鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
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伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの赤への信心が5未満であるかぎり、鍛冶の神、パーフォロスはクリーチャーではない。(あなたの赤への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(赤)の数に等しい。)
他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、鍛冶の神、パーフォロスは各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
(2)(赤):あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
赤の神。クリーチャーが戦場に出ることを誘発条件とする対本体火力能力と、クリーチャーのパワーを強化する起動型能力を持つ。
どちらの能力もクリーチャーを展開する戦略に噛み合っており、スライやステロイドなどのビートダウン全般と相性良好。特にトークンを生み出す手段との相性は抜群であり、例えば若き紅蓮術士/Young Pyromancerなどと組み合わせれば対戦相手のライフをあっという間に削ってしまえるだろう。
これ自身をクリーチャーとして運用するには信心を集める必要があるが、赤のクリーチャーは低タフネスだったり歩く火力だったりと場持ちが悪く、また案外色拘束が緩めなことが多いため、よほど意識したデッキ構築と運用をしないとなかなか狙えない。自身のクリーチャー化能力はおまけ程度に考え、他のクリーチャーを補助する全体エンチャントとして運用する場面も多いだろう。
- パンデバーストのようなコンボデッキも開発されうるが、近年は無限トークンコンボが珍しくないので、わざわざこれを使わずとも無限トークンで殴るほうが早いかもしれない。
- 何らかの理由で攻撃を封じられたときの対策カードになるので、キキジキコンボ・デッキにお守りとして入れてもいいだろう。伏魔殿/Pandemoniumと違ってクリーチャー・カードなので鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerなどをサーチする手段を流用でき、また対象を取らないので神聖の力線/Leyline of Sanctityなどに封じられることもない。
ルール
- サイクル共通のルールについては、神も参照。
関連カード
サイクル
テーロスの神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する色への信心が5未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun
- 海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea
- 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
- 鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
- 狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt
ストーリー
鍛冶と静まらぬ大地、そして炎の神。生ける者の内を満たす熱とエネルギーの創造力を統べる赤の神。男性。労働や情熱を引き起こす存在である彼は、職人や執念を司る存在であり、同時に創造と破壊の循環も司る神でもある。巨大な鎚アクモン/Akmonを所持しており、その一振りは火花より新たなエンチャント、あるいは生命の宿るエンチャントを生み出し、一方で大地を溶かす力も持つ。
彼は自らの創造と破壊の衝動のために規則に縛られない。時には新たなものを生み出すために、一地域を溶岩で覆ってしまうこともある。鍛冶の神たる彼を鍛冶屋達は崇拝し、また人間やサテュロスの芸術家達も彼から創造的な霊感を与えられるために彼へと敬意を捧げている。