ラヴニカのその他のキャラクター
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ラヴニカへの回帰ブロック(ラヴニカへの回帰、ギルド門侵犯、ドラゴンの迷路)のキャラクターの内、カード名やフレイバー・テキストに全く登場しなかったり、登場しても特別なストーリーを持たない者。または、小説やコミックにのみ登場するキャラクター。以上に該当するキャラクターをまとめた一覧。特に専用の項目を作るほどでもないキャラクターについては、この項目内での簡単な説明にとどめる。
目次[非表示] |
A
アルカウス/Alcarus
- セレズニアの射手、アルカウス/Alcarus, Selesnya archer
- セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの高い地位にある人物。
- 掌編「大いなる流れを繋ぐ者」ではアルカラスと訳された。
- 登場:報復の矢/Avenging Arrow 、摩天楼の捕食者/Skyline Predatorのフレイバー・テキスト、The Great Concourse/大いなる流れを繋ぐ者(掌編)
アンブロズ・ベナコフ/Ambroz Benakov
- アンブロズ・ベナコフ/Ambroz Benakov
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの親方の一人。オルゾフの司教/Orzhov Pontiffのイラストの手前の男性をイメージしていると思われる。太った体を黒と白の絹のローブで包み、殆ど裸の女性を従えて日傘を掲げさせ、道で焼き菓子を買い食いしては顔をクリームまみれにさせるような品のない男。その阿漕さと債務者の妻子を拉致して拷問することも厭わない悪辣さで精錬地区/The smelting districtの貧しい人々を苦しめており、タネク/Tanekに意趣返しとして金を掏られた。
- 登場:Rogue's Passage/ならず者の道(掌編)
アンドラ/Andra
- アンドラ/Andra
- 破滅小径/Bane Alleyで商売をしている若い女。密かにディミーア家/House Dimirのために働いている。破滅小径の仲介人/Bane Alley Brokerのイラストの女性をイメージしていると思われる。彼女に思いを寄せる日雇い労働者のバーテク/Bartekから錫細工の装飾品を贈られ、その礼として精巧な作りの短剣を彼に特別に安く売ることを提案する。次の日の早朝に彼女を訪ねたバーテクから、仕事中に暴漢に襲われて買った短剣を奪われてしまったと聞かされる。彼女は返金を申し出るも、彼は断った。実は全ては彼女が仕組んだことであり、ディミーアの上役に命じられてその短剣を第三者の手に渡すことが任務であった。しかし、彼女は本当の買い手に対して、知らずに「案内人」となったバーテクの命は助けるように要請していた。
- 登場:The Hard Sell/強引な商売(掌編)
B
バーリン・グレヴィク/Barrin Grevik
- バーリン・グレヴィク/Barrin Grevik
- ブリキ通り/Tin Streetの交差点で何世代にもわたって店を構える男。一族揃ってがんこで意地っ張りな性分であり、妻のニーラ/Nilaからは「ドローマッド達」と呼ばれている。ある日、店にフード付き外套をまとった若い男が訪れ、バーリンに店の隅にある礎石とそれに彫られた模様について尋ねた。気がつくと、バーリンは己が知る限りの全てをその客に話していた。男をディミーア家/House Dimirの工作員と決めつけたバーリンは、ウォジェク/Wojekの友人からもらったボロス軍/Boros Legionの警棒を手にして後を追った。男が入り込んだ路地の奥の扉を開けると、そこには第10地区の精巧な立体地図が光り輝いていた。フード付きマントの男はバーリンに地図や店の礎石が意味するものや、「暗黙の迷路/The Implicit Maze」の事を語る。バーリンが男に何者かと問い詰めると、彼はジェイス・ベレレン/Jace Belerenと名乗った。翌日、バーリンは目を覚ますとフード付きマントの客のことも迷路のことも全て忘れてしまっていた。
- 登場:Barrin's Tall Tale/バーリンの仰天話(掌編)
バーテク/Bartek
- バーテク/Bartek
- 商人のジフカ/Zifkaのもとで荷降ろしをして働く日雇い労働者の青年。破滅小径/Bane Alleyのアンドラ/Andraに思いを寄せ、彼女の店に通い詰める。ある日、ブリキ通り/Tin Streetのイムリッチ/Imrichから錫細工の装飾品を買ってアンドラに贈る。すると彼女はその礼として、精巧な作りの短剣をバーテクに特別に安く売る。しかし、その晩のうちに暴漢に襲われて短剣を奪われてしまった。
- 登場:The Hard Sell/強引な商売(掌編)
ビラーグル/Bilagru
- ビラーグル/Bilagru
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの重要人物/Kingpinであるイローナ/Ilonaの元で働く債務の徴収人。両刃の斧を持つ巨漢。負債から逃れようとして故意に事件を起こしてとアゾリウス評議会/The Azorius Senateに逮捕された劇作家のシモンド・ハルム/Symond Halmから債務を取り立てた。
- 登場:Bilagru Will Come for You/ビラーグル、おまえの所へ来る(掌編)
ボグミル・ベム/Bogumil Bem
- ウォジェク筆記官ボグミル・ベム/Wojek Scribe-Sergeant Bogumil Bem
- ボロス軍/Boros Legionの筆記官。新生シミック連合/The Simic Combineのギルドマスターである首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zeganaの演説「水深の布告/The Fathom Edict」の資料に文書記録人として名が記されている。
- 登場:The Fathom Edict/水深の布告
ボーリ・アンダーン/Bori Andon
- イゼットの爆風追い、ボーリ・アンダーン/Bori Andon, Izzet blastseeker
- イゼット団/The Izzet Leagueのギルド魔道士。七つの大鐘楼の聳えるカルニカ街区/the Kalnika Quarterに生まれ育つ。破壊的な実験を繰り返したことによりイズマグナス議会/Counsil of The Izmagnusの怒りに触れ、これまで何人もの天才が挑んできたが達成できなかった「一人の人物が七つの大鐘楼塔の七つの鐘全てを同時に鳴らす」という「同時不調和定理の証明/Solve the Theorem of Simultaneous Discordance」という任務をニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet直々の命として課せられる。それに取り組む内に彼はディミーア家/House Dimirの監視を受ける。そして鐘を鳴らすために開発した催眠寄集装置を起動することによってディミーアの精神感応網を暴いてしまい、彼らに追われることとなる。結果、実験は成功したがボーリにはどうやって成功したのか思い出すことは出来なかった。
