宝石の洞窟/Gemstone Caverns

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*後攻であることを参照するカードは長らくこれのみであったが、[[2021年|15年後]]には[[MTGアリーナ]]専用カードではあるものの[[見捨てられた交差路/Forsaken Crossroads]]([[アルケミー:イニストラード]])が登場した。
 
*後攻であることを参照するカードは長らくこれのみであったが、[[2021年|15年後]]には[[MTGアリーナ]]専用カードではあるものの[[見捨てられた交差路/Forsaken Crossroads]]([[アルケミー:イニストラード]])が登場した。
**[[構築]]で使用できないものを含めれば[[Mystery Booster#R&D Playtest cards|R&D Playtest cards]]の[[Patient Turtle]]も存在する。
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**[[構築]]で使用できないものを含めれば[[Mystery Booster#R&D Playtest cards|R&D Playtest cards]]の[[Patient Turtle (playtest)]]も存在する。
 
*[http://web.archive.org/web/20100528144042/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/maki/20070126/index.html 伝説のプレイングミス]が発生した。
 
*[http://web.archive.org/web/20100528144042/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/maki/20070126/index.html 伝説のプレイングミス]が発生した。
 
*ちなみに、一般的な60枚編成のデッキにおいてこれが[[初期手札]]に来る確率は下記の通り。4枚入れても初期手札に来ない確率のほうが高い。
 
*ちなみに、一般的な60枚編成のデッキにおいてこれが[[初期手札]]に来る確率は下記の通り。4枚入れても初期手札に来ない確率のほうが高い。
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*このカードの効果でなくとも、運勢カウンターを[[置く]]ことができれば好きな色のマナを生み出すことができる。
 
*このカードの効果でなくとも、運勢カウンターを[[置く]]ことができれば好きな色のマナを生み出すことができる。
 
**これと[[偶然の出合い/Chance Encounter]]を共に[[クリーチャー化]]して、[[命運の転送/Fate Transfer]]で偶然の出合いから運勢カウンターを移動することで実現できる。
 
**これと[[偶然の出合い/Chance Encounter]]を共に[[クリーチャー化]]して、[[命運の転送/Fate Transfer]]で偶然の出合いから運勢カウンターを移動することで実現できる。
**[[銀枠]]ありならば[[Giant Fan]]や[[ノームの力で/By Gnome Means]]を使うとよい。
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**[[アン・カード]]ありならば[[Giant Fan]]や[[ノームの力で/By Gnome Means]]を使うとよい。
 
*運勢カウンターが乗っている間は、無色マナを出すことはできなくなる。
 
*運勢カウンターが乗っている間は、無色マナを出すことはできなくなる。
 
*カードを追放するのは、[[コスト]]ではない。[[マリガン]]や他の[[力線]]などで手札にカードが無いのであれば、ただ戦場に出すだけである。
 
*カードを追放するのは、[[コスト]]ではない。[[マリガン]]や他の[[力線]]などで手札にカードが無いのであれば、ただ戦場に出すだけである。
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*[[カード個別評価:時のらせん]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:時のらせん]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]] - [[神話レア]]([[指輪物語:中つ国の伝承#『王国と遺物』ボックストッパー/Realms and Relic Box Topper|王国と遺物]])

2024年2月21日 (水) 21:26時点における版


Gemstone Caverns / 宝石の洞窟
伝説の土地

宝石の洞窟があなたのゲーム開始時の手札にあり、かつあなたが開始プレイヤーでないなら、あなたはそれが運勢(luck)カウンターを1個置いて戦場に出ている状態でゲームを開始してもよい。そうしたなら、あなたの手札にあるカード1枚を追放する。
(T):(◇)を加える。宝石の洞窟に運勢カウンターが置かれているなら、代わりに好きな色1色のマナ1点を加える。


無色マナ1点しか生み出さない伝説の土地。だがこれがゲーム開始時の手札にあり後攻であるなら、戦場に出した状態でゲームを開始しつつ5色土地になる。そうしたなら手札カードを1枚追放するため、モックス・ダイアモンド/Mox Diamond金属モックス/Chrome Moxに近いマナ加速と言える。

伝説なので、4枚投入すれば腐るおそれがある。しかし1枚入れただけでは条件を満たす確率は低い。仮に条件を満たしてもハンド・アドバンテージは失うため、デッキの向き不向きが激しい。そういったディスアドバンテージが気にならない瞬殺コンボデッキに利用されることが多い。特に金属モックスを利用できない超起源系デッキでは貴重なマナ加速となる。

後攻で対戦相手の第1ターンに好きなマナが出せる点が特徴的(これまではエルフの指導霊/Elvish Spirit Guide4枚から召喚の調べ/Chord of Calling経由でクローサの旅人/Krosan Wayfarerブラッド・ペット/Blood Petなどを用いたりするしかなかった)。このことにより、エターナルで自分の第1ターンより前に勝利する0ターンキルも理論上可能になった。

モダンにおいてはウギンの目/Eye of Ugin禁止前の青赤エルドラージデッキにおいて1枚挿しされた。後攻時のマナ加速はもちろんのこと、たとえ初期手札になかったり先攻だったとしても貴重な無色マナを出せる強みがある。

0枚 1枚 2枚 3枚 4枚
デッキに1枚 88.3% 11.7%
デッキに2枚 77.8% 21.0% 1.2%
デッキに3枚 68.4% 28.2% 3.3% 0.1%
デッキに4枚 60.1% 33.6% 5.9% 0.4% 0.007%

ルール

インビテーショナルカード

時のらせんに収録されているインビテーショナルカードインビテーショナル05に関しては、優勝者であるTerry Soh氏原案のラクドスの穴開け魔道士/Rakdos Augermageディセンションに収録されているが、こちらは参加者が大会前に提出したカード案で一般投票を行い、1位だったものがカード化したもの。原案を出したのは藤田剛史

インビテーショナルカード初の非クリーチャー・カードである。原案は以下のものであった。


非公式/非実在カード

不幸者の楽園/Unluckyman's Paradise
土地

Unluckyman's Paradiseがあなたのゲーム開始時の手札にあり、かつあなたが先攻でない場合、あなたはそれが場に出ている状態でゲームを開始してもよい。そうした場合、それは運勢(luck)カウンターが1個置かれた状態で場に出る。
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。この能力はUnluckyman's Paradiseの上に運勢カウンターが乗っている時にしかプレイできない。


印刷されたバージョンと違い手札を1枚追放するデメリットが無く、しかも伝説の土地でない。手放しで4枚積みでき、カード・アドバンテージも失わないわけだから(むしろ後攻であることがメリットになる)、そのままだと(少なくとも製品版に比べ)非常に強力なカードであったと言える。

  • 今から見ると力線と類似の能力ではあるが、これがデザインされた当時にはまだ力線は登場はおろか発表すらされていなかった。

参考

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