アゾリウス・アーティファクト
アゾリウス・アーティファクト(Azorius Artifacts)は、主に白青の2色で構成されるアーティファクトを中心としたデッキ。単に白青アーティファクト(White-Blue Artifacts)とも呼ばれる。
2025年〜2026年期
[編集]引き続き身代わり合成機/Simulacrum Synthesizerと団結の最前線/United Battlefrontを軸としたタイプが存在している。
アーティファクト
このアーティファクトが戦場に出たか戦場を離れたとき、カード1枚を引く。
(1)(青),このアーティファクトを生け贄に捧げる:タップ状態のクリーチャー最大1体を対象とする。それの上に麻痺(stun)カウンター1個を置く。(麻痺カウンターが置かれているパーマネントがアンタップ状態になるなら、代わりにそれの上から麻痺カウンター1個を取り除く。)
伝説のアーティファクト — インフィニティ(Infinity) ストーン(Stone)
破壊不能
(T):(白)を加える。
(5)(白),(T):マインド・ストーンを装着する。(一度装着すると∞能力が有効になる。)
∞ ― あなたの終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしていて土地でもこれでもないパーマネント最大1つを対象とする。それを追放する。その後、そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
久遠の終端では再利用隔室/Repurposing Bayと噛み合う新戦力として氷魔法の秘宝/Cryogen Relicを獲得した。またマーベル スーパー・ヒーローズでは、全体除去や団結の最前線/United Battlefrontを高速で繰り出すのに役立つうえに∞能力もデッキと噛み合うマインド・ストーン/The Mind Stoneを獲得した。
赤を濃くして武器製造/Weapons Manufacturingを採用したタイプも存在する。そちらについては武器製造を参照。
サンプルレシピ
[編集]初期型
[編集]- 身代わり合成機/Simulacrum Synthesizerによって生成されたトークンに速攻を与える手段として火のクリスタル/The Fire Crystalを採用している。クリスタルのために赤マナ源を搭載しているほか、赤マナが出ない状態でも3マナのアーティファクトを種に再利用隔室/Repurposing Bayから出すことができる。
マーベル スーパー・ヒーローズ後
[編集]| WUr Artifacts(Standard:WOE-HOB) [2] | |
|---|---|
| 土地 (24) | |
| 4 | キャッスル・ドゥーム/Castle Doom |
| 4 | フラッドファームの境界/Floodfarm Verge |
| 4 | 神聖なる泉/Hallowed Fountain |
| 1 | 島/Island |
| 4 | 行き届いた書庫/Meticulous Archive |
| 2 | 石化した村落/Petrified Hamlet |
| 2 | 平地/Plains |
| 2 | 聖なる鋳造所/Sacred Foundry |
| 1 | 始まりの町/Starting Town |
| クリーチャー (0) | |
| 呪文 (36) | |
| 3 | 編まれた網/Braided Net |
| 3 | キャンディーの道標/Candy Trail |
| 4 | 氷魔法の秘宝/Cryogen Relic |
| 2 | 薄暮薔薇の聖遺/Dusk Rose Reliquary |
| 4 | 危険な罠/Perilous Snare |
| 2 | ピナクルの星檻/Pinnacle Starcage |
| 3 | 再利用隔室/Repurposing Bay |
| 4 | 身代わり合成機/Simulacrum Synthesizer |
| 1 | 火のクリスタル/The Fire Crystal |
| 1 | アイレンクラッグ/The Irencrag |
| 4 | マインド・ストーン/The Mind Stone |
| 1 | 倦怠の宝珠/Torpor Orb |
| 4 | 団結の最前線/United Battlefront |
| サイドボード (15) | |
| 2 | アステッリの回収者/Astelli Reclaimer |
| 3 | 審判の日/Day of Judgment |
| 3 | 浸食作用/Erode |
| 3 | 否認/Negate |
| 1 | ピナクルの星檻/Pinnacle Starcage |
| 1 | 安らかなる眠り/Rest in Peace |
| 2 | 倦怠の宝珠/Torpor Orb |
- ローウィンの昏明で神聖なる泉/Hallowed Fountainを、マーベル スーパー・ヒーローズでキャッスル・ドゥーム/Castle Doomを獲得したことでマナ基盤が安定化した。