- 登場:本質の反発/Essence Backlash、精神静電/Mindstatic、飛行術の探求/Pursuit of Flightのフレイバー・テキスト、The Seven Bells(1、2)/七つの鐘(日本語版:1、2)(掌編)、The Azorius Ten Most Wanted/アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人
ボスコ/Bosco
- ボスコ/Bosco
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの掃除夫であり、背が低く風采の上がらない男。オルゾフに5世紀分の負債があり、それを大幅に減ずる代わりに友人のドロヴォ/Drovoを墓所の怪異/Crypt Ghastの食事として提供する取引に応じた。
- 登場:The Guild of Deals/取引のギルド(掌編)
ブランコ/Branko
- 隻耳のブランコ/Branko One-Ear
- アゾリウス評議会/The Azorius Senateの拘留所守衛、7フィート以上の身長と筋骨隆々とした体格を持つ男。ゴルガリ団/The Golgari Swarmの掃討作戦での囚人たちを監視していたが、暴動により片耳を失う。騒ぎの最中で彼は一人のゴルゴンを抑えつけたが彼女は忽然と消えてしまった。その事件以降、ブランコはアゾリウスを辞して鍵穴市場/Keyhole Downsの近くに借家を営んで暮らしていたが、ある日、店子の一人が彼が借家の礎石の前で惨殺されているのを発見した。
- プラーフの影 2では片耳のブランコと訳されている。
- 登場:オーガの貧王/Ogre Slumlord のフレイバー・テキスト、The Shadows of Prahv(1、2)/プラーフの影(日本語版:1、2)(掌編)、The Azorius Ten Most Wanted/アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人
ブーサ/Busa
- 鶏売りのブーサ/Busa the chicken vendor
- 精錬地区/The smelting districtの市場で商売する貧しい鶏売りの男。オルゾフ組/The Orzhov Syndicateのアンブロズ・ベナコフ/Ambroz Benakovに借金があり、手下たちに脅されている。
- 登場:Rogue's Passage/ならず者の道(掌編)
C
セシリー/Cecilee
- セシリー/Cecilee
- 世界魂/Wolrdsoulと接続したことにより、グルール一族/The Gruul Clansにもセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの愛と協調を分かち合おうと考え瓦礫帯/Rubblebeltにて共同体を営むのエルフ女性。狼乗りのルージ/Ruziの姉。20人ほどの同志を連れて庭園と治療院を建設し、当初はグルールと緩やかな共存が為されていた。しかし、彼女がグルールの捨て子をジィ/Ziと名付けて育てると決意し、グルールの返還要求を拒絶してからは交流が途絶え、攻撃を仕掛けてくるようになった。アゾリウス評議会/The Azorius Senateからは治療院を違法と認定され、イゼット団/The Izzet Leagueからは立ち退きを要求され、彼女の共同体は孤立を深めていった。ある日、何者かに雇われたラクドス教団/The Cult of Rakdosの虐殺少女/Massacre Girlのリングによって襲撃され、共同体は壊滅し彼女も殺された。
- 登場:In Praise of the Worldsoul(1、2、3)/世界魂を称えて(日本語版:1、2、3)(掌編)
シィム/Cim
- →トロスターニ/Trostani参照。
墓所の怪異/Crypt Ghast
D
ダミル/Damir
- 《虚無使い》ことダミル/Damir, aka "Voidwielder"
- →虚無使い/Voidwielder参照。
ダルクス/Darux
- ダルクス/Darux
- ラクドス教団/The Cult of Rakdosの殺戮遊戯/Slaughter Gamesに4年間、7回チャンピオンの座に就いていた棘打ち/Spikerだったが、虐殺少女/Massacre Girlのリングのヴィルディカ/Vildikaに敗れ、当時のリングマスターのストロコ/Strokoからの侮辱を受けた。大いに憤慨した彼は独立し、己のリングを結成した。新たな殺戮遊戯のためにヴィルディカを引き抜いたが、彼は次第に彼女に信頼だけではなく恋心をも抱くようになっていった。
- 登場:Slaughter Games/殺戮遊戯(掌編)
ドロヴォ/Drovo
- ドロヴォ/Drovo
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateに入った友人のボスコ/Boscoに誘われて墓荒らしに入ったが、それはオルゾフへの負債を早く返済したいボスコの策略であり、ドロヴォは墓所の怪異/Crypt Ghastの食事にされた。
- 登場:The Guild of Deals/取引のギルド(掌編)
デューリ/Durri
- デューリ/Durri
- 瓦礫帯/Rubblebeltに住むグルール一族/The Gruul Clansの女性。瓦礫帯の略奪者/Rubblebelt Raidersのイラストの手前の女性をイメージしていると思われる。ザル=ター族/Zhur-Taa clanの斥候だがまだ若く、略奪程度の経験はあるが本物の戦いには加わったことはない。シャーマンのカル/Kalに、セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの癒し手たちの野営地がラクドス教団/The Cult of Rakdosによって虐殺されたことを語った。
- 登場:Gruul Ingenuity/グルールの才気(掌編)
E
エリシュタ/Elishta
- エリシュタ/Elishta
- ナヤ/Nayaのシーリアのエルフ/Cylian Elfであり、森でガルガンチュアン/Gargantuanを追う神追い/Godtraker。森で大騒ぎしてガルガンチュアンに狙われた少年をたまたま救った。
- エシリュタと表記されている箇所もあるが、恐らくは誤字
- 登場:The Burying Part2/埋葬 その2(掌編)
エリカ/Erika
- エリカ/Erika
- ならず者の道/Rogue's Passageをうろつく掏摸の一人。
- 登場:Rogue's Passage/ならず者の道(掌編)
エルザダルト/Erzadalt
- エルザダルト/Erzadalt
- ラクドス教団/The Cult of Rakdosの棘打ち/Spiker。殺戮遊戯/Slaughter Gamesへの出場のためにリネーア/Reneirに仕込まれているが、ヴィルディカ/Vildikaには酷評されている。
- 登場:Slaughter Games/殺戮遊戯(掌編)
エストヴァル/Estovar
- エストヴァル伯父/Uncle Estovar
