原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn

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*白で扱えるキーワード能力を取り揃えている印象だが、[[絆魂]]は持っていない。また、[[トランプル]]のみ白にとっての[[カラーパイ|3種色]]であるため、その点でやや浮いている([[鉄の象牙/Iron Tusk Elephant]]や[[鏡印章の兵長/Mirror-Sigil Sergeant]]や[[スレイベンの民兵/Thraben Militia]]など、[[単色]]での収録は少数)。[[#開発秘話]]も参照。
 
*白で扱えるキーワード能力を取り揃えている印象だが、[[絆魂]]は持っていない。また、[[トランプル]]のみ白にとっての[[カラーパイ|3種色]]であるため、その点でやや浮いている([[鉄の象牙/Iron Tusk Elephant]]や[[鏡印章の兵長/Mirror-Sigil Sergeant]]や[[スレイベンの民兵/Thraben Militia]]など、[[単色]]での収録は少数)。[[#開発秘話]]も参照。
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*白単色の8マナ、[[伝説のクリーチャー]]、キーワード能力のみを備えたカード・デザインと、往年の[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]とは共通点が多い。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==

2019年2月23日 (土) 07:46時点における版


Zetalpa, Primal Dawn / 原初の夜明け、ゼタルパ (6)(白)(白)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 恐竜(Dinosaur)

飛行、二段攻撃、警戒、トランプル、破壊不能

4/8

伝説のエルダー恐竜は、キーワード能力の大盤振る舞いといった風情。4/8のボディに、フィニッシャーに相応しい常磐木能力がこれでもかと詰め込まれている。

除去耐性打点回避能力を高い水準で兼ね備え、かつほぼ全ての能力が噛み合っているため、戦闘においては攻守ともに無敵に近い振る舞いを見せてくれる。問題となるのは8マナという重さで、通常のビートダウンではまず手札で持て余し、コントロールですらそうそう投入できるものではない。制圧力そのものは魅力的なので、マナ加速に重点を置いたりリアニメイトするなどして、活躍の素地を整えたい。

スタンダードでは目立った活躍を見せていないが、モダンではキーワード能力の豊富さから魂剥ぎ/Soulflayerの新たな相方として白羽の矢が立ち、これをフル投入した魂剥ぎデッキグランプリリヨン18で2日目に進出したことから話題を呼んだ。

関連カード

サイクル

イクサランの相克エルダー恐竜サイクル。いずれも伝説のクリーチャーレアの各に1枚ずつ存在するほか、多色にも神話レア原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamityが存在する。

イクサランを補完するために、イクサランの相克では主要四大部族を強化するカードを収録する必要性があった。その内恐竜について、各陣営ごとに設定された固有色の縛りを曲げる、メガサウルス/Megasaursという巨大恐竜のサイクルが提唱された。陣営を成立させるためのそれに例外を設ける事への懸念や抵抗もあったが、クリエイティブ・チームはそれらをエルダー・恐竜にするというアイデアを返し、議論の末収録の運びとなった(The Arrival of Rivals/『イクサランの相克』の時刻)。

開発秘話

白のエルダー・恐竜は、開発部語でいう「流し台型デザイン/kitchen-sink design(大量のキーワード能力のみを持つクリーチャー)」で、白単色にどの能力を持たせられるかが鍵となった。エンチャント装備を除く15種の常磐木から2種色以内のキーワードが抜き出され、そのうち絆魂についてはプレイテストで強過ぎると判明したため取り除かれた。トランプルは得意な色ではないものの、大型クリーチャーなら白でも採用できるとして与えられ、最終的に5つの能力を備えることとなった[1]

ストーリー

ゼタルパ/Zetalpaは、オラーズカ/Orazcaとともに長い眠りについていた古の恐竜の1体。巨大な翼竜(イラスト)。白マナと、太陽の焼けるような輝きの体現である。

登場記事・登場作品

脚注

  1. Rivals No Other Part 3/他ならぬ『相克』 その3(Making Magic 2018年1月22日 Mark Rosewater著)

参考

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