ローナ・コンボ
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ローナがルーターとしての機能を持つため[[コンボパーツ]]が集めやすく、他の[[コンボ]]との[[ハイブリッドデッキ]]になっていることも多い。主に[[銅纏いののけ者、ルーカ/Lukka, Coppercoat Outcast]]の[-2]能力から確定で[[偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier]]を踏み倒すコンボ、[[白日の下に/Bring to Light]]から[[星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor]]を踏み倒すコンボが併用される。アトラクサや白日の下には他のコンボを探すためにも使えるという利点がある。 | ローナがルーターとしての機能を持つため[[コンボパーツ]]が集めやすく、他の[[コンボ]]との[[ハイブリッドデッキ]]になっていることも多い。主に[[銅纏いののけ者、ルーカ/Lukka, Coppercoat Outcast]]の[-2]能力から確定で[[偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier]]を踏み倒すコンボ、[[白日の下に/Bring to Light]]から[[星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor]]を踏み倒すコンボが併用される。アトラクサや白日の下には他のコンボを探すためにも使えるという利点がある。 | ||
− | [[2023年]]12月4日に[[大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator]]が[[禁止カード|禁止]] | + | [[2023年]]12月4日に[[大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator]]が[[禁止カード|禁止]]されたことで、石の脳ループは使用不可能になった。 |
*[[Magic Online]]では持ち時間制や[[ループ]][[省略]]不可というシステムの都合上、石の脳ループでは時間切れ負けの危険性があるため、代わりに[[霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir]]が[[エンドカード]]になる。貯蔵器を出した後に任意の伝説のパーマネント(基本的にはマナ不要のモックス・アンバー)をバウンス→唱え直しを繰り返すことで[[ライフ]]を稼ぎ、[[起動型能力]]で勝利する。 | *[[Magic Online]]では持ち時間制や[[ループ]][[省略]]不可というシステムの都合上、石の脳ループでは時間切れ負けの危険性があるため、代わりに[[霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir]]が[[エンドカード]]になる。貯蔵器を出した後に任意の伝説のパーマネント(基本的にはマナ不要のモックス・アンバー)をバウンス→唱え直しを繰り返すことで[[ライフ]]を稼ぎ、[[起動型能力]]で勝利する。 | ||
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*[[空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad]]を[[相棒]]にした型。 | *[[空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad]]を[[相棒]]にした型。 | ||
**使用者の[[Samuele Estratti]]は、自身の名前(Samuele '''Est'''ratti)、コンボパーツの名前である侵攻の伝令、ローナ/'''Rona''', Herald of Invasion、白日の下に/Bring '''to Light'''から取ってこのデッキを'''Estrona to Light'''と呼称していた<ref>[https://magic.gg/news/metagame-mentor-seven-spicy-pioneer-decks-to-qualify-you-for-the-pro-tour Metagame Mentor: Seven Spicy Pioneer Decks to Qualify You for the Pro Tour](Magic Play [[2023年]]10月20日 [[Frank Karsten]]著)</ref>。 | **使用者の[[Samuele Estratti]]は、自身の名前(Samuele '''Est'''ratti)、コンボパーツの名前である侵攻の伝令、ローナ/'''Rona''', Herald of Invasion、白日の下に/Bring '''to Light'''から取ってこのデッキを'''Estrona to Light'''と呼称していた<ref>[https://magic.gg/news/metagame-mentor-seven-spicy-pioneer-decks-to-qualify-you-for-the-pro-tour Metagame Mentor: Seven Spicy Pioneer Decks to Qualify You for the Pro Tour](Magic Play [[2023年]]10月20日 [[Frank Karsten]]著)</ref>。 | ||
+ | ===大いなる創造者、カーン禁止後=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **Pioneer Challenge 64 on 12/22/2023 6位([https://www.mtgo.com/decklist/pioneer-challenge-64-2023-12-2212599311 参考]) | ||
+ | **使用者:ShikiXYZ | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[パイオニア]](~[[イクサラン:失われし洞窟]]) | ||