- ブリキ通り/Tin Streetの交差点で店を構える[#バーリン・グレヴィク/Barrin Grevik|バーリン・グレヴィク/Barrin Grevik]の伯父。甥のバーリン曰く、イゼット団/The Izzet Leagueの魔道士なみに狂った人物であり、店の隅の礎石は最初のギルドパクト/Guildpactが締結された時にアゾリウス評議会/The Azorius Senateによって置かれたと主張している。
- 登場:Barrin's Tall Tale/バーリンの仰天話(掌編)
F
フブルスプ/Fblthp
- フブルスプ/Fblthp
- アゾリウス評議会/The Azorius Senateに奉仕する小さくてとても臆病なホムンクルス。庭園の手入れの仕事についていたが、草花のアレルギーで時々大きな瞳が痒くなる以外は安全で素晴らしい日々を送っていた。ある日、庭園を訪れた第9管区の拘引者であるパリーシャ/Parishaによって強引に誘拐事件の囮捜査に協力させられる。捜査は犯人のヴァダクス・ゴー/Vadax Gor逮捕で成功に終わったが、パリーシャがまだまだフブルスプを協力させようとしているのを聞いてすすり泣いた。
- 登場:道迷い/Totally Lostのフレイバー・テキスト、Fblthp/フブルスプ(掌編)
フローリン・オズボルト/Florin Ozbolt
- フローリン・オズボルト/Florin Ozbolt
- シミック連合/The Simic Combineの熟練の生術士の男性。弟子入り志願したリアーナ/Lianaを受け入れた。以前に知り合いだったイゼット団/The Izzet Leagueの薬術士の女性が研究のために我が身を顧みなかったことに触発され、彼は自らを実験体/Experiment Oneに「改良」した。
- 登場:Experiment One/実験体(掌編)
G
ゲブリス/Gebris
- ゲブリス/Gebris
- アゾリウス評議会/The Azorius Senateの拘留所守衛。まだ十代の新米のためか精神状態が不安定であり、先輩のブランコ/Brankoや囚人に対して挑発的な態度を取る。
- 登場:The Shadows of Prahv 1/プラーフの影 1(掌編)
ゴレフ・ハザック/Gorev Hadszak
- ウォジェクの調査官、ゴレフ・ハザック/Gorev Hadszak, Wojek investigator
- かつてボロス軍/Boros Legionのウォジェクだった男。引退した後も、なおも頑健な肉体を持つ。ギルドパクト/Guildpactが破壊されたその日を描く演劇を見ながら、甥のペール・ジャヴァ/Pel Javyaに在りし日のラヴニカ/Ravnicaとギルドパクト破壊の悲劇を語る。
- 初出は夜寄せ/Nightcreep、生きざる人格崩壊者/Unliving Psychopath(ディセンション収録)のフレイバー・テキスト
- 登場:The Absolution of the Guildpact/ギルドパクトの赦し(掌編)
H
ハサル/Hasal
- ハサル/Hasal
- ナヤ/Nayaのシーリアのエルフ/Cylian Elfであり、森でガルガンチュアン/Gargantuanを追う神追い/Godtraker。森で大騒ぎしてガルガンチュアンに狙われた少年をたまたま救ったが、少年が語るラヴニカ/Ravnicaという世界についてはまるで理解できなかった。
- 登場:The Burying Part2/埋葬 その2(掌編)
I
イローナ/Ilona
- イローナ/Ilona
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの重要人物/Kingpinの一人。演劇について深い造詣を持つ女性。劇作家のシモンド・ハルム/Symond Halmに乞われ、ボロス軍/Boros Legionを導いた子供、ザンドラ/Zandraの物語を元にした演劇へ出資した。しかしその公演は惨憺たる結果に終わり、彼女は徴収者としてビラーグル/Bilagruをシモンドに差し向けた。
- 登場:Bilagru Will Come for You/ビラーグル、おまえの所へ来る(掌編)
イムリッチ/Imrich
- イムリッチ/Imrich
- ブリキ通り/Tin Streetで装飾品を商う男。破滅小径/Bane Alleyのアンドラ/Andraへの贈り物を物色するバーテク/Bartekに錫細工を安く売る代わりに、贈る相手に何処の誰から買ったのかを伝えるように念を押した。しかし、バーテクはうろ覚えだったようで、アンドラにイプリッチ/Iprichと誤って伝えた。
- 登場:The Hard Sell/強引な商売(掌編)
アイヴォー/Ivo
- アイヴォー/Ivo
- ならず者の道/Rogue's Passageをうろつく掏摸の一人。
- 登場:Rogue's Passage/ならず者の道(掌編)
J
ジェイヴィ/Javi
- ジェイヴィ/Javi
- ボロス軍/Boros Legionの調査員であり、理想主義の強い女性。それ故かヴラスカ/Vraskaの信奉者となり、彼女にかつての同志であったアゾリウス評議会/The Azorius Senateのレロフ/Relovが処刑されるのを見届けた。見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseenの暗殺者・トークンのイラストの女性をイメージしていると思われる。
- 登場:The Shadows of Prahv(1、2)/プラーフの影(日本語版:1、2)(掌編)
ジョーヴァン三世/Johvann III
- ジョーヴァン三世判事/Arbiter Johvann III
- アゾリウス評議会/The Azorius Senateの判事。
- 登場:Expectations/遺産(掌編)
ジョヴァン/Jovan
- ジョヴァン/Jovan
- シミック連合/The Simic Combineのリアーナ/Lianaの友人。男性。
- 登場:Experiment One/実験体(掌編)
ジョージカ/Jozica
- オルゾフの処罰者、ジョージカ/Jozica, Orzhov enforcer
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの処罰者である女性。高司祭/The high prelateに雇われ、その邸宅を取り仕切っている。
- 掌編「The Guild of Deals/取引のギルド」ではJozicaはジョジカ、enforcerは執行人と訳されている。
- 登場:従順なスラル/Dutiful Thrullのフレイバー・テキスト、The Guild of Deals/取引のギルド(掌編)
K
カル/Kal
- カル/Kal
- 瓦礫帯/Rubblebeltに住むグルール一族/The Gruul Clansの若きシャーマン。一族の誇示/Clan Defianceのイラストの奥の男性をイメージしていると思われる。カルにはグルールの他のシャーマンには殆ど見られない程の高い魔法への感受性があり、イゼット団/The Izzet Leagueがザル=ター族/Zhur-Taa clanの領域に侵入しないように監視する内に、次第に彼らの魔法に魅せられていった。ラクドス教団/The Cult of Rakdosの虐殺少女/Massacre Girlのリングからの襲撃を受けた時、彼はイゼットの観察から学んだ稲妻のような魔法を解き放って敵を焼きつくした。教えた覚えのない魔法を見て彼の師は驚くが、斥候の少女のデューリ/Durriは「それって凄くグルールっぽく見える」と笑顔を向けた。
