全知/Omniscience

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**[[X火力]]や[[向上呪文]]等は、あえてマナ・コストを通常通りに支払って唱えたほうが有効な場面も多いだろう。
 
**[[X火力]]や[[向上呪文]]等は、あえてマナ・コストを通常通りに支払って唱えたほうが有効な場面も多いだろう。
  
*{{Gatherer|id=332952}}に描かれているのはプレインズウォーク中の[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]。よく見ると彼が歩いている道は[[プレインズウォーカー・シンボル]]の形をしている。なお、このイラストは基本セット2013の発表前から[[ウィザーズ社]]公式ページの[[プレインズウォーカー/Planeswalker|プレインズウォーカー]]に関するコラムの挿絵などで何度か登場している。
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*{{Gatherer|id=332952|イラスト}}に描かれているのはプレインズウォーク中の[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]。よく見ると彼が歩いている道は[[プレインズウォーカー・シンボル]]の形をしている。なお、このイラストは基本セット2013の発表前から[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ社]]公式ページの[[プレインズウォーカー/Planeswalker|プレインズウォーカー]]に関するコラムの挿絵などで何度か登場している。
 
*日本語版では[[前知/Precognition]]と音が完全に一致している。色やカード・タイプも同じなため、両方のカードが使える環境ではプレイ中、カード名を指定する際に注意が必要。
 
*日本語版では[[前知/Precognition]]と音が完全に一致している。色やカード・タイプも同じなため、両方のカードが使える環境ではプレイ中、カード名を指定する際に注意が必要。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/208 壁紙](ページ下部) ([[WotC]])
 
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/208 壁紙](ページ下部) ([[WotC]])
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/ld/201 「全」てを「知」る](DairyMTG.com、Latest Developments、文:[[Zac Hill]]、訳:Tetsuya Yabuki)
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*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/ld/201 Know Everything]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/003550/ 「全」てを「知」る] ([[Daily MTG]]、Latest Developments、文:[[Zac Hill]]、訳:[[益山拓也]])
 
*[[コスト変更カード]]
 
*[[コスト変更カード]]
 
*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[神話レア]]

2013年11月10日 (日) 19:06時点における版


Omniscience / 全知 (7)(青)(青)(青)
エンチャント

あなたは、あなたの手札から呪文を、それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。


呪文マナ・コスト支払わずに唱えるようにする、ルール破壊カード

その効果ドリーム・ホール/Dream Hallsすら霞んで見えてしまう程。呪文がまったくなんのコストもなく唱え放題になってしまえば、フィニッシャーを無造作に召喚しようがまったく隙にならないし、手札ドロー呪文をいくつかデッキに仕込んでおけば尽きる心配はほとんどなくなる。打ち消しを常に手札に確保するようにしてさえおけば、対戦相手の反撃の芽もいとも簡単に潰すことが可能。「出せば勝ち」でほぼ間違いない。

その分、これ自身のマナ・コストはトリプルシンボル10マナと相応に重く、出すのも一苦労。それだけマナがあるならフィニッシャーを素出しできるケースが多いので、普通のデッキで使う分にはオーバーキル以外の何者でもない。有効に使うには相応の工夫が必要になる。

レガシーでは、実物提示教育/Show and Tellアカデミーの学長/Academy Rectorなどのコストを踏み倒して戦場に出す手段が使えるため比較的扱いやすく、Show and Tellスニークアタック、あるいはそれらの派生デッキで登場直後から早速活躍している。それらのデッキの基本戦略に沿っているだけでなく、ストームギミックまで組み込んで勝ち手段を増やせるのが大きな魅力。ついでに引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなどの「唱えることで誘発する能力」にも期待できるようになる利点もある。特に引き裂かれし永劫、エムラクールは燃え立つ願い/Burning Wishから生ける願い/Living Wishを経由して勝利手段としてよく用いられる。またShow and tell系のデッキでは対処の難しかったKarakasに非常に強くなる(エムラクールにいたっては完全に克服している)。コンボ成立の面では遅くなるが、従来通りの対策が通じなくなる場合もあり非常に強力。また、特に相性が良いのは無限への突入/Enter the Infiniteで、引いてきた大量のカードをその場で唱える事ができるようになる。

  • これが影響するのは自分手札のみであり、それ以外の領域から唱える呪文(フラッシュバック統率者等)のコストには影響しない。
  • 追加コスト代替コストは踏み倒せない。
    • 強制の追加コストがある場合は支払わなければならない。(キッカー等の)任意の追加コストは支払うか支払わないか選び、支払った場合のみ規定の追加効果を得る。
    • 待機させたり想起徘徊で唱えたりする場合のコストも支払わなければならない。
  • 全知の代替コストを適用することを選んだ場合、マナ・コストに含まれるXは必ず0になり、また「支払うのに使ったマナ」も存在しない。
    • X火力向上呪文等は、あえてマナ・コストを通常通りに支払って唱えたほうが有効な場面も多いだろう。

参考

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