リッチの騎士の征服/Lich-Knights' Conquest
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ソーサリー
アーティファクトやエンチャントやトークンのうち望む数を生け贄に捧げる。あなたの墓地にあるその数に等しい枚数のクリーチャー・カードを戦場に戻す。
協約と同じ種類のパーマネントを生け贄に、同数のクリーチャー・カードをリアニメイトするソーサリー。
同じエルドレインの森にある協約リアニメイト呪文であるおかわり/Back for Secondsを豪快にしたような形。墓地と戦場のリソースを交換する形になるが、このセットのリミテッドではネズミ、食物、役割などトークンに事欠かないので、意識してピックしておけば多大なアドバンテージ源にできる。
また、不気ミント/Mintstrosityや大食の害獣/Voracious Verminのように戦場に出たり死亡したときにトークンを生成するクリーチャーを使用することで、逆にパーマネントを増やすことが可能となる。ただしエルドレインの森の生け贄テーマは協約に偏っている関係上、クリーチャー・カードを墓地に送れるサクり台はおとぎ話の吸血の儀式/Vampiric Ritesなど少量しかないため、相討ちブロックや戦況によってはチャンプアタックなどで積極的に死亡させ墓地を肥やしていきたい。
カードを墓地に送りつつアーティファクトを増やせる蒐集家の保管庫/Collector's Vaultとも相性が良い。他には赤の魔女の印/Witch's Markも良いだろう。堅いクッキー/Tough Cookieなどの食物クリーチャーは自分で墓地に行ける。
構築では前述のようなトークン生成や手札入れ替え系のアーティファクト、エンチャントを使用し、1ショットキルを狙うようなコンボデッキでの活躍が見込める。
アーティファクト・クリーチャーやクリーチャー・エンチャントは生け贄に捧げた後、再び戦場に戻すことが可能。スタンダードで2年間共存する試作カードとも相性は良く、特に瞬足光線の大隊/Skitterbeam Battalionは頭数も用意できる(戻した際は唱えてないのでトークンは出ないが)。
- エルドレインの森における切削は青のフェイの解放/Free the Fae以外はレア以上のみ。黒のコモンのローアンの陰惨な調査/Rowan's Grim Searchは実質的に切削として使うことができ、協約する必要があるためリッチの騎士の征服に捧げられるタネは1つ消費することになるがデッキの方向性としては噛み合う。
[編集] ルール
- 協約と異なり、生け贄は追加コストではない。何を・どれだけ生け贄に捧げるかは解決時に決定される。
- 打ち消された場合は何も生け贄にしない。
- 「何も生け贄に捧げない」という選択も適正である。
- この呪文は対象を取らない。何をリアニメイトするかは生け贄に捧げた後に決定する。
- 生け贄に捧げた(トークンでなく、クリーチャーである)パーマネントを戻すことも適正である。
- 生け贄に捧げてからリアニメイトするまでの間に優先権は発生しない。