- 登場:Gruul Ingenuity/グルールの才気(掌編)
カルニカ/Kalnika
- カルニカ/Kalnika
- カルニカ街区/the Kalnika Quarterの名の由来となったという伝説の聖騎士。古のラヴニカ/Ravnicaにおいて、人々に圧政を敷いていたリッチの王と戦った。彼は農民たちに塔の鐘を鳴らす暗号を伝え、それが正しい順番で鳴らされることを王への総決起の合図としたという。
- 登場:The Seven Bells 1/七つの鐘 1(掌編)
カズミル/Kazmyr
- カズミル卿/Lord Kazmyr
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの重要人物/Kingpinであるイローナ/Ilonaのお気に入りのスラル。彼女に資金援助を乞うた劇作家のシモンド・ハルム/Symond Halmに負債の徴収についての警告を囁く。
- 登場:Bilagru Will Come for You/ビラーグル、おまえの所へ来る(掌編)
クレンコ/Krenko
クーマ/Kuma
- クーマ/Kuma
- セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの狼乗り、ルージ/Ruziの狼。共有の絆/Common Bondのイラストの狼をイメージしている。主とともにアゾリウスの10大最重要指名手配者の9号と指定された。
- 登場:In Praise of the Worldsoul(1、3)/世界魂を称えて(日本語版:1、3)、The Azorius Ten Most Wanted/アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人
L
ラッキィ/Lakkie
- ラッキィ/Lakkie
- グルール一族/The Gruul Clansの少年。親友のドムリ・ラーデ/Domri Radeやウィップ/Whipと共に欠片の刃族/the Shard Bladesを結成し、瓦礫帯/Rubblebelt周辺の廃墟を壊して回っている。葦とガラスの加工に長けた父の影響により、ガラスの扱いに優れている。物思いに耽ったりとセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveめいた所があり、ドムリは彼がグルールを辞めるのではないかと気にかけている。
- 登場:The Burying Part1/埋葬 その1(掌編)
リアーナ/Liana
- リアーナ/Liana
- シミック連合/The Simic Combineの研究者の女性。熟練の生術士であるフローリン・オズボルト/Florin Ozboltに弟子入り志願し、受け入れられる。しかし、師が自らを実験体/Experiment Oneにしたのを目の当たりにして、彼女は研究室から逃げ出した。
- 登場:Experiment One/実験体(掌編)
M
マクロ/Maklo
- マクロ/Maklo
- ナヤ/Nayaのシーリアのエルフ/Cylian Elfであり、森でガルガンチュアン/Gargantuanを追う神追い/Godtraker。森で大騒ぎしてガルガンチュアンに狙われた少年をたまたま救った。
- 登場:The Burying Part2/埋葬 その2(掌編)
マリッタ/Maritta
- マリッタ/Maritta
- ラヴニカの一般庶民の女性で二児の母。街路のラクドス教団/The Cult of Rakdosのパレードに巻き込まれるのを恐れて慌てて家の戸締りをして、怯える子供たちを宥めた。
- 登場:Slaughter Games/殺戮遊戯(掌編)
虐殺少女/Massacre Girl
- 虐殺少女/Massacre Girl
- ラクドス教団/The Cult of Rakdosの伝説的殺人者。自らのリングを率いるリングマスターでもある。逸脱者の歓び/Deviant Gleeのイラストの女性をイメージしている。金で雇われて殺しを請け負っており、セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの共同体の虐殺などの数々の犯罪により、アゾリウスの10大最重要指名手配者の1号と指定されている。
- 登場:快楽殺人の暗殺者/Thrill-Kill Assassin、平和の復元/Restore the Peaceのフレイバー・テキスト、Slaughter Games/殺戮遊戯(掌編)、In Praise of the Worldsoul(2、3)/世界魂を称えて(日本語版:2、3)(掌編)、The Azorius Ten Most Wanted/アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人、Gruul Ingenuity/グルールの才気(掌編)
マゼナ/Mazena
- マゼナ/Mazena
- セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveのドライアド。ドライアドの闘士/Dryad Militantのイラストの女性をイメージしていると思われる。トロスターニの信頼を受ける相談相手だが、それ故にか尊大な態度を取る。狼乗りのルージ/Ruziに瓦礫帯/Rubblebeltへ旅立ち、彼の姉のセシリー/Cecileeを見つけ出すようにというトロスターニ/Trostaniの命を伝えた。
- 登場:In Praise of the Worldsoul 1/世界魂を称えて 1(掌編)
マイカス・ヴェイ/Micas Vay
- マイカス・ヴェイ/Micas Vay
- イゼット団/The Izzet Leagueの最高機関であるイズマグナス議会/Counsil of The Izmagnusの一員。アゾリウス評議会/The Azorius Senateからの訴えにより、実験で大聖堂を破壊したボーリ・アンダーン/Bori Andonへ、これまでに多くの天才たちが挑んできたが失敗したという「同時不調和定理の証明/Solve the Theorem of Simultaneous Discordance」という任務をニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet直々の命として告げた。
- 登場:The Seven Bells(1、2)/七つの鐘(日本語版:1、2)(掌編)
ミゲン/Migen
- ミゲン/Migen
- ならず者の道/Rogue's Passageをうろつく掏摸の一人。
- 登場:Rogue's Passage/ならず者の道(掌編)
モランダー/Molander
- モランダー/Molander
- セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの高い地位にある司祭の一人。エルフの男性だが、その種族にしては荒々しい人物だとサニール/Sanielに評されている。
