CAL
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CAL(Confinement Assault Life)は、壌土からの生命/Life from the Loamを軸にしたコンボデッキ。2005年ローテーション後のエクステンデッドで登場、わずか1ヶ月間でグランプリ優勝者を2名輩出した。デザイナーは三原槙仁、デッキ名はキーカード3枚から。
概要
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたがカードを1枚捨てないかぎり、独房監禁を生け贄に捧げる。
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたは被覆を持つ。(あなたは呪文や能力の対象にならない。)
あなたに与えられるすべてのダメージを軽減する。
エンチャント
土地カードを1枚捨てる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。突撃の地鳴りはそれに2点のダメージを与える。
ソーサリー
あなたの墓地にある土地カードを最大3枚まで対象とし、それをあなたの手札に戻す。
発掘3(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを3枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)
壌土からの生命/Life from the Loamの発掘能力でライブラリーを掘りつつ、その過程で落とした土地を回収してマナを伸ばすと共に、独房監禁/Solitary Confinementの維持コストに充てる。独房監禁によりドローが止まってしまうのでそのままだと発掘できなくなるが、サイクリングランドを墓地から回収してサイクリングすることでドローする。
このサイクリングランドと壌土からの生命が詐欺くさいほどのシナジーを形成しているのがポイント。サイクリングのドローで発掘し壌土からの生命を手札に戻し、壌土からの生命で先ほどサイクリングしたサイクリングランドを手札に戻し…を繰り返すとどんどんドローが進み墓地も肥えていく。例えば平穏な茂み/Tranquil Thicketと組み合わせたとすると、(1)(緑)(緑)で手札の損失なしに墓地から土地を2枚回収したうえ、ライブラリーが3枚墓地へと置かれる。また、発掘しすぎて墓地にキーカードが落ちても、永遠の証人/Eternal Witnessで回収が可能。
最後は突撃の地鳴り/Seismic Assaultで手札に溜まった土地を一気にプレイヤーに放つ。三原のバージョンはゾンビの横行/Zombie Infestationも使われていた。
ビートダウン相手では突撃の地鳴りで戦場を一掃できるほか、独房監禁によるロックで時間を稼ぐことも可能。これも壌土からの生命とサイクリングランドの組み合わせによりロックを維持できる。
カウンターに弱いのはコンボの宿命なので仕方がないところだが、手札破壊で対抗できるようになっている。
- ドローに闇の腹心/Dark Confidantを採用したバージョンは「Dark CAL」と呼ばれる。
- 独房監禁を外し、土を食うもの/Terravoreなどを採用してより攻撃的にしたバージョンにアグロロームがある。
エクステンデッド
- 備考
- グランプリビルバオ05 優勝
- 使用者:Olivier Ruel
- フォーマット