呪文爆弾
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呪文爆弾(Spellbomb)は、ミラディンとミラディンの傷跡にそれぞれ収録されたほぞサイクルの俗称。
目次 |
ミラディン版
アーティファクト
(青),上天の呪文爆弾を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
(1),上天の呪文爆弾を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
特定の色マナ1点を支払い生け贄に捧げると各色に対応した効果、不特定マナ1点を支払い生け贄に捧げるとカードを1枚引ける。
初出時は銀騎士/Silver Knightを焼ける黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb以外あまり注目されていなかったが、フィフス・ドーンでのほぞを支援するカード群の登場や、メタゲームや環境の変化もあり、結果としてはサイクルの殆どが何らかのデッキで活躍した。
- イラストはすべてJim Nelsonによるものである。
ミラディンの傷跡版
アーティファクト
(2),(T),地平線の呪文爆弾を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
地平線の呪文爆弾が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、あなたは(緑)を支払ってもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。
タップし生け贄に捧げる(マナが必要なものもあり)と各色に対応した効果、戦場から墓地に置かれたときに対応する色マナを支払うとカードを引ける。
強力な墓地対策である虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbombがエターナル・モダンでも広く使われているほか、恐慌の呪文爆弾/Panic Spellbombもゴブナイトなどで使われた。
- イラストはすべてFranz Vohwinkelによるものである。
ストーリー
呪文爆弾/Spellbombは魔力が込められたアーティファクト。ミラディン/Mirrodinの人々は生活のため、戦争のため、呪文爆弾を様々な目的に使っている。
後の時代、新ファイレクシア/New Phyrexiaとの戦いの中、コス/Koth、エルズペス/Elspethらはヴェンセール/Venserの技術を取り入れて史上最強の呪文爆弾を設計した。しかしミラディン人の抵抗勢力が非勢に陥ったことで、コスはそれを法務官/Praetorたち(+テゼレット/Tezzeret)に対する自爆攻撃に使用することになった。→失われし告白
参考
- The Latest Spellbombs - 呪文爆弾サイクルのイラスト集(WotC、英語)
- カードの俗称