- 登場:The Great Concourse/大いなる流れを繋ぐ者(掌編)
ムラト/Murat
- ムラト師/Master Murat
- シミック連合/The Simic Combineの人物。研究者のリアーナ/Lianaに熟練の生術士であるフローリン・オズボルト/Florin Ozboltを紹介した。
- 登場:Experiment One/実験体(掌編)
マーグル/Murgul
- マーグル/Murgul
- グルール一族/The Gruul Clansの戦士。成人の儀式である埋葬/the Burying中であるはずのドムリ・ラーデ/Domri Radeがゴルガリ団/The Golgari Swarmの排水管からよろめき出てきた所を発見した。
- 登場:The Burying Part2/埋葬 その2(掌編)
N
ナスリ/Nasri
- ナスリ/Nasri
- グルール一族/The Gruul Clansの戦士。成人の儀式である埋葬/the Buryingの最中であるはずのドムリ・ラーデ/Domri Radeがゴルガリ団/The Golgari Swarmの排水管からよろめき出てきた所を発見した。
- 登場:The Burying Part2/埋葬 その2(掌編)
ニコ/Nico
- ニコ/Nico
- ブリキ通り/Tin Streetの辺りをうろつく泥棒の少年。荷降ろし人夫のバーテク/Bartekが破滅小径/Bane Alleyのアンドラ/Andraに思いを寄せて彼女の店に通い詰めるを冷やかしながらも、彼女の目的は金のみだとバーテクに警告する。彼はバーテクのことを友人だと思っているが、バーテクからはそう思われてはいない様子。
- 登場:The Hard Sell/強引な商売(掌編)
ニーキャ/Nikya
- 旧き道のニーキャ/Nikya of the Old Ways
- 瓦礫帯/Rubblebeltに住むグルール一族/The Gruul Clansのザル=ター族/Zhur-Taa clanの族長である女性。セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveのセシリー/Cecileeが養子にしたグルールの捨て子がラクドス教団/The Cult of Rakdosの虐殺少女/Massacre Girlのリングによる襲撃で殺されたと狼乗りのルージ/Ruziから聞き、怒り狂い復讐に燃える。
- 登場:瓦礫帯の略奪者/Rubblebelt Raiders、腐食スカラベ/Rust Scarab、スカルグの大巨獣/Skarrg Goliathのフレイバー・テキスト、Planeswalker's Guide to Gatecrash: Part 2/プレインズウォーカーのための「ギルド門侵犯」案内 その2、In Praise of the Worldsoul 3)/世界魂を称えて 3(掌編)、Gruul Ingenuity/グルールの才気(掌編)、The Burying Part2/埋葬 その2(掌編)
ニーラ/Nila
- ニーラ/Nila
- ブリキ通り/Tin Streetの交差点で何世代にもわたって店を構える男、バーリン・グレヴィク/Barrin Grevikの妻。
- 登場:Barrin's Tall Tale/バーリンの仰天話(掌編)
O
オーナ・ヴィテリウス/Oana Vitellius
- オーナ・ヴィテリウス/Oana Vitellius
- アゾリウス評議会/The Azorius Senateの弁護人である女性。己の力不足によって、些細な事で告発された野菜売りの商人を助けることが出来なかったオーナは意気消沈して酒場で管を巻いていた。そこにタレム/Taremと名乗る男が近づき、オーナの祖父である著名なる判事オットー・ヴィテリウス二世/Otho Vitellius IIの記憶を彼女に移植することを持ちかける。オーナはその男がディミーア家/House Dimirの工作員だと気付き、二度と姿を見せるなと警告すると男は立ち去った。その後、彼女はめざましい業績をあげ、判事となってからは30年もの間評議会に献身し続けた。ある日、祖父の墓参りから帰宅すると、そこにはタレムが以前に出会った40年前と変わらぬ姿で待っていた。タレムは彼女が明日審議する予定の窃盗について、被告を無罪にするように頼む。オーナは男を逮捕しようとするも、突然自分の中に祖父の記憶があることに気付く。40年前のあの時、彼女はタレムの申し出を受け入れていたのだった。翌朝、何を信じれば良いのか判らなくなったオーナは辞表と自白声明を書き、自ら育てた若き弁護人を訪ねた。
- 登場:Expectations/遺産(掌編)
オーバ/Oba
- →トロスターニ/Trostani参照。
オグレス/Ogreth
- オグレス/Ogreth
- 瓦礫帯/Rubblebeltに住むグルール一族/The Gruul Clansのザル=ター族/Zhur-Taa clanの一人。若き斥候のデューリ/Durriにこの頃起こったセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの癒し手たちの野営地への虐殺はラクドス教団/The Cult of Rakdosの仕業であると語った。
- 登場:Gruul Ingenuity/グルールの才気(掌編)
オットー・ヴィテリウス二世/Otho Vitellius II
- オットー・ヴィテリウス二世/Otho Vitellius II
- アゾリウス評議会/The Azorius Senateの著名な判事だった男性。彼の記憶は死後にディミーア家/House Dimirの工作員であるタレム/Taremの策略によって孫娘のオーナ・ヴィテリウス/Oana Vitelliusへと移植された。
- 登場:Expectations/遺産(掌編)
P
パリーシャ/Parisha
- 拘引者、パリーシャ/Arrester Parisha
- アゾリウス評議会/The Azorius Senateの第9管区担当の拘引者である女性。庭園の手入れの仕事をしていたホムンクルスのフブルスプ/Fblthpを誘拐事件の囮捜査に協力させる。捜査は犯人のヴァダクス・ゴー/Vadax Gor逮捕で成功に終わったが、パリーシャはまだまだフブルスプを協力させようと思っていた。
- 登場:Fblthp/フブルスプ(掌編)
ペール・ジャヴァ/Pel Javya
- ウォジェクの調査官、ペール・ジャヴァ/Pel Javya, Wojek investigator
- 軍学校を卒業したばかりのボロス軍/Boros Legionの新人ウォジェク/Wojek。伯父のゴレフ・ハザック/Gorev Hadszakもかつての旧ギルドパクト/Guildpact時代はウォジェクであった。
- 登場:地下墓地のナメクジ/Catacomb Slug 、稲妻の鉤爪/Lightning Talons、太陽塔のグリフィン/Sunspire Griffinのフレイバー・テキスト、The Absolution of the Guildpact/ギルドパクトの赦し(掌編)
ペトリ/Petri
- 拘引者ペトリ/Arrester Petri
