暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
このターン、対戦相手1人がライフを失っていないかぎり、あなたはこの呪文を唱えられない。
飛行、トランプル
あなたの対戦相手がこのターンに失ったライフ1点につき、あなたが唱えるクリーチャー呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。
ラヴニカ・ブロックの物語で傷付き倒れたものの、復活を遂げて再登場した、ラクドス教団の創始者にしてリーダーである伝説のデーモン。敵味方問わずに豪快に損害を与えていたかつての自分と違い、唱える際の制限以外にはペナルティ能力を持っておらず、非常に扱いやすくなった。
条件こそあれ、4マナ6/6飛行・トランプルと極めて優秀な性能を誇る。さらに、対戦相手が失ったライフに応じて後続のクリーチャー呪文のコストを減らす能力を持ち、非常に攻撃的な性能となっている。
とはいえ唱える制限は少々厄介。一応火力を筆頭としたライフロス呪文や能力で達成することも可能だが、その分のコストを足さなくてはならなくなるので旨味は少なくなる。緊急時の方法として覚えておくのは悪くないが、本命はビートダウンにおいて小細工なしにクリーチャーの攻撃を通して条件を達成することだろう。血の芸術家/Blood Artistの誘発型能力など、マナのかからないライフロス手段とも相性がよい。
黒赤ビートダウンを組むなら採用を検討できる1枚。ただしこの色の4マナ枠にはコントロール向けのオリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren、ビートダウン向けのファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocratと強力なライバルが多い。それぞれメリットとデメリットが異なるので、うまくデッキに合うものを入れるようにしたい。
- 「ライフを失う」とは、ライフが減ることすべてを指す。ダメージはもちろん、ライフが現在より少ない値に変更されたときも失ったとみなされる。
- 3番目の能力で軽減できるコストは不特定マナだけである。
- 唱えずに直接戦場に出すカードを使えば、唱える制限を無視できる。点数で見たマナ・コスト自体は4と軽めであり、相性のよいカードは多い。
関連カード
サイクル
ラヴニカへの回帰ブロックの各ギルド/Guildの指導者のサイクル。いずれも伝説のクリーチャーであり、マナ・コストに対応した色マナをそれぞれ2つずつ含む。
- 至高の審判者、イスペリア/Isperia, Supreme Judge (アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- 竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius (イゼット団/The Izzet)
- 暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots (ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord (ゴルガリ団/The Golgari)
- セレズニアの声、トロスターニ/Trostani, Selesnya's Voice (セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- 幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council (オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- ディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind (ディミーア家/House Dimir)
- 怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged (グルール一族/The Gruul Clans)
- 戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader (ボロス軍/Boros Legion)
- 首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana (シミック連合/The Simic Combine)