悪夢に追われる者、ネヴァ/Neva, Stalked by Nightmares

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Neva, Stalked by Nightmares / 悪夢に追われる者、ネヴァ (２)(白)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 貴族(Noble)

威迫
悪夢に追われる者、ネヴァが戦場に出たとき、あなたの墓地にありクリーチャーやエンチャントであるカード１枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。
あなたがコントロールしているエンチャント１つが戦場から墓地に置かれるたび、悪夢に追われる者、ネヴァの上に+1/+1カウンター１個を置く。その後、占術１を行う。

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マジック版の『白雪姫』である伝説の人間・貴族。エルドレインの森の白黒の指針アンコモンとして、エンチャントに関する能力を持つ。

ETBではグレイブディガー/Gravediggerとしてもオーラ術師/Auramancerとしても振る舞える。クリーチャーはもちろん、エルドレインの森のリミテッドは希望ある祈祷/Hopeful Vigilや取り籠め/Cooped Upといった能動的に墓地に落ちることのできるエンチャントも存在する環境なのは噛み合っている。小型クリーチャーの除去に使った刺し傷/Stab Wound（おとぎ話）なども回収の対象となるだろう。

だが比較的高速なリミテッド環境であるため素のサイズの小ささが厳しい。あなたのエンチャントが墓地に置かれるたび+1/+1カウンターで強化されつつ占術が行えるが、条件はやや厳しめなので4/4程度になれば御の字と考えたほうが良い。白黒には同じ誘発条件を持つクリーチャー群が存在しているため同時誘発を狙いつつ、ケランの光刃/Kellan's Lightbladesやがぶりんご飴/Candy Grappleといった協約付きの除去でゲームスピードを減速させながら強化し、上手くカード・アドバンテージ戦に持ち込みたい。

毎ターン「魔術師」の役割を生成してくれるレアの呪文書売り/Spellbook Vendorがいれば、すでに役割のついているクリーチャーに再びつけることで古い役割・トークンが墓地に落ち、強化と占術を誘発させられる。ついでにまどろむ砦番/Slumbering Keepguardの占術も合われば、かなりのライブラリー操作が可能。

エルドレインの森には、同様に強化と占術を行う伝説のクリーチャーのアーティファクト版として食事を終わらせるもの、ジンジャー卿/Syr Ginger, the Meal Enderも収録されている。

ルール

オーラがついた悪夢に追われる者、ネヴァが死亡した場合、ついていたオーラは悪夢に追われる者、ネヴァがいなくなった後の状況起因処理で墓地に置かれるため、悪夢に追われる者、ネヴァの能力が誘発することはない。悪夢に追われる者、ネヴァと同時に死亡したクリーチャーについていたオーラについても同様である。次元の浄化/Planar Cleansingなどよって悪夢に追われる者、ネヴァとオーラが同時に墓地に置かれる場合は、能力は誘発する。

ストーリー

ネヴァ/Nevaはエルドレイン/Eldraineの人間/Human。女性（イラスト）。貴族の若い娘。

新ファイレクシア/New Phyrexiaの怪物が騎士達の防衛網を突破すると、ネヴァ達はもはや安全な場所を失った。恐るべき機械兵団が彼女の目の前まで迫った時、奇妙な霧が彼女を包んだ――そして、彼女は霞がかった地で、謎の影に追われることとなった。

彼女を襲った霧の正体は、新ファイレクシアを撃退するために唱えられたはずの魔法「忌まわしき眠り/Wicked Slumber」であった。他の何百人もの人々と同様、現実世界の肉体は、ヴァントレス/Vantressの魔道士が解呪の手段を見つけるまでガラスの棺/Glass Casketに収められている（イラスト）。そして、その精神は夢の中でアーデンベイル城/Castle Ardenvaleへと引き寄せられている。

ネヴァは夢の中で、謎の霊的な存在によってナイトメアの襲撃から守られている。この人物の正体が別の眠り人なのか、僻境/The Wildsに住む神秘的な存在なのか、それらとも違う何かなのか、真相は闇の中である。