出現の根本原理/Emergent Ultimatum

提供:MTG Wiki

2024年3月3日 (日) 21:57時点におけるPiyopiyo (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Emergent Ultimatum / 出現の根本原理 (黒)(黒)(緑)(緑)(緑)(青)(青)
ソーサリー

あなたのライブラリーから名前の異なる単色のカード最大3枚を探し、それらを追放する。対戦相手1人は、それらのカードのうち1枚を選ぶ。そのカードをあなたのライブラリーに加えて切り直す。あなたはその残りのカードを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。出現の根本原理を追放する。


トライオーム/Triomeに存在する根本原理サイクルの1枚。ゼイゴス/Zagothの根本原理は、変則的なマナ・コスト踏み倒しカード名の異なる単色カード3枚をサーチして、そのうち2枚を唱えることができる。

最低2枚のカードを踏み倒せる能力は強力だが、同じカードを選択できないこと、指定できるカードが単色カードのみであること、対戦相手に1枚の拒否権があることには注意が必要。最終選択権が対戦相手にあることから、十分な効果を上げたいのであればデッキ構築の時点で「どれを却下されてもリターンが得られる3枚」を提示できるよう用意しておく必要がある。単色でありさえすればカード・タイプは問わないので、唱えた後のゲームプランの選択肢は広い。色の組み合わせ上、マナ基盤サポートやドローによって土地事故を回避しやすいため、色拘束はきついが唱えるのはそこまで困難ではない。

利用

スタンダード

イコリア:巨獣の棲処の時点ではカードプールに恵まれず、時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerという天敵が存在していたために使いにくかった。しかしカルドハイムアールンドの天啓/Alrund's Epiphany巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raiderなどを獲得してからは、これをエンドカードに据えたランプコントロールデッキスゥルタイ根本原理が環境に姿を現した。

パイオニア

パイオニアでは睡蓮の原野コンボで採用される。採用初期は主に全知/Omniscience+熟読/Pore Over the Pages+深淵への覗き込み/Peer into the Abyssの組み合わせを提示し、どう選ばれてもドローと重量級カードの使用に繋げられるようにすることが多かった。同デッキの天敵となる覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils相手には主に全知+願いのフェイ/Fae of Wishes+睡蓮の原野/Lotus Fieldアンタップする手段と選び、全知かナーセットを対処できるカードのシルバーバレットかの二択を迫る。

溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drownedの登場後は全知+リーア+何らか(サーチカード希望の標、チャンドラ/Chandra, Hope's Beacon‎)の3枚を提示し、全知による呪文の無料化かリーアによるアンタップ呪文の再利用による大幅マナ加速のいずれかに繋げるというパターンが増えている。

その他

関連カード

サイクル

イコリア:巨獣の棲処根本原理サイクル。各トライオーム/Triomeに対応した楔3色ソーサリーで、マナ・コストは(M)(M)(N)(N)(N)(O)(O)。稀少度レア

アラーラの断片根本原理サイクル。各断片/Shardに対応した弧3色ソーサリーで、マナ・コストは(M)(M)(N)(N)(N)(O)(O)。稀少度レア

参考

QR Code.gif