1248
 
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**[[レガシー]](〜[[イコリア:巨獣の棲処]])
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2023年10月8日 (日) 02:16時点における最新版

ジャイルーダ・コンボ (Gyruda Combo) は、深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depthsキーカードに据えたコンボデッキの総称。イコリア:巨獣の棲処参入後の様々なフォーマットに存在する。

目次

[編集] 概要


Gyruda, Doom of Depths / 深海の破滅、ジャイルーダ (4)(青/黒)(青/黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon) クラーケン(Kraken)

相棒 ― あなたの開始時のデッキに、マナ総量が偶数のカードのみが入っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
深海の破滅、ジャイルーダが戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれカードを4枚切削する。その切削されたカードの中から、マナ総量が偶数のクリーチャー・カード1枚をあなたのコントロール下で戦場に出す。

6/6


Spark Double / 灯の分身 (3)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)

あなたは灯の分身を、これがクリーチャーであるなら+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出ることと、これがプレインズウォーカーであるなら忠誠(loyalty)カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出ることと、それが伝説ではないことを除き、あなたがコントロールしているクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体のコピーとして戦場に出してもよい。

0/0

マナ加速から早いターン相棒深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths唱え、そのETB能力誘発させる。2枚目以降のジャイルーダか、クローン/Cloneの亜種か、明滅能力持ちがめくれれば、ジャイルーダのETB能力を再び誘発させることができる。これを繰り返してライブラリーを掘り進め、レジェンド・ルールを回避できる灯の分身/Spark Doubleなどを駆使して戦場に大量のクリーチャーを並べるのが基本戦略。

充分なマナさえあればジャイルーダ1枚から始動できるコンボであるにもかかわらず、相棒能力によりそのジャイルーダを確実に唱えられるのが最大の特長。一方でジャイルーダの相棒条件に加え、デッキの大半がコンボパーツで占められる都合上、コントロール要素はあまり採用できない。

  • 2020年6月の相棒のルール変更以前は様々なフォーマットで猛威を振るい、盛んに研究されたが、同ルール変更後はその影響が極めて大きかったことから、多くの環境で急速にメタゲーム上の立ち位置を失った。
  • ジャイルーダをコピーしている灯の分身をクローンでコピーしたなら、そのクローンは伝説でないジャイルーダのコピーとなる。灯の分身/Spark Double#ルールも参照。

[編集] ラヴニカのギルド~基本セット2021期

スタンダードでは瞬殺コンボを決めるのは難しいが、深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depthsによる連鎖で盤面を制圧するだけでも強力であり、それを狙うデッキが存在している。主に緑白青で組まれる。


Thassa, Deep-Dwelling / 深海住まいのタッサ (3)(青)
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)

破壊不能
あなたの青への信心が5未満であるかぎり、深海住まいのタッサはクリーチャーではない。
あなたの終了ステップの開始時に、他の、あなたがコントロールしているクリーチャー最大1体を対象とし、それを追放する。その後、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
(3)(青):他のクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。

6/5


Luminous Broodmoth / 光明の繁殖蛾 (2)(白)(白)
クリーチャー — 昆虫(Insect)

飛行
あなたがコントロールしていて飛行を持たないクリーチャーが1体死亡するたび、それをオーナーのコントロール下で飛行カウンターが1個置かれた状態で戦場に戻す。

3/4

楽園のドルイド/Paradise Druid成長のらせん/Growth Spiralなどのマナ加速により、4ターン目にジャイルーダを唱えることを目指す。ETB能力灯の分身/Spark Doubleがめくれれば、単純にそれだけで6/6と7/7が並び、さらにもう一度ETB能力が誘発する。魅力的な王子/Charming Prince深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwellingがめくれれば、終了ステップにETB能力を再使用できる。光明の繁殖蛾/Luminous Broodmothがめくれれば、のちにレジェンド・ルール全体除去などで墓地に送られたジャイルーダを戦場戻すことができる。

[編集] サンプルリスト

Gyruda Combo [1]
土地 (26)
4 繁殖池/Breeding Pool
1 寓話の小道/Fabled Passage
3 森/Forest
4 神聖なる泉/Hallowed Fountain
2 島/Island
1 平地/Plains
4 寺院の庭/Temple Garden
2 啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment
3 神秘の神殿/Temple of Mystery
2 豊潤の神殿/Temple of Plenty
クリーチャー (27)
4 魅力的な王子/Charming Prince
2 夢さらい/Dream Trawler
4 精鋭護衛魔道士/Elite Guardmage
3 深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths
2 光明の繁殖蛾/Luminous Broodmoth
4 楽園のドルイド/Paradise Druid
4 灯の分身/Spark Double
4 深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling
呪文 (7)
2 移動経路/Migration Path
4 成長のらせん/Growth Spiral
1 狼柳の安息所/Wolfwillow Haven
サイドボード (15)
1 深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths
3 霊気の疾風/Aether Gust
3 運命を紡ぐ者/Destiny Spinner
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
2 ガラスの棺/Glass Casket
2 巨大猿、コグラ/Kogla, the Titan Ape
2 自然への回帰/Return to Nature


