連続突撃/Relentless Assault

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
 
(6人の利用者による、間の6版が非表示)
1行: 1行:
{{#card:Relentless Assault}}
+
{{#card: Relentless Assault}}
  
[[カード名]]にある通り、1[[ターン]]に2回の[[攻撃]]を可能にする[[呪文]]。
+
[[カード名]]にある通り、1[[ターン]]に2回の[[攻撃]]を可能にする[[呪文]]。[[緑]]によるラッシュとはひと味違った、[[赤]]らしい最後の怒濤の[[クリーチャー]]攻撃に使われたりする。[[フェイズ]]を追加する初めての[[カード]]。
[[緑]]によるラッシュとはひと味違った、[[赤]]らしい最後の怒濤のクリーチャー攻撃に使われたりする。
+
[[フェイズ]]を追加する初めての[[カード]]。
+
  
しかし[[トーナメント]]シーンでは、大きな[[アドバンテージ]]を取れるわけではないこのカードはあまり使われてこなかった。
+
しかし[[トーナメント]]シーンでは、大きな[[アドバンテージ]]を取れるわけではないこのカードはあまり使われてこなかった。高効率の[[火力]]やクリーチャーを[[展開]]していく方が、より優位になれる可能性が高いため。
なぜなら、高効率の[[火力]]やクリーチャーを展開していく方が、より優位になれる可能性が高いからだ。
+
  
*[[フラッシュバック]]版の[[今を生きる/Seize the Day]][[双呪]]版の[[凶暴な打撃/Savage Beating]][[ピッチスペル]]版の[[大群の怒り/Fury of the Horde]]等の亜種を生んだ。
+
*[[ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orrery]]など、何らかの理由でこの呪文が[[メイン・フェイズ]]以外に[[唱える|唱え]]られた場合、新たなフェイズは追加されない。
また、同様の能力を持った[[パーマネント]]も何種類か作られている。
+
*[[デュエルデッキ]]:[[マーフォークvsゴブリン]]に新規{{Gatherer|id=438494}}で収録された。
**[[cardtext:追加の戦闘フェイズ|追加の戦闘フェイズで検索]]
+
 
*[[ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orrery]]などで)[[メイン・フェイズ]]以外でプレイしても、新たなフェイズは追加されない。
+
==開発秘話==
 +
このカードの[[フレイバー・テキスト]]は[[ビジョンズ]]のクリエイティブ・テキスト会議で[[Mark Rosewater]]が最終修正を加えて提出されたものである。Rosewaterは「ゴブリンの童謡/ときの声(Goblin nursery rhyme/war cry)」というコメディな構想は好きだが、その時点の童謡は練り込みが甘いと感じていた。ファイル変更ができる最後の機会だったため会議の席でフレイバー・テキストを書き上げた。
 +
{{フレイバーテキスト|フロッグとスクイー/木に登る。/大軍を見て/逃げる、逃げる、逃げる。|ゴブリンの童謡/ときの声}}
 +
この童謡にはゴブリン2人の名前が、両名とも一音節で、そのうえ2人目は「tree」や「flee」と韻を踏むものが必要であった。[[スクイー/Squee]]はこの時にRosewaterが考案した名前で後に[[ウェザーライト/Weatherlight]]の乗組員の名前に採用されることになる。<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/face-cards-part-1-2018-11-19 Face Cards, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031389/ カードの登場 その1](和訳記事では「Goblin nursery rhyme/war cry」を「ゴブリンの養成所の韻を踏んだ喊声」と誤解釈しているため内容にはちぐはぐさがある)</ref>
 +
 