団結のドミナリア〜FINAL FANTASY期
[編集]ローテーションで失ったパーツがほぼ無く、前環境末期から存在した身代わり合成機/Simulacrum Synthesizer型のデッキが活躍している。
アーティファクト
身代わり合成機が戦場に出たとき、占術2を行う。
マナ総量が3以上でありこれでないアーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、「このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。」を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。
アーティファクト
エンジン始動!(あなたが速度を持たないなら、1から始まる。速度はあなたの各ターンに1回、対戦相手がライフを失ったとき、1上がる。最高速度は4である。)
このアーティファクトが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。このアーティファクトが戦場を離れるまで、それを追放する。
最高速度 ― (T):あなたがコントロールしていてクリーチャーや機体(Vehicle)である1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
ビッグスコアで追加された身代わり合成機によるトークン生産能力は千の月の鍛冶場/Thousand Moons Smithyを上回り、回った場合は下手なビートダウンよりクロックが早い。アーティファクトを展開するだけで自動的にトークンが生産されるため、相手の除去が追いつかない程の数を並べることが出来る。スタンダードにおける主要な除去は喉首狙い/Go for the Throatであり、生産されるトークンに当たらないのも追い風である。その反面、身代わり合成機の代替となるカードが変身条件の少し厳しい千の月の鍛冶場/Thousand Moons Smithyしか無く、身代わり合成機本体を対処されると辛いという弱点もある。
霊気走破にて危険な罠/Perilous Snareや帰還航路/Voyage Homeという優秀な呪文を手に入れ大きく強化された。また、同じく霊気走破で登場した再利用隔室/Repurposing Bayを採用し、アーティファクトのシルバーバレット的な戦略を取る亜種も登場した。この場合も複数あっても問題ないフィニッシャーである身代わり合成機は4枚フル採用される。
タルキール:龍嵐録参入後は団結の最前線/United Battlefrontを最大限活用しつつ、身代わり合成機のトークン生成能力を誘発させやすくするために、3マナの非クリーチャー・アーティファクト及び再利用隔室/Repurposing Bayで3マナ域に変えられる2マナの非クリーチャー・アーティファクトを多く採用したタイプが登場した。
サンプルレシピ
[編集]初期型
[編集]- 三歩先/Three Steps Aheadは打ち消しだけでなくアーティファクトコピーのモードで身代わり合成機をコピーしてフィニッシュ手段としても使用出来る。
- よりスペルを増やして純粋なアゾリウス・コントロールに寄せた構成も存在する。(参考)
霊気走破後
[編集]- 身代わり合成機/Simulacrum Synthesizerと相性がいい記録の守護者/Memory Guardianがフル投入されている。
タルキール:龍嵐録後
[編集]| Azorius Artifacts(Standard:DMU-TDM) [5] | |
|---|---|
| 土地 (24) | |
| 4 | アダーカー荒原/Adarkar Wastes |
| 4 | フラッドファームの境界/Floodfarm Verge |
| 2 | フォモーリの宝物庫/Fomori Vault |
| 1 | 島/Island |
| 2 | 行き届いた書庫/Meticulous Archive |
| 5 | 平地/Plains |
| 4 | 金属海の沿岸/Seachrome Coast |
| 2 | サンビロウの境界/Sunbillow Verge |
| クリーチャー (0) | |
| 呪文 (36) | |
| 1 | バジリスクの首輪/Basilisk Collar |
| 3 | 編まれた網/Braided Net |
| 3 | 窯焼きの煉瓦/Clay-Fired Bricks |
| 3 | 真昼の決闘/High Noon |
| 2 | カイラの再建/Kayla's Reconstruction |
| 4 | 危険な罠/Perilous Snare |
| 4 | 再利用隔室/Repurposing Bay |
| 4 | 身代わり合成機/Simulacrum Synthesizer |
| 3 | バネ仕掛けの鋸刃/Spring-Loaded Sawblades |
| 4 | アイレンクラッグ/The Irencrag |
| 1 | 千の月の鍛冶場/Thousand Moons Smithy |
