勝利の楽士/Voice of Victory
クリーチャー — 人間(Human) バード(Bard)
応召2(このクリーチャーが攻撃するたび、赤の1/1の戦士(Warrior)クリーチャー・トークン2体をタップ状態かつ攻撃している状態で生成する。次の終了ステップの開始時に、それらを生け贄に捧げる。)
あなたのターンの間、対戦相手は呪文を唱えられない。
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応召2と、自ターンの間対戦相手の呪文を封じる能力を持った人間・バード。
インスタントや瞬速による干渉を封じられるため、こちらの戦略が打ち消しや除去により崩されづらくなる。それらを主体としたコントロールデッキに対して強く出られるカード。
額面上のパワーは1と低いものの、応召で実質3打点分になれるため、ヘイトベアー系のクリーチャーとしては攻撃性能も高めな点も特徴。とはいえクリーチャーとの戦闘では結局パワー1に過ぎないので、応召トークンのスルーを覚悟でブロックされたりすると1:0交換になりやすい。この点も、クリーチャーをあまり展開してこない(≒ブロックされづらい)除去コントロールデッキ相手ならば不利に働きづらい。
同マナ域には類似能力を持った堂々たる撤廃者/Grand Abolisherが存在し、タルキール:龍嵐録発売時点のスタンダードでも共存している。そちらよりも妨害性能は低いが、タフネスと色拘束の薄さで差別化可能。戦導者の号令/Warleader's Callなど、応召を利用したシナジーが豊富な点も強み。
団結のドミナリア〜FINAL FANTASY期のスタンダードにおいては、アゾリウス全知がコンボを通すために採用することがあった。サクリファイス系デッキでは威名のソルジャー、セフィロス/Sephiroth, Fabled SOLDIER等の死亡誘発系カードとのシナジーを見せていた。続く2025年〜2026年期でもボロス応召で応召シナジーを利用したり、アゾリウス・フラッシュで自ターン中の行動を防ぐために採用されたりしている。マーベル スーパー・ヒーローズでは競合相手としてジェニファー・ウォルターズ/Jennifer Waltersが登場。あちらはパワー2なのでクリーチャー戦に強く、変身後の決定力も高いが、伝説かつ第2面に緑マナを要求するので、勝利の楽士と散らして採用されることも多い。無論、オルゾフ・ライフゲインのように応召を活かせるデッキでは楽士のみの採用もある。
モダンではボロス・エネルギーの定番戦力となっている。頭数の重要な魂の導き手/Guide of Soulsやゴブリンの砲撃/Goblin Bombardmentを補助したり、赤いパーマネントがない状況から応召でナカティルの報復者、アジャニ/Ajani, Nacatl Avengerのダメージ条件を満たしたり、昇殿達成後のオセロットの群れ/Ocelot Prideで戦士トークンの自壊しないコピーを作ったりといったシナジーを形成している。導き手の強化能力は再帰誘発型ゆえに対応しての除去に弱いが、呪文封じでそれもカバーできる。火の怒りのタイタン、フレージ/Phlage, Titan of Fire's Furyの禁止前は、栄光の闘技場/Arena of Gloryから出てきたフレージをインスタント除去から守ることで、その能力をほぼ確実に2回誘発できる点も評価された。
レガシーではセファリッド・ブレックファーストで採用される。コンボへの妨害を防げるだけでなく、横展開する性質も有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdomの誘発回数を増やせる点で噛みあっており、また1枚でクリーチャー3体分になるので戦慄の復活/Dread Returnのフラッシュバック・コストも賄える。またモダンと同様にエネルギーアグロでの採用もみられる。
リミテッドではパワー3相当の2マナクリーチャーというだけでも評価でき、レンジストライク・コンバットトリックを強く咎める常在型能力や高いタフネスもあいまって最も優秀なウィニーの1枚となっている。2ターン目に着地すれば3ターン目の塩路の荷役獣/Salt Road Packbeast着地も視野に入り、応召つきクリーチャーの例にもれず務め果たさずに死なず/Duty Beyond Deathなどとの相性もいいため、即座に除去できなかった場合はすさまじい爆発力を発揮する。
- 通常版イラストは栄光の旗手/Bearer of Glory(イラスト)と背中合わせに立っており、互いのイラストが別アングルのような構図になっている。混同しないように注意。
- 自ターン中の呪文を妨害するカードの一覧は孤独の都/City of Solitudeを参照。
参考
[編集]- トークン・カード(公式カードイメージギャラリー)
- カード個別評価:タルキール:龍嵐録 - レア
- プレインズウォーカー・シリーズ - 2026年10~12月シーズン・上位賞