Little Girl
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[[マナ・コスト]]に半分の[[マナ・シンボル]]を含む唯一の[[カード]]。[[Cheap Ass]]や[[City of Ass]]で余った[[1/2]]個の[[白マナ]]の消費に使うのがよいだろうか。 | [[マナ・コスト]]に半分の[[マナ・シンボル]]を含む唯一の[[カード]]。[[Cheap Ass]]や[[City of Ass]]で余った[[1/2]]個の[[白マナ]]の消費に使うのがよいだろうか。 | ||
− | *[[血の渇き/Blood Lust]] | + | *[[血の渇き/Blood Lust]]を使うと[[X]]=0になり、結果+4/-0の[[修整]]がかかって4+(1/2)/(1/2)になる。 |
+ | **かつてはX=-(1/2)となったが、[[破滅の刻]]でのルール変更により0が下限となった。 | ||
*[[マナ・バーン]]のルールがあった頃は、1/2点のライフロスをしやすいデメリット持ち扱いでもあった。 | *[[マナ・バーン]]のルールがあった頃は、1/2点のライフロスをしやすいデメリット持ち扱いでもあった。 | ||
*通称「'''リルガ'''」「'''幼女'''」。前者は英語名の発音由来で、後者は言わずもがな。 | *通称「'''リルガ'''」「'''幼女'''」。前者は英語名の発音由来で、後者は言わずもがな。 | ||
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==半トークン== | ==半トークン== | ||
− | [ | + | [https://magic.wizards.com/en/articles/archive/ask-wizards-june-2007-2007-06-01 Ask Wizards - June 8, 2007]によれば、これに[[花粉光の羽/Pollenbright Wings]]が[[エンチャント]]された状態で[[プレイヤー]]に[[戦闘ダメージ]]を与えた場合、(1/2)/(1/2)で[[クリーチャー]](1/2)体分に相当する[[トークン]]、すなわち「'''半トークン'''」が出る。 |
*(1/2)体なので、「クリーチャー'''1体を'''[[生け贄に捧げる]]」などの[[コスト]]には使えない。「半トークン」2個ならコストとして使える。 | *(1/2)体なので、「クリーチャー'''1体を'''[[生け贄に捧げる]]」などの[[コスト]]には使えない。「半トークン」2個ならコストとして使える。 | ||
− | **[[効果]] | + | **[[効果]]によって「クリーチャー1体を生け贄に捧げる」ことを強要された際に、他にクリーチャーを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していなければ、「できない部分は無視する」原則([[マジックの黄金律]]の3)に従い、クリーチャー1/2体を生け贄に捧げる。 |
*クリーチャー1/2体分であるにもかかわらず、クリーチャー「1体」を[[対象]]とする[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]の対象になることができる。このことは納得できない人も多いだろう。 | *クリーチャー1/2体分であるにもかかわらず、クリーチャー「1体」を[[対象]]とする[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]の対象になることができる。このことは納得できない人も多いだろう。 | ||
− | ** | + | **原文の表現では剣を鍬にの対象は「target creature」であり、半分でもクリーチャーには違いないということで一応筋は通る。一方で「クリーチャー1体を生け贄に捧げる」は、「Sacrifice '''a''' creature」であり、1体分であることが要求されている。 |
+ | *[[忍び寄る虎/Stalking Tiger]]など「2体以上のクリーチャーによってはブロックされない」能力を持つクリーチャーを、1体と半トークン、または半トークン3つなどの「1と1/2体」のクリーチャーでブロックできる。 | ||
+ | **逆に[[威迫]]を持つクリーチャーは、1体と半トークン2つ、または半トークン4つなど「クリーチャー2体」になるようにしなければブロックできない。 | ||
*[[Necro-Impotence]]では、1/2点の[[ライフ]]を[[支払う|支払えば]][[アンタップ]]できる。 | *[[Necro-Impotence]]では、1/2点の[[ライフ]]を[[支払う|支払えば]][[アンタップ]]できる。 | ||
