シーリアのエルフ/Cylian Elf
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緑の2マナ2/2バニラクリーチャー。数ある灰色熊/Grizzly Bearsの同型再版の1つで、いわゆる熊である。
ローウィン・ブロックで大々的に取り上げられたエルフなのでタイプ的支援が受けやすいが、ローウィン・ブロックには狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shaman、アラーラの断片ブロック内でもシーリアの陽歌い/Cylian Sunsingerといった上位互換のエルフが存在するため、構築ではこちらを採用する意味は薄い。
リミテッドでは、コモンの熊はマナカーブを安定させる助けとなるため、クリーチャーの頭数が少ないときには採用の余地がある。
[編集] 開発秘話
このカードのイラストは開発時に他のカードと交換されたものである。元々はエルフではなく緑単色の怪物であり、灰色熊の同型再版としてデザインされていた。しかし、このカード用に描かれたソクターのイラストが長毛のソクター/Woolly Thoctarに採用されたため、代わりにエルフのイラストに差し替えられた。本来、このイラストのエルフは緑白の2/2、警戒を持つマナ・クリーチャーというコンセプトで開発が進められたもので、製品版ではヴァレロンに仕える者/Steward of Valeronとなっている。(→Topic Explosion参照)
[編集] ストーリー
シーリアのエルフ/Cylian Elfはナヤ/Nayaに住むエルフ族。名前の由来は最初の高司祭シーリア/Cylia。
- 上記の通り、このカードのイラストは警戒を持つマナ・クリーチャーをイメージしているため、イラストの女性はジャングルの樹上に張った陽を浴びるテント(sunsail tents)から大祖始/Progenitusの谷全体をしっかりと見張っている。