華やいだエルズペス/Elspeth Resplendent
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ニューカペナの街角で再登場したエルズペス・ティレル。忠誠度能力は各種カウンターの設置、ライブラリーからのパーマネント展開、天使・トークンの生成。
- +1能力
- クリーチャー1体の強化。+1/+1カウンターを1つ、飛行か先制攻撃か警戒か絆魂のキーワード・カウンターいずれか1つを置く。
- 強化幅は大きくは無いが、守りを固めるのに向いたキーワード能力を与えられる。素の忠誠度の高さと合わせ、クリーチャーさえいれば飛行持ち相手にも強気に出られる。
- 複数ターンを費やせばキーワード能力の重ねがけで強力なクリーチャーを作り出すことも可能。
- -3能力
- 3マナ以下のパーマネントの濾過式踏み倒しに加え、盾カウンターを付与する。
- クリーチャー以外にも盾カウンターを置けるのが特長で、エンチャントのようなダメージを受けないパーマネントを踏み倒すと大幅に除去されづらくできる。
- そのほか、プレインズウォーカーを出せれば、先制攻撃を考慮しなければ1回は殴られても確実に耐えきれる。
- 最悪土地も出せるので完全な空振り自体は発生しづらいが、できればデッキに軽いパーマネント・カードを多く採用しておきたい。白ならば骨化/Ossificationなどの除去エンチャントが存在するのでそうしたカードを増やしやすい点は恵まれているか。
- -7能力
- 天使・トークンの大量生成。一発で15点もの打点を確保できる。フライヤーなのも合わせ、次のターンには概ね勝てるだろう。
- 一方でそこまでサイズの大きくないフレンチ・バニラに過ぎないため、折角の奥義にも関わらず返しに全体除去を撃たれただけで沈黙しかねない。
初期状態では-3能力でしか直接的にカード・アドバンテージを稼げないため、これだけにアドバンテージ源を任せるのは不安が残る。どちらかというと別の手段でアドバンテージを稼げ、かつクリーチャーが主体のミッドレンジデッキに向いた性能である。初期忠誠度が高く、+1能力から入れば2ターン後に奥義に迎えられる点も強み。
重量級のプレインズウォーカーだけのことはあり、リミテッドでは文句無し。+1能力で守りを固めつつ、奥義に繋げば大抵はゲームエンド。クリーチャー戦に強い性質が実に頼もしい。白青に存在するカウンター参照系カードとの相性も良好。
登場時のスタンダードではエスパー・ミッドレンジで採用されていた。
ローテーション後は白単ミッドレンジで採用されることがある。特にミラーマッチにおいて強力で、告別/Farewellで除去されず飛行付与で婚礼の発表/Wedding Announcementなどのブロッカーをすりぬけながら攻撃させられる。
- 3つのカウンターを得る+1能力はジアーダの贈り物、ラクシオール/Luxior, Giada's Giftと強力なシナジーを形成する。ストーリーでの関わりを見るにデザイナーズコンボであろう。
- 2023年Spring Seasonのプレインズウォーカー・フレンドリーマッチにて、優勝者およびじゃんけん大会勝者に西木あれくによる新規イラストのFoil仕様プロモーション・カードが配布された[1]。
関連カード
- 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
- エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel
- 太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion
- 太陽の宿敵、エルズペス/Elspeth, Sun's Nemesis
- 不屈の英雄、エルズペス/Elspeth, Undaunted Hero
- 華やいだエルズペス/Elspeth Resplendent
- 大天使エルズペス/Archangel Elspeth
ストーリー
新ファイレクシア/New Phyrexiaを打倒する手掛かりを求めて、そして安住の地を求めて、故郷の次元/Planeの都市ニューカペナ/New Capennaを訪れたエルズペス/Elspeth。五つの一家/Familyとオブ・ニクシリス/Ob Nixilisの魔の手から、少女ジアーダ/Giadaを守るべく奔走する。
詳細はエルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)を参照。
脚注
- ↑ よりカジュアルに最新スタンダードを。「プレインズウォーカー・フレンドリーマッチ(PWFM)」開催決定!(こちらマジック広報室! 2023年3月17日 タソガレ著)