*[[プロパガンダ/Propaganda]]や[[風生まれの詩神/Windborn Muse]]などで[[攻撃制限]]された場合は、1[[マナ]]を支払えば[[攻撃]]に参加できる。 | *[[プロパガンダ/Propaganda]]や[[風生まれの詩神/Windborn Muse]]などで[[攻撃制限]]された場合は、1[[マナ]]を支払えば[[攻撃]]に参加できる。 | ||
− | *半トークンを生み出す他の手段としては、[[敵愾/Hostility]]をコントロールしているときに[[Saute]]などを撃つ、奇数体の[[ゾンビ]]と[[終わり無き死者の列/Endless Ranks of the Dead]] | + | *半トークンを生み出す他の手段としては、[[敵愾/Hostility]]をコントロールしているときに[[Saute]]などを撃つ、奇数体の[[ゾンビ]]と[[終わり無き死者の列/Endless Ranks of the Dead]]をコントロールしている状態で[[アップキープ]]を迎えるなどの方法がある。 |
==関連カード== | ==関連カード== |
2022年5月18日 (水) 23:29時点における最新版
1マナ1/1のちょうど半分になっている白のバニラクリーチャー。単体で見れば1マナ0/1相当と考えていいだろう。
マナ・コストに半分のマナ・シンボルを含む唯一のカード。Cheap AssやCity of Assで余った1/2個の白マナの消費に使うのがよいだろうか。
- 血の渇き/Blood Lustを使うとX=0になり、結果+4/-0の修整がかかって4+(1/2)/(1/2)になる。
- かつてはX=-(1/2)となったが、破滅の刻でのルール変更により0が下限となった。
- マナ・バーンのルールがあった頃は、1/2点のライフロスをしやすいデメリット持ち扱いでもあった。
- 通称「リルガ」「幼女」。前者は英語名の発音由来で、後者は言わずもがな。
- クリーチャーのP/Tやプレイヤーのライフの話題になるとよく登場する。例えば「1/1兵士はおんなのこ2人に殴られたら死ぬ」など。
- カードとしてはたいした強さではないが、Rebecca Guayのイラストと愛らしいフレイバー・テキストで根強い人気がある。
In the future, she may be a distinguished leader, a great scholar, or a decorated hero. These days all she does is pee the bed.
彼女は将来、優れた指導者か、偉大な学者、はたまた勲章を授かるような英雄になるかもしれない。しかし今の彼女がすることは、ベッドでおねしょをするくらいだ。
[編集] 半トークン
Ask Wizards - June 8, 2007によれば、これに花粉光の羽/Pollenbright Wingsがエンチャントされた状態でプレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、(1/2)/(1/2)でクリーチャー(1/2)体分に相当するトークン、すなわち「半トークン」が出る。
- (1/2)体なので、「クリーチャー1体を生け贄に捧げる」などのコストには使えない。「半トークン」2個ならコストとして使える。
- クリーチャー1/2体分であるにもかかわらず、クリーチャー「1体」を対象とする剣を鍬に/Swords to Plowsharesの対象になることができる。このことは納得できない人も多いだろう。
- 原文の表現では剣を鍬にの対象は「target creature」であり、半分でもクリーチャーには違いないということで一応筋は通る。一方で「クリーチャー1体を生け贄に捧げる」は、「Sacrifice a creature」であり、1体分であることが要求されている。
- 忍び寄る虎/Stalking Tigerなど「2体以上のクリーチャーによってはブロックされない」能力を持つクリーチャーを、1体と半トークン、または半トークン3つなどの「1と1/2体」のクリーチャーでブロックできる。
- 逆に威迫を持つクリーチャーは、1体と半トークン2つ、または半トークン4つなど「クリーチャー2体」になるようにしなければブロックできない。
- Necro-Impotenceでは、1/2点のライフを支払えばアンタップできる。
- プロパガンダ/Propagandaや風生まれの詩神/Windborn Museなどで攻撃制限された場合は、1マナを支払えば攻撃に参加できる。
- 半トークンを生み出す他の手段としては、敵愾/HostilityをコントロールしているときにSauteなどを撃つ、奇数体のゾンビと終わり無き死者の列/Endless Ranks of the Deadをコントロールしている状態でアップキープを迎えるなどの方法がある。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- Little Girl
- Flaccify
- Wet Willie of the Damned
- Saute
- Supersize