| 4 | 団結の最前線/United Battlefront |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 領事の権限/Authority of the Consuls |
| 2 | 除霊用掃除機/Ghost Vacuum |
| 1 | ガラスの棺/Glass Casket |
| 2 | 精神迷わせの秘本/Mazemind Tome |
| 2 | 否認/Negate |
| 2 | 強情なベイロス/Obstinate Baloth |
| 1 | 金線の酒杯/The Filigree Sylex |
| 2 | 三歩先/Three Steps Ahead |
| 2 | 声も出せない/Unable to Scream |
- 追加の団結の最前線/United Battlefrontとしてカイラの再建/Kayla's Reconstructionを採用している。
- 団結の最前線/United Battlefrontで拾えるイゼット果敢対策として真昼の決闘/High Noonをメインデッキから投入しており、赤マナ源としてサンビロウの境界/Sunbillow Vergeが仕込まれているため起動型能力も活用できる。
イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期
[編集]イクサラン:失われし洞窟で白と青に強力なアーティファクトを多数獲得したことにより、コントロール型のデッキが組まれるようになった。
アーティファクト
編まれた網は、網(net)カウンター3個が置かれた状態で戦場に出る。
(T),編まれた網の上から網カウンター1個を取り除く:土地でもこれでもないパーマネント1つを対象とする。それをタップする。それがタップ状態であり続けるかぎり、それの起動型能力は起動できない。
アーティファクトで作製(1)(青)
Braided Quipu / 編まれた結縄 〔青〕
アーティファクト
(3)(青),(T):あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき1枚のカードを引く。その後、編まれた結縄をオーナーのライブラリーの一番上から3枚目に置く。
伝説のアーティファクト
千の月の鍛冶場が戦場に出たとき、「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、アーティファクトやクリーチャーでありあなたがコントロールしているものの数に等しい。」を持つ白のノーム(Gnome)・兵士(Soldier)アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。
あなたの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、アーティファクトやクリーチャーでありあなたがコントロールしていてアンタップ状態である5つをタップしてもよい。そうしたなら、千の月の鍛冶場を変身させる。」
Barracks of the Thousand / 千の兵舎
伝説のアーティファクト 土地
(《千の月の鍛冶場/Thousand Moons Smithy》から変身する。)
(T):(白)を加える。
あなたが千の兵舎によって生み出されたマナを使ってアーティファクトやクリーチャーである呪文1つを唱えるたび、「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、アーティファクトやクリーチャーでありあなたがコントロールしているものの数に等しい。」を持つ白のノーム(Gnome)・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。
加工鋳造所/Fabrication Foundryやスランの蜘蛛/Thran Spiderなどのマナ加速から、バネ仕掛けの鋸刃/Spring-Loaded Sawbladesや不安定な象形橋/Unstable Glyphbridgeなどの除去アーティファクトに繋いで時間を稼ぐ。編まれた結縄/Braided Quipuなどでカード・アドバンテージを稼ぎ、十分な数のアーティファクトを展開したならば、千の月の鍛冶場/Thousand Moons Smithyを変身させ大型ノームを量産して勝利する。
サンプルレシピ
[編集]- 備考
- フォーマット
エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期
[編集]ローテーション後も主要パーツは残っており、フォーゴトン・レルム探訪でアーティファクト関連カードが追加されたことでビートダウン型が強化されたデッキが登場した。しかし、除去に対する脆弱さが原因で次第にトーナメントシーンにおける数を減らしていった。
伝説のアーティファクト
あなたは、あなたのアンタップ・ステップにウォーターディープの黒杖をアンタップしないことを選んでもよい。
