ケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keld

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[[攻撃]]とともに[[赤マナ]]2点を生み出す[[誘発型能力]]を持つ[[伝説のクリーチャー]]。一般的な[[マナ・クリーチャー]]のように[[タップ]]することで[[緑マナ]]を生み出すこともできる。
  
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[[伝説の|伝説]]なので[[デッキ]]へのフル投入は相応のリスクを伴うが、これが使えた時期の[[スタンダード]]は優秀な[[除去]]で溢れ返っており、この[[サイズ]]のクリーチャーが[[戦場]]に残り続けることはまずなく、また[[マナ加速]]としての安定感を求めて4枚採用されることもあった。そういった意味では、かつての[[ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary]]を彷彿とさせる部分がある。
  
 
マナ加速としては他にもっと安定した手段があるし、(当時の[[ルール]]では)[[戦闘フェイズ]]中のみでしか使えない赤マナは使い道が限られ、最悪[[マナ・バーン]]で[[ライフ]]を[[失う]]恐れもあった。しかし、上手く嵌ったときに得られる爆発力を武器にした[[グルール・ビート]]は存在した。2つの赤マナを、
 
マナ加速としては他にもっと安定した手段があるし、(当時の[[ルール]]では)[[戦闘フェイズ]]中のみでしか使えない赤マナは使い道が限られ、最悪[[マナ・バーン]]で[[ライフ]]を[[失う]]恐れもあった。しかし、上手く嵌ったときに得られる爆発力を武器にした[[グルール・ビート]]は存在した。2つの赤マナを、
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*赤マナを出す能力は[[マナ能力]]ではない。従って[[スタック]]に乗った[[能力]]を[[計略縛り/Trickbind]]などで[[打ち消す|打ち消]]される可能性がある。
 
*赤マナを出す能力は[[マナ能力]]ではない。従って[[スタック]]に乗った[[能力]]を[[計略縛り/Trickbind]]などで[[打ち消す|打ち消]]される可能性がある。
*[[基本セット2010]]発売に伴うルール変更で、使い勝手が大きく変わったカード。生み出したマナは[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]の終了時に空になるため、[[コンバット・トリック]]用のマナとして使うことは難しくなったが、マナ・バーンによりライフを失うリスクはなくなった。総合して[[カードパワー]]は低下したといっていいだろう。
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*[[基本セット2010]]発売に伴うルール変更で、使い勝手が大きく変わったカード。生み出したマナは[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]の終了時になくなるため、[[コンバット・トリック]]用のマナとして使うことは難しくなった。同時に、マナ・バーンによりライフを失うリスクもなくなったものの、総合して[[カードパワー]]は低下したといっていいだろう。
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**のちに登場した[[総将軍ラーダ/Grand Warlord Radha]]は、生み出されたマナが[[ターン終了時まで]]なくならない能力が加わった。
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==関連カード==
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{{キャラクターを表すカード/ラーダ}}
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/wallpaper-week-radha-heir-keld-2007-03-16 壁紙]
 
*[[ラーダ/Radha]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[ラーダ/Radha]]([[背景世界/ストーリー用語]])
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/1292 壁紙]
 
 
*[[カード個別評価:次元の混乱]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:次元の混乱]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - [[レア]]

2022年12月19日 (月) 21:10時点における最新版


Radha, Heir to Keld / ケルドの後継者、ラーダ (赤)(緑)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

ケルドの後継者、ラーダが攻撃するたび、(赤)(赤)を加えてもよい。
(T):(緑)を加える。

2/2

攻撃とともに赤マナ2点を生み出す誘発型能力を持つ伝説のクリーチャー。一般的なマナ・クリーチャーのようにタップすることで緑マナを生み出すこともできる。

伝説なのでデッキへのフル投入は相応のリスクを伴うが、これが使えた時期のスタンダードは優秀な除去で溢れ返っており、このサイズのクリーチャーが戦場に残り続けることはまずなく、またマナ加速としての安定感を求めて4枚採用されることもあった。そういった意味では、かつてのラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissaryを彷彿とさせる部分がある。

マナ加速としては他にもっと安定した手段があるし、(当時のルールでは)戦闘フェイズ中のみでしか使えない赤マナは使い道が限られ、最悪マナ・バーンライフ失う恐れもあった。しかし、上手く嵌ったときに得られる爆発力を武器にしたグルール・ビートは存在した。2つの赤マナを、

などに使うことができたので、かなりのスピードで対戦相手ダメージ与えることができた。また、それら自体が環境にマッチしている高性能なカードである点も追い風であった。時のらせんブロック構築でのビッグ・マナにおいても、前述のアクローマのサポートとして、また瞬速を持つボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite貯蔵ランドである菌類の到達地/Fungal Reachesとの相性を買われ、採用された。

リミテッドにおいては(当時のルールでは)コンバット・トリックに使えるマナを確保しながらの展開が可能であり、また単純なマナ加速としても及第点であったため、それなりに強力な一枚だった。

[編集] 関連カード

[編集] 参考

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