Giant Fan
提供:MTG Wiki
Giant Fan (4)
アーティファクト
アーティファクト
(2),(T):カウンター1つを対象とする。それをあるカードから別のカードに移動させる。2枚目のカードのルール・テキストが何らかのタイプのカウンターを参照している場合、移動されたカウンターはそのカウンターの1つになる。そうでない場合、それは+1/+1カウンターになる。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「を対象とする。それ」や「のルール・テキスト」は無視し、「カード」は「パーマネント」に、「タイプ」は「種類」に読み替えてください。
あらゆる種類のカウンターを動かせる斬新なカード。ちょっとコストが重いのが難点。何らかの技術的・魔法的な手段でカウンターを動かすのではなく、デカい扇風機の風力で物理的に吹き飛ばしてしまうらしい(イラスト)。カード名やらエキスパンション・シンボルやらまで飛ばされそうになっている。
ただ動かすだけでもカウンターを早く減らしたいカードとのシナジーが見込めるが、動かしたカウンターはちゃんと移動先のカードに応じた種類に変化してくれるので、状況によっては一手間で二度おいしい。風見明神/Myojin of Seeing Windsあたりと組み合わせればほぼゲームエンドである。
- 動かす元も先も対象に取らないため、例えばブラストダーム/Blastodermを長生きさせたり、逆に早く消したりといった用途にも使える。
- 動かすのがパーマネントからパーマネントに限られるため、プレイヤーが持つカウンター(毒カウンターなど)や待機状態のカードに乗せられた時間カウンターなどに対しては使えない。
- 2018年にエラッタされる前はカード指定だったので、待機状態のものにも有効だった。どうしても今併用したいならR&D's Secret Lairで(そうすると今度はトークンに触れなくなるが)。
- Water Gun Balloon GameやB-I-N-G-Oなどのカードは、パーマネントそのものではなくイラストの特定の位置にカウンターを置いているという扱い。それらのカウンターを取り除いて妨害することはできないし、他からカウンターを持ってきても乗せる位置を指定できないためズルは不可能[1]。
- 元々黒枠用にデザインされたカードだが、「参照している」の定義は通常の総合ルールで扱えるものではなかったようだ。トーナメントで使えるようにしたのが魔力の導管/Power Conduitである[3]。
[編集] 参考
- ↑ Can one utilize By Gnome means to place a Doom...(Blogatog 2017年11月18日)
- ↑ The Crank! counter sits on a card, specifically...(Blogatog 2017年11月14日)
- ↑ Giant Fan is perhaps one of the most intuitive un...(Blogatog 2022年4月24日)