- アゾリウス評議会/The Azorius Senateのリーヴ隊/the Lyevに所属する若き拘引者。ナナカマド通り/the Rowan Laneの野菜売りを「最新の布告によって、野菜から薬効品に指定を変更された植物を野菜と称していた」罪によって逮捕した。
- 登場:Expectations/遺産(掌編)
R
ラドミール/Radomir
- ラドミール/Radomir
- ボロス軍/Boros Legionの男性。掏摸のタネク/Tanekを捕まえたが、彼がオルゾフ組/The Orzhov Syndicateの阿漕な高利貸しであるアンブロズ・ベナコフ/Ambroz Benakovから盗んだ事情を聞いて放免した。そして、タネクへと多額の謝礼を払う代わりに自分の情報屋となるように持ちかける。
- 登場:Rogue's Passage/ならず者の道(掌編)
レロフ/Relov
- レロフ判事/Arbiter Relov
- アゾリウス評議会/The Azorius Senateの判事。かつては理想に燃えた男だったが、現在ではオルゾフ組/The Orzhov Syndicateからの賄賂を受けとって便宜を図るまでに堕落している。ゴルガリ団/The Golgari Swarmへの地下都市大掃討令への認可に署名したことによってヴラスカ/Vraskaの標的となり、新プラーフの正門近くで石の彫像とされた。
- 登場:The Shadows of Prahv(1、2)/プラーフの影(日本語版:1、2)(掌編)、The Azorius Ten Most Wanted/アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人
リネーア/Reneir
- リネーア/Reneir
リトジット/Ritjit
- 「オーガの脱獄者」ことリトジット/Ritjit, aka Ogre Jailbreaker
- →オーガの脱獄者/Ogre Jailbreaker参照。
ルージ/Ruzi
- ルージ/Ruzi
- セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの狼乗りであり、若者たちへの熟練した訓練士。エルフ男性。愛狼のクーマ/Kumaとは深い絆で結ばれている。共有の絆/Common Bondのイラストの男性をイメージしている。彼は庭園や動物たちの生命や共同社会などのギルドの仕事そのものは愛していたが、世界魂/Worldsoulへの調和や崇拝といったものにはあまり熱意を持たなかった。ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghaziから離れて瓦礫帯/Rubblebeltで共同体を作ってグルール一族/The Gruul Clansとの共存を図る姉のセシリー/Cecileeを見つけだすように命じられる。しかし、彼が辿り着いた時には共同体はラクドス教団/The Cult of Rakdosの虐殺少女/Massacre Girlのリングによって壊滅していた。生き残ったのは姉が養子にして弟からちなんでジィ/Ziと名付けたグルールの捨て子だけだった。ルージは復讐のためにセレズニアを離れ、グルールにラクドスへの対立を炊きつけた。そして彼は虐殺少女についての資料をアゾリウス評議会/The Azorius Senateから盗み出し、姉の事件に関する調書を燃やしたために、クーマとともにアゾリウスの10大最重要指名手配者の9号と指定された。
- 登場:In Praise of the Worldsoul(1、2、3)/世界魂を称えて(日本語版:1、2、3)(掌編)、The Azorius Ten Most Wanted/アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人
S
サバスト/Sabast
- サバスト/Sabast
- グルール一族/The Gruul Clansのシャーマン。ウトヴァラ/Utvaraの廃墟にてグルールの成人の儀式である「埋葬/the Burying」をドムリ・ラーデ/Domri Radeに施した。
- 登場:The Burying Part1、Part2/埋葬 その1、その2(掌編)
サドルナ/Sadruna
- サドルナ/Sadruna
- セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの高い地位にある人物。
- 登場:The Great Concourse/大いなる流れを繋ぐ者(掌編)
サルシン/Sarusin
- サルシン/Sarusin
- ディミーア家/House Dimirの工作員。上級工作員のミルコ・ヴォスク/Mirko Voskの訪問を受け、実力はあったが不注意さ故に失敗した切除士/excisorの記憶を植え付けられる。
- 登場:Persistence of Memory/記憶の固執(掌編)
センカ/Senka
- 《秘密を盗む者》センカ/Senka, aka "Stealer of Secrets"
- →秘密を盗む者/Stealer of Secrets参照。
セス/Ses
- →トロスターニ/Trostani参照。
スラブニク/Slubnik
- スラブニク/Slubnik
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateのテイサ・カルロフ/Teysa Karlovに仕えるスラルの一人。
- 登場:Teysa Karlov/テイサ・カルロフ(掌編)
ガボガボ/Squelch
- ガボガボ/Squelch
- イゼット団/The Izzet Leagueのゴブリン。ゴブリンの試験操縦士/Goblin Test Pilotのイラストのゴブリンをイメージしていると思われる。暗黙の迷路/The Implicit Mazeを走るグルール一族/The Gruul Clansの迷路走者、ルーリク・サー/Ruric Tharに協力を申し出て、押しかけ相棒となる。
- 登場:Ruric Thar/ルーリク・サー(掌編)
ストロコ/Stroko
- ストロコ/Stroko
- ラクドス教団/The Cult of Rakdosのリングマスターの一人であるゴブリン男性。殺戮遊戯/Slaughter Gamesに敗れた棘打ち/Spikerのダルクス/Daruxを侮辱したことにより、彼の離脱を招いた。
- 登場:Slaughter Games/殺戮遊戯(掌編)
サニール/Suniel
- 木の匠サニール/Suniel the Woodwise
- セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの木地師/woodshaper。ギルド内でも長老格のエルフ男性。ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghaziがディミーア家/House Dimirのパルン/Parunであるザデック/Szadekに襲撃された後、その修復事業の責任者となった。彼がドライアドの三姉妹のシィム/Cim、セス/Ses、オーバ/Obaを木の根に繋いだことにより、彼女たちを世界魂/Worldsoulの意識の格子へと根付かせることとなった。
