蜃気楼の鏡/Mirage Mirror
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Mirage Mirror / 蜃気楼の鏡 (3)
アーティファクト
アーティファクト
(2):アーティファクト1つかクリーチャー1体かエンチャント1つか土地1つを対象とする。ターン終了時まで、蜃気楼の鏡はそれのコピーになる。
ターン終了時までアーティファクトかクリーチャーかエンチャントか土地のコピーになれるアーティファクト。
ディミーアのドッペルゲンガー/Dimir Doppelgangerやミジウムの変成体/Mizzium Transreliquat、あるいは始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragonのような「置いてからコピー」するタイプだが、対象の広さが前代未聞。その性質上パーマネント・タイプを指定した除去にめっぽう強く、単純なアーティファクト対策にもひっかかりづらい。
その代わり一旦変身すると元の能力を失うため、同一ターン内で自由自在に動き回るということはできない。しかし実際に変身する前に対応して複数回起動すれば、次々と様々なパーマネントに成り代われる。それを応用して変身の合間に各パーマネントの能力を「つまみ食い」することもできるので、マナ(と対戦相手)が許すなら自己強化などを引き継いだ様々なパーマネントになれる。
スタンダードではカラデシュの豊富なETB能力、アモンケット・ブロックの督励や呪いなどとシナジーが薄く、目立った活躍を見せていない。ペナルティ能力のETBを無視できる点に着目すれば、疫病吹き/Plague Belcher辺りが狙い目か。カウンターは保持されるので、ルクサの恵み/Bounty of the Luxaをある程度自由に動かせるのも面白い。
- 鏡の前に立っているのはネヘブ/Neheb。そして鏡に映っているのは永遠衆/Eternalとなった自分自身。単に未来を示したものなのか、はたまたその形状(イラスト)が示すようにニコル・ボーラス/Nicol Bolasの魔力により映し出されたおぞましい呪いなのか。
普通の鏡は姿を映すが、中には可能性を映すものもある。
ルール
- コピーされるものとされないものについてはコピー可能な値を参照。
- 栄光をもたらすもの/Glorybringerなどの督励を持つクリーチャーになり、それを督励した場合、次のあなたのアンタップ・ステップにこれがどのような状態であっても、アンタップしない。
- スカラベの神/The Scarab Godのような、死亡誘発能力を持つパーマネントのコピーになり、実際に死亡した場合、それは誘発する(CR:603.10a)。