[編集] パイオニア

パイオニアにも存在する。主に緑青で組まれる。


Clever Impersonator / 賢いなりすまし (2)(青)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

あなたは賢いなりすましを、戦場に出ているいずれかの土地でないパーマネントのコピーとして戦場に出してもよい。

0/0


Dragonlord Kolaghan / 龍王コラガン (4)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)

飛行、速攻
あなたがコントロールする他のクリーチャーは速攻を持つ。
対戦相手が、自分の墓地にあるいずれかのカードと同じ名前を持つ、クリーチャー呪文かプレインズウォーカー呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーは10点のライフを失う。

6/5

クローン/Cloneの亜種を大量に搭載した構成となる。これらで深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of DepthsETB能力を何度も連鎖させて灯の分身/Spark Doubleをめくり、さらにジャイルーダをコピーした灯の分身のコピーを並べていく。龍王コラガン/Dragonlord Kolaghanがめくれれば、全体速攻付与によりそのターン中に勝負を決めることもできる。

[編集] サンプルリスト

Gyruda Combo [2]
土地 (23)
2 霊気拠点/Aether Hub
4 繁殖池/Breeding Pool
1 森/Forest
4 光輝の泉/Radiant Fountain
4 神秘の神殿/Temple of Mystery
4 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
4 ザルファーの虚空/Zhalfirin Void
クリーチャー (35)
4 もう一人の自分/Altered Ego
4 賢いなりすまし/Clever Impersonator
4 クローン/Clone
2 龍王コラガン/Dragonlord Kolaghan
3 深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths
4 楽園のドルイド/Paradise Druid
2 前駆ミミック/Progenitor Mimic
4 灯の分身/Spark Double
4 森の女人像/Sylvan Caryatid
4 多面相の侍臣/Vizier of Many Faces
呪文 (2)
2 狼柳の安息所/Wolfwillow Haven
サイドボード (15)
1 深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths
2 一瞬/Blink of an Eye
4 減衰球/Damping Sphere
4 地下牢の霊/Dungeon Geists
4 難題の予見者/Thought-Knot Seer


[編集] レガシー

レガシーでは相棒メカニズムと相性抜群のライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondの存在から、極めて強力なデッキとなっていたが、相棒のルール変更(パワーレベルエラッタ)により、弱体化を余儀なくされた。


Lion's Eye Diamond / ライオンの瞳のダイアモンド (0)
アーティファクト

あなたの手札を捨てる,ライオンの瞳のダイアモンドを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。起動はインスタントとしてのみ行う。



Sakashima the Impostor / 騙り者、逆嶋 (2)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)

あなたは「騙り者、逆嶋は、それの名前が《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》のままであり、それがそれの他のタイプに加えて伝説であり、それが『(2)(青)(青):次の終了ステップの開始時に、このクリーチャーをオーナーの手札に戻す。』を持つことを除いて、戦場に出ているクリーチャー1体のコピーとして戦場に出る」ことを選んでもよい。

3/1

クローン/Cloneの亜種としては灯の分身/Spark Doubleに加え、レジェンド・ルールを回避できる騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostorを使用できる。また明滅能力持ちとしては、即効性のある修復の天使/Restoration Angelを使用できる。これにより、深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths唱えさえすれば高確率で充分な打点クリーチャーが並び、龍王コラガン/Dragonlord Kolaghanでフィニッシュとなる。

相棒メカニズムと魂の洞窟/Cavern of Soulsによる高い安定性と、各種マナ加速によるキルターンの早さが大きな強み。特にライオンの瞳のダイアモンドは最重要で、マリガンを積極的に行ってこれを探しにいくのが基本となる。たとえ5回マリガンをしてもゲーム開始時の手札にライオンの瞳のダイアモンドが2枚あれば、それだけで1ターンキルが成立する。

[編集] サンプルリスト

Gyruda Combo [3]
土地 (16)
4 古えの墳墓/Ancient Tomb
4 魂の洞窟/Cavern of Souls
4 裏切り者の都/City of Traitors
4 島/Island
クリーチャー (28)
4 もう一人の自分/Altered Ego
3 龍王コラガン/Dragonlord Kolaghan
3 深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths
2 幻影の像/Phantasmal Image
1 ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
4 前駆ミミック/Progenitor Mimic
3 修復の天使/Restoration Angel
4 騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor
4 灯の分身/Spark Double
呪文 (16)
4 金属モックス/Chrome Mox
4 厳かなモノリス/Grim Monolith
4 ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond
4 水蓮の花びら/Lotus Petal
サイドボード (15)
3 活性の力/Force of Vigor
1 深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths
3 予期の力線/Leyline of Anticipation
4 生命の力線/Leyline of Lifeforce
2 精神壊しの罠/Mindbreak Trap
2 否定の契約/Pact of Negation


[編集] 参考

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