- セレズニア議事会の日本語版ではヴィトゥ=ガジーを襲ったのはイゼット団/The Izzet Leagueの魔道士卿ゾマジ・ホーク/Zomaj Haucとされているが、英語の原文ではラヴニカ・ブロックのストーリー通りにザデックとなっておりまったく彼の名は触れられていない。
- 登場:遮り蔦/Hindervines、セレズニアの導き石/Selesnya Cluestoneのフレイバー・テキスト、セレズニア議事会、The Great Concourse/大いなる流れを繋ぐ者(掌編)
シモンド・ハルム/Symond Halm
- シモンド・ハルム/Symond Halm
- 喜劇で知られる劇作家の男であり、今までの三度の公演はどれも大いに成功を収めた。しかし、ボロス軍/Boros Legionを導いた子供、ザンドラ/Zandraの物語を元にした感動大作には後援者がつかなかった。彼はオルゾフ組/The Orzhov Syndicateの重要人物/Kingpinであるイローナ/Ilonaに援助を求めて彼女と契約するが、公演は惨憺たる結果に終わった。切羽詰まった彼は通りすがりのヴィダルケンを刺してアゾリウス評議会/The Azorius Senateに逮捕されることによってオルゾフから逃れようとするが、取り立て人であるビラーグル/Bilagruは彼の独房を訪れた。
- 登場:Bilagru Will Come for You/ビラーグル、おまえの所へ来る(掌編)
T
タネク/Tanek
- タネク/Tanek
- ならず者の道/Rogue's Passageをうろつく男。掏摸だが性根は腐りきってはおらず、貧しい友人たちを苦しめる金持ちから盗む。ボロス軍/Boros Legionのラドミール/Radomirと名乗る男と出会い、破格の報酬と引き換えにその男の情報屋となることを引き受ける。
- 登場:Rogue's Passage/ならず者の道(掌編)
タレム/Tarem
- タレム/Tarem
- ディミーア家/House Dimirの工作員である吸血鬼の男性。アゾリウス評議会/The Azorius Senateの弁護人であるオーナ・ヴィテリウス/Oana Vitelliusに近づき、彼女の祖父である著名な判事のオットー・ヴィテリウス二世/Otho Vitellius IIの記憶を移植することを提案した。40年後、タレムは判事となったオーナの元を訪れ、その支払いとして翌日の彼女が担当する審議の被疑者を無罪にするように要求した。
- 登場:Expectations/遺産(掌編)
タズ/Taz
- タズ氏/Mr. Taz
- →ラザーヴ/Razav参照。
「欺し屋」/The Cozen
- オルゾフの暗殺者、「欺し屋」/"The Cozen," Orzhov assassin
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの契約暗殺者。残忍な殺しを正当化するためにオルゾフの教義を曲解し、未払いの負債への取り立てに対して認められている範囲である「肢」を越えて「頭」を徴収していることや、アゾリウス評議会/The Azorius Senateの高官への買収行為、拘留の宝球/Detention Sphereの違法入手及びに目的外の使用で告発されている。アゾリウスの10大最重要指名手配者の第4号。
- 登場:究極の価格/Ultimate Priceのフレイバー・テキスト、The Azorius Ten Most Wanted/アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人
ティハナ・ジャリク/Tihana Jarik
- ティハナ・ジャリク/Tihana Jarik
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの貴族だった女性。オブゼダート/Obzedatに対して反抗的な発言をすることで知られており、当初は家名によってその立場は守られていたが、幽霊議員を批判する随筆を出版したことによりついに逮捕されてオルゾヴァの法廷にかけられ、公的崩壊刑に処せられた。彼女の著書を持つことは同じ罪を犯すことを意味している。テイサ・カルロフ/Teysa Karlovはディミーア家/House Dimirの知人から彼女の著書を入手しており、秘蔵している。
- 登場:Teysa Karlov/テイサ・カルロフ(掌編)
トレンズ/Trenz
- トレンズ/Trenz
- イゼット団/The Izzet Leagueの薬術師/Chemisterであり、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet自身から実験区域を授けられているほどの人物。彼の世紀の実験/Epic Experimentの失敗により、100年以上はかかると思われていたセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveによる瓦礫の清掃を一瞬の内に片付け、クレンコ/Krenkoとタズ/Tazをオルゾフ組/The Orzhov Syndicateの聖域へと侵入させるポータルが作成され、ラクドス教団/The Cult of Rakdosの「燃える雨と流血騒乱の隣人感謝祭/Fire-Rain Bloodletting Mayhem Neighbor Appreciation Day」が誕生した。
- 登場:Epic Experiment/世紀の実験(掌編)
トロスロン/Troslon
- トロスロン/Troslon
- セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの高い地位にある司祭の一人。
- 登場:The Great Concourse/大いなる流れを繋ぐ者(掌編)
VW
ヴァダクス・ゴー/Vadax Gor
- ヴァダクス・ゴー/Vadax Gor
- ラクドス教団/The Cult of Rakdosの「娯楽クラブ/diversion club」に関わる男であり、あらゆる悪行に手を染めている。市民二名の誘拐事件の容疑者であるが、アゾリウス評議会/The Azorius Senateは証拠を見つけることはできなかった。彼はフブルスプ/Fblthpを誘拐しようとしたが、それは第9管区の拘引者であるパリーシャ/Parishaの囮捜査であり現行犯逮捕された。
- 登場:Fblthp/フブルスプ(掌編)
ヴィルディカ/Vildika
- ヴィルディカ/Vildika
- ラクドス教団/The Cult of Rakdosの虐殺少女/Massacre Girlのリングに所属し、殺戮遊戯/Slaughter Gamesのチャンピオンとなった人間女性。背が高く筋張った体格をしており、刃付きブーツで優雅に戦う。しかし、彼女は虐殺少女が彼女のことを戦利品か何かのように考えていて、共にカーニバルを楽しむ仲間として見ていないことに怒りと悲しみを感じていた。後に一度戦ったダルクス/Daruxのリングに引きぬかれ、かつて似たような孤独を抱えていた彼と心を通わせる。
- 登場:Slaughter Games/殺戮遊戯(掌編)
ウィップ/Whip
- ウィップ/Whip