 +
==類似カード==
 +
{{WHISPER検索/カードテキスト|追加の戦闘フェイズ}}
 +
 
 +
以下では、呪文の[[効果]]そのもの、および[[起動型能力]]として戦闘フェイズを追加で得るものを挙げる。
 +
*[[今を生きる/Seize the Day]] - [[アンタップ]]できるクリーチャーは1体のみ。(3)(赤)で[[フラッシュバック]](2)(赤)付き。
 +
*[[追い討ち/Aggravated Assault]] - (3)(赤)(赤)を[[支払う]]たびに連続突撃の効果を得られる。(2)(赤)の[[エンチャント]]。
 +
*[[凶暴な打撃/Savage Beating]] - 自陣のクリーチャー全体に[[二段攻撃]]を与える[[モード]]も持つ。(3)(赤)(赤)で[[双呪]](1)(赤)付き。
 +
*[[大群の怒り/Fury of the Horde]] - [[ピッチスペル]]版([[手札]]の赤のカード2枚を[[追放]]する)。(5)(赤)(赤)。
 +
*[[攻撃の波/Waves of Aggression]] - [[回顧]]付き。(3)(赤/白)(赤/白)の[[混成カード]]。
 +
*[[世界大戦/World at War]] - [[反復]]付き。(3)(赤)(赤)。
 +
*[[反応+反正/Response+Resurgence]] - 自陣のクリーチャー全体に[[先制攻撃]]と警戒も与える。(3)(赤)(白)の[[分割カード]]の半分。
 +
 
 +
==脚注==
 +
<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:ミラージュブロック]]
+
*[[ターン・フェイズ・ステップを追加するカード]]
*[[カード個別評価:10版(10th)]]
+
*[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:9版(9th)]]
+
*[[カード個別評価:第10版]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:8版(8th)]]
+
*[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:7版(7th)]]
+
*[[カード個別評価:第8版]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:クラシック(6th)]]
+
*[[カード個別評価:第7版]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:ポータル系、スターター]]
+
*[[カード個別評価:第6版]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:スターター]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:ポータル三国志]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:ポータル・セカンドエイジ]] - [[レア]]
 +
__NOTOC__

2018年11月20日 (火) 03:40時点における最新版


Relentless Assault / 連続突撃 (2)(赤)(赤)
ソーサリー

このターン攻撃したすべてのクリーチャーをアンタップする。このメイン・フェイズの後に、追加の戦闘フェイズとその後の追加のメイン・フェイズを加える。


カード名にある通り、1ターンに2回の攻撃を可能にする呪文によるラッシュとはひと味違った、らしい最後の怒濤のクリーチャー攻撃に使われたりする。フェイズを追加する初めてのカード

しかしトーナメントシーンでは、大きなアドバンテージを取れるわけではないこのカードはあまり使われてこなかった。高効率の火力やクリーチャーを展開していく方が、より優位になれる可能性が高いため。

[編集] 開発秘話

このカードのフレイバー・テキストビジョンズのクリエイティブ・テキスト会議でMark Rosewaterが最終修正を加えて提出されたものである。Rosewaterは「ゴブリンの童謡/ときの声(Goblin nursery rhyme/war cry)」というコメディな構想は好きだが、その時点の童謡は練り込みが甘いと感じていた。ファイル変更ができる最後の機会だったため会議の席でフレイバー・テキストを書き上げた。

フロッグとスクイー/木に登る。/大軍を見て/逃げる、逃げる、逃げる。
ゴブリンの童謡/ときの声

この童謡にはゴブリン2人の名前が、両名とも一音節で、そのうえ2人目は「tree」や「flee」と韻を踏むものが必要であった。スクイー/Squeeはこの時にRosewaterが考案した名前で後にウェザーライト/Weatherlightの乗組員の名前に採用されることになる。[1]

[編集] 類似カード

「追加の戦闘フェイズ」でテキスト検索

以下では、呪文の効果そのもの、および起動型能力として戦闘フェイズを追加で得るものを挙げる。

[編集] 脚注

  1. Face Cards, Part 1/カードの登場 その1(和訳記事では「Goblin nursery rhyme/war cry」を「ゴブリンの養成所の韻を踏んだ喊声」と誤解釈しているため内容にはちぐはぐさがある)

[編集] 参考

QR Code.gif