ジャイルーダ・コンボ
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ジャイルーダ・コンボ (Gyruda Combo) は、深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depthsをキーカードに据えたコンボデッキの総称。イコリア:巨獣の棲処参入後の様々なフォーマットに存在する。
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[編集] 概要
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon) クラーケン(Kraken)
相棒 ― あなたの開始時のデッキに、マナ総量が偶数のカードのみが入っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
深海の破滅、ジャイルーダが戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれカードを4枚切削する。その切削されたカードの中から、マナ総量が偶数のクリーチャー・カード1枚をあなたのコントロール下で戦場に出す。
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)
あなたは灯の分身を、これがクリーチャーであるなら+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出ることと、これがプレインズウォーカーであるなら忠誠(loyalty)カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出ることと、それが伝説ではないことを除き、あなたがコントロールしているクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体のコピーとして戦場に出してもよい。
0/0マナ加速から早いターンに相棒の深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depthsを唱え、そのETB能力を誘発させる。2枚目以降のジャイルーダか、クローン/Cloneの亜種か、明滅能力持ちがめくれれば、ジャイルーダのETB能力を再び誘発させることができる。これを繰り返してライブラリーを掘り進め、レジェンド・ルールを回避できる灯の分身/Spark Doubleなどを駆使して戦場に大量のクリーチャーを並べるのが基本戦略。
充分なマナさえあればジャイルーダ1枚から始動できるコンボであるにもかかわらず、相棒能力によりそのジャイルーダを確実に唱えられるのが最大の特長。一方でジャイルーダの相棒条件に加え、デッキの大半がコンボパーツで占められる都合上、コントロール要素はあまり採用できない。
- 2020年6月の相棒のルール変更以前は様々なフォーマットで猛威を振るい、盛んに研究されたが、同ルール変更後はその影響が極めて大きかったことから、多くの環境で急速にメタゲーム上の立ち位置を失った。
- ジャイルーダをコピーしている灯の分身をクローンでコピーしたなら、そのクローンは伝説でないジャイルーダのコピーとなる。灯の分身/Spark Double#ルールも参照。
[編集] ラヴニカのギルド~基本セット2021期
スタンダードでは瞬殺コンボを決めるのは難しいが、深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depthsによる連鎖で盤面を制圧するだけでも強力であり、それを狙うデッキが存在している。主に緑白青で組まれる。
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの青への信心が5未満であるかぎり、深海住まいのタッサはクリーチャーではない。
あなたの終了ステップの開始時に、他の、あなたがコントロールしているクリーチャー最大1体を対象とし、それを追放する。その後、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
(3)(青):他のクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
クリーチャー — 昆虫(Insect)
飛行
あなたがコントロールしていて飛行を持たないクリーチャーが1体死亡するたび、それをオーナーのコントロール下で飛行カウンターが1個置かれた状態で戦場に戻す。
楽園のドルイド/Paradise Druidや成長のらせん/Growth Spiralなどのマナ加速により、4ターン目にジャイルーダを唱えることを目指す。ETB能力で灯の分身/Spark Doubleがめくれれば、単純にそれだけで6/6と7/7が並び、さらにもう一度ETB能力が誘発する。魅力的な王子/Charming Princeや深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwellingがめくれれば、終了ステップにETB能力を再使用できる。光明の繁殖蛾/Luminous Broodmothがめくれれば、のちにレジェンド・ルールや全体除去などで墓地に送られたジャイルーダを戦場に戻すことができる。
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[編集] パイオニア
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
あなたは賢いなりすましを、戦場に出ているいずれかの土地でないパーマネントのコピーとして戦場に出してもよい。
0/0伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
あなたがコントロールする他のクリーチャーは速攻を持つ。
対戦相手が、自分の墓地にあるいずれかのカードと同じ名前を持つ、クリーチャー呪文かプレインズウォーカー呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーは10点のライフを失う。
クローン/Cloneの亜種を大量に搭載した構成となる。これらで深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of DepthsのETB能力を何度も連鎖させて灯の分身/Spark Doubleをめくり、さらにジャイルーダをコピーした灯の分身のコピーを並べていく。龍王コラガン/Dragonlord Kolaghanがめくれれば、全体速攻付与によりそのターン中に勝負を決めることもできる。
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[編集] レガシー
レガシーでは相棒メカニズムと相性抜群のライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondの存在から、極めて強力なデッキとなっていたが、相棒のルール変更(パワーレベルエラッタ)により、弱体化を余儀なくされた。
アーティファクト
あなたの手札を捨てる,ライオンの瞳のダイアモンドを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。起動はインスタントとしてのみ行う。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
あなたは「騙り者、逆嶋は、それの名前が《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》のままであり、それがそれの他のタイプに加えて伝説であり、それが『(2)(青)(青):次の終了ステップの開始時に、このクリーチャーをオーナーの手札に戻す。』を持つことを除いて、戦場に出ているクリーチャー1体のコピーとして戦場に出る」ことを選んでもよい。
3/1クローン/Cloneの亜種としては灯の分身/Spark Doubleに加え、レジェンド・ルールを回避できる騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostorを使用できる。また明滅能力持ちとしては、即効性のある修復の天使/Restoration Angelを使用できる。これにより、深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depthsを唱えさえすれば高確率で充分な打点のクリーチャーが並び、龍王コラガン/Dragonlord Kolaghanでフィニッシュとなる。
相棒メカニズムと魂の洞窟/Cavern of Soulsによる高い安定性と、各種マナ加速によるキルターンの早さが大きな強み。特にライオンの瞳のダイアモンドは最重要で、マリガンを積極的に行ってこれを探しにいくのが基本となる。たとえ5回マリガンをしてもゲーム開始時の手札にライオンの瞳のダイアモンドが2枚あれば、それだけで1ターンキルが成立する。
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Gyruda Combo [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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