- グルール一族/The Gruul Clansの少年。親友のドムリ・ラーデ/Domri Radeやラッキィ/Lakkieと共に欠片の刃族/the Shard Bladesを結成し、瓦礫帯/Rubblebelt周辺の廃墟を壊して回っている。
- 登場:The Burying Part1/埋葬 その1(掌編)
XYZ
ヤーゼン/Yaszen
- ボロスの司令官、ヤーゼン/Commander Yaszen of Boros
- ボロス軍/Boros Legionの司令官の一人。地平線軍事アカデミー/Horizon Academyに所属している。バーブの屋上民/Barbu Rooftopのための戦いの結果、軍は市民からの敬意を失ったと感じた彼は、部隊へと市民に上手く溶け込めと命じた。彼の名は新生シミック連合/The Simic Combineのギルドマスターである首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zeganaの演説「水深の布告/The Fathom Edict」の記録の第一受領人としても記されている。
- 水深の布告では「Commander Yaszen, Horizon Academy」は「ホライゾン軍学校司令官ヤゼン」と訳されている。
- 登場:騎士の見張り/Knight Watchのフレイバー・テキスト、The Fathom Edict/水深の布告
ザーバ/Zaba
- ザーバ/Zaba
- ラヴニカ/Ravnica全土の詳細な地図を作っている男。古い友人であるボーリ・アンダーン/Bori Andonに七つの大鐘楼塔の地図を与え、カルニカ街区/the Kalnika Quarterに伝わる聖騎士と鐘を鳴らす暗号の伝説を語った。
- 登場:The Seven Bells 1/七つの鐘 1(掌編)
ザンドラ/Zandra
- ザンドラ/Zandra
- ボロス軍/Boros Legionを導いたとされる子供。軍勢を率い、尖塔の橋で悪魔と決闘したという。その話は勇気と贖いに満ちた感動の物語であり、劇作家のシモンド・ハルム/Symond Halmはザンドラの物語を演劇にしたが、公演は惨憺たる結果に終わった。
- 登場:Bilagru Will Come for You/ビラーグル、おまえの所へ来る(掌編)
ジィ/Zi
- ジィ/Zi
- 瓦礫帯/Rubblebeltでセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの共同体を営むセシリー/Cecileeの養子となった赤子。背中にグルール一族/The Gruul Clansの入れ墨がある。名前は養母の弟であるルージ/Ruziにちなんでつけられた。共同体がラクドス教団/The Cult of Rakdosの虐殺少女/Massacre Girlのリングによって壊滅させられた後はルージに引き取られた。
- 登場:In Praise of the Worldsoul(2、3)/世界魂を称えて(日本語版:2、3)(掌編)
ジフカ/Zifka
- ジフカ親方/Boss Zifka
- 商人の男。少々如何わしい荷も扱っているようだが、それについて何も言わないバーテク/Bartekを気に入って荷降ろし人夫として長く雇っている。
- 登場:The Hard Sell/強引な商売(掌編)
ジーヴァン/Zivan
- 判事ジーヴァン/Arbiter Zivan
- 難民への支援要求を阻止するために16時間途切れなく演説したというアゾリウス評議会/The Azorius Senateの伝説的な判事。ゴルガリ団/The Golgari Swarmへの地下都市大掃討令を発令したことでヴラスカ/Vraskaの標的となり、全身に細かい文字を刻まれて失血死した。
- 登場:The Shadows of Prahv(1、2)/プラーフの影(日本語版:1、2)(掌編)、The Azorius Ten Most Wanted/アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人
不明
イゼットの薬術師/Izzet chemister
- イゼットの薬術師/Izzet chemister
- イゼット団/The Izzet Leagueの研究者の女性であり、フローリン・オズボルト/Florin Ozboltの古い知人。あまりのも多くの素晴らしいアイデアを持っていたが、それは全て研究に一生を費やすようなものであり、彼女はどれか一つを選ぶことが出来なかった。そこで彼女は「神経系加速装置/neural chronaccelerator」を作り上げ、自らに使用した。脳の神経が焼き切れて死に至るまでの数時間に、彼女は多くの論文や設計図を書き留めた。
- 登場:Experiment One/実験体(掌編)
オルゾフの記録者/Orzhov scribe
- オルゾフの記録者/Orzhov scribe
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの記録者であり、司祭/The clericによる死盟の天使/Deathpact Angel召喚の儀式を記録し、テイサ・カルロフ/Teysa Karlovに報告した。
- 登場:Behind the Black Sun/黒き太陽の背後に(掌編)、Teysa Karlov/テイサ・カルロフ(掌編)
判事/Senator
- 判事/Senator
- アゾリウス評議会/The Azorius Senateの判事。リーヴ塔/Lyev Columnの6階に仕事場を構えている。パリーシャ/Parishaによるヴァダクス・ゴー/Vadax Gor逮捕を褒め称え、捜査の囮となったフブルスプ/Fblthpにイスペリアの布告、支給条項III.875.2b/Pursuant to Provision III.875.2b of Isperia's Edictに基づき感謝を示したが、彼はそのホムンクルスの名をクスルシプ/Cthillcipだと思っていた。
- 登場:Fblthp/フブルスプ(掌編)
司祭/The cleric
- 司祭/The cleric
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの司祭。死盟の天使/Deathpact Angelのクレリック・トークンのイラストの人物をイメージしていると思われる。オルゾフの秘儀によって自己を犠牲にし、死盟の天使を召喚した。
- 登場:Behind the Black Sun/黒き太陽の背後に(掌編)
高司祭/The high prelate
- 高司祭/The high prelate
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの高位にある老人。贖罪の高僧/High Priest of Penanceのイラストの男性をイメージしていると思われる。ジョージカ/Jozicaやボスコ/Boscoの雇い主に当たる。
- 登場:The Guild of Deals/取引のギルド(掌編)
名称不明/Unknown
- 「ロッテスのトロール」こと名称不明/Unknown, aka "Lotleth Troll"
- →ロッテスのトロール/Lotleth Troll参照。