アップキープ・ステップ
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ターンの構成
- 開始フェイズ
- アンタップ・ステップ
- アップキープ・ステップ
- ドロー・ステップ
アップキープ・ステップ/Upkeep Stepは開始フェイズの第2のステップ。ルール文章ではアップキープ/Upkeepと略記されることが多い。
[編集] 解説
とくにステップ特有のターン起因処理はないが、「アップキープの開始時に……」から始まるさまざまな誘発型能力がこのステップに誘発する。主に「1ターンに1回、メイン・フェイズよりも前に起こることを想定した」能力がここで誘発する。
プレイヤーがターンで最初に優先権を得る事ができるステップのため、時にメイン・フェイズより激しいプレイングの応酬が行われる。
- Upkeepは「維持すること」「維持費」という意味。実際、アップキープ開始時に維持コストの支払いを要求するパーマネントは多い(→アップキープ・コスト、累加アップキープ)。
- 永劫の中軸/Eon Hubはアップキープ・ステップを飛ばす。
- 永劫の中軸の登場まで、アップキープ・ステップを飛ばす効果は長らく存在しておらず、これが登場したことで強烈なシナジーを生じたカードも多かった。
- 逆に逆説のもや/Paradox Haze、9代目ドクター/The Ninth Doctor、秒刻みのオベカ/Obeka, Splitter of Secondsはアップキープ・ステップを追加する。
- 秘儀の否定/Arcane Denialなど、「特定プレイヤーの次のターンのアップキープに誘発する」遅延誘発型能力は、そのプレイヤーのアップキープが1ターンに2回以上行われたとしても、最初の1回目のアップキープでしか誘発しない。
- 冒頭で述べた通り、ルール文章では「アップキープ」と略記されることがほとんど。特に「アップキープの開始時に」という書式はおなじみとなっている。永劫の中軸や終末の時計/Armageddon Clockなど、ステップそのものを指す際には「アップキープ・ステップ」と略さずに書かれる。
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造