歩く像を動かす ― (1)(青),(T):あなたがコントロールしていてトークンでもこれでもないアーティファクト1つを対象とする。ウォーターディープの黒杖がタップ状態であり続けているかぎり、それは4/4のアーティファクト・クリーチャーになる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
クリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
巧妙な鍛冶が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見る。あなたは「その中からアーティファクト・カード1枚を公開してあなたの手札に加える。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
1つ以上のアーティファクトがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、巧妙な鍛冶の上に+1/+1カウンター1個を置く。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。
1/1
サンプルレシピ
[編集]ラヴニカのギルド~基本セット2021期
[編集]それ以前にもアーティファクトデッキをサポートするカードは多数存在していたが、エルドレインの王権で複数のアーティファクト・クリーチャー、白と青の有色アーティファクトや関連カードが追加されると、これらを軸に据えたデッキが組まれるようになった。
アーティファクト
ガラスの棺が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていてマナ総量が3以下であるクリーチャー1体を対象とする。ガラスの棺が戦場を離れるまでそれを追放する。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクトやエンチャント1つにつき+1/+1の修整を受ける。
デッキ構成は様々だが、大きく分けて2つのタイプが存在する。
- ビートダウン型
- 軽量アーティファクト・クリーチャーを素早く展開し、きらきらするすべて/All That Glittersや鋼の監視者/Steel Overseerでクリーチャーを強化しながら戦う。回避能力を得られるジンジャーブルート/Gingerbruteやロークスワインのガーゴイル/Locthwain Gargoyleが主な強化先。鋼の監視者の能力を再利用できる通路の監視者/Corridor Monitorを取り入れたタイプも存在する。
- 神々の思し召し/Gods Willingによるバックアップ、神秘の炉/Mystic Forgeによる展開補助、跳ね橋/Crashing Drawbridgeを絡めた速攻戦術などが搭載される場合がある。
- コントロール型
- ゆっくりと展開するコントロールタイプも存在する。
- ドローアーティファクトでライブラリーを掘り進めつつ、真夜中の時計/Midnight Clockでマナを伸ばし、ガラスの棺/Glass Casketをはじめとする置物系除去や時の一掃/Time Wipe等で適宜戦場を捌きながら、パーマネントの数を増やしていく。
- 主な勝ち手段は煌めくドラゴン/Shimmer Dragonによるビートダウン、または各種プレインズウォーカーが使われる。
サンプルレシピ
[編集]ビートダウン型
[編集]- 神秘の炉/Mystic Forgeと1マナのアーティファクトクリーチャーを使ったビートダウン型。
パイオニア
[編集]フォーゴトン・レルム探訪以降はパイオニアでも姿を見せるようになった。アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifactが採用されることから白青魂込め(WU Ensoul)とも呼ばれる。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(アーティファクト)
エンチャントされているアーティファクトは、他のタイプに加えて基本のパワーとタフネスが5/5のクリーチャーである。
詳細は白青魂込めを参照。
参考
[編集]- 白青デッキ
- アーティファクトデッキ
- ラヴニカのギルド~基本セット2020を含むスタンダードデッキ
- エルドレインの王権~基本セット2021を含むスタンダードデッキ
- ゼンディカーの夜明け~フォーゴトン・レルム探訪を含むスタンダードデッキ
- イニストラード:真夜中の狩り~ニューカペナの街角を含むスタンダードデッキ
- 団結のドミナリア~機械兵団の進軍:決戦の後にを含むスタンダードデッキ
- エルドレインの森~サンダー・ジャンクションの無法者を含むスタンダードデッキ
- ブルームバロウ~ダスクモーン:戦慄の館を含むスタンダードデッキ
- 霊気走破~FINAL FANTASYを含むスタンダードデッキ
- 久遠の終端~アバター 伝説の少年アンを含むスタンダードデッキ
- ローウィンの昏明~スター・トレックを含むスタンダードデッキ
- パイオニアデッキ