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+ | *[[大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator]]の禁止に伴い、[[成就/Granted]]の採用枚数が増加している。 | ||
+ | **成就によって[[エンドカード]]の[[霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir]]はもちろん、[[撤回のらせん/Retraction Helix]]や[[モックス・アンバー/Mox Amber]]といった[[コンボパーツ]]も持ってこれるのがありがたい。 | ||
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2025年1月7日 (火) 23:43時点における最新版
ローナ・コンボ(Rona Combo)は、侵攻の伝令、ローナ/Rona, Herald of Invasionをキーカードとした青黒赤緑のコンボデッキ。もう一つのキーカードである撤回のらせん/Retraction Helixから(撤回の)らせんコンボ(Helix Combo)とも呼称される。機械兵団の進軍参入後のパイオニア環境に存在する。
目次 |
[編集] 概要
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたが伝説の呪文を唱えるたび、侵攻の伝令、ローナをアンタップする。
(T):カード1枚を引く。その後、カード1枚を捨てる。
(5)(黒/Φ):侵攻の伝令、ローナを変身させる。起動はソーサリーとしてのみ行う。((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
Rona, Tolarian Obliterator / トレイリアの抹消者、ローナ
〔青/黒〕 伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ウィザード(Wizard)
トランプル
発生源1つがトレイリアの抹消者、ローナにダメージを与えるたび、その発生源のコントローラーは自分の手札にあるカード1枚を無作為に選んで追放する。それが土地カードなら、あなたはそれをあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。そうでないなら、あなたはそれをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで「(T):土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。」を得る。
侵攻の伝令、ローナ/Rona, Herald of Invasion、撤回のらせん/Retraction Helix、モックス・アンバー/Mox Amberの3枚を用いて無限マナを生み出すコンボデッキである。コンボの手順は以下の通り。
- ローナに撤回のらせんを唱える。
- モックス・アンバーからマナを生み出す。
- ローナが撤回のらせんにより得た能力を起動、モックス・アンバーを手札に戻す。
- モックス・アンバーを唱える。これによりローナがアンタップする。
- 上記2.に戻る。これを任意の回数繰り返して無限マナを得る。
- 無限マナが成立したならば大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorを唱え、-2能力を起動。石の脳/The Stone Brainを手札に加える。
- 石の脳を起動し、対戦相手のライブラリーにあるカードを追放する。
- 石の脳やカーンを唱えたことでローナがアンタップしているため、能力を起動してカーンを戻し6.に戻る。これを任意の回数繰り返して無限ライブラリー破壊で勝利。
黒や緑の無限マナを生み出せるがカーンがいない場合は、歓喜する喧嘩屋、タイヴァー/Tyvar, Jubilant Brawlerの[+1]能力をローナを対象として起動、タイヴァーをローナでバウンスして唱え直すことによりローナのルーター能力とタイヴァーの[+1]能力を再利用するという手順を無限に繰り返してカーンを見つけることができる。
ローナがルーターとしての機能を持つためコンボパーツが集めやすく、他のコンボとのハイブリッドデッキになっていることも多い。主に銅纏いののけ者、ルーカ/Lukka, Coppercoat Outcastの[-2]能力から確定で偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierを踏み倒すコンボ、白日の下に/Bring to Lightから星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostorを踏み倒すコンボが併用される。アトラクサや白日の下には他のコンボを探すためにも使えるという利点がある。
2023年12月4日に大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorが禁止されたことで、石の脳ループは使用不可能になった。
- Magic Onlineでは持ち時間制やループ省略不可というシステムの都合上、石の脳ループでは時間切れ負けの危険性があるため、代わりに霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoirがエンドカードになる。貯蔵器を出した後に任意の伝説のパーマネント(基本的にはマナ不要のモックス・アンバー)をバウンス→唱え直しを繰り返すことでライフを稼ぎ、起動型能力で勝利する。
[編集] サンプルリスト
[編集] 相棒なし
- 備考
- チャンピオンズカップファイナル シーズン2ラウンド1 ベスト4(参考)
- 使用者:Woo Jin Seong
- フォーマット
- メインデッキが68枚になっているのが特徴。
- イクサラン:失われし洞窟からの新戦力としてもがく出現/Squirming Emergenceが投入されている。
[編集] ヨーリオン型
- 備考
- フォーマット
Estrona to Light [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomadを相棒にした型。
- 使用者のSamuele Estrattiは、自身の名前(Samuele Estratti)、コンボパーツの名前である侵攻の伝令、ローナ/Rona, Herald of Invasion、白日の下に/Bring to Lightから取ってこのデッキをEstrona to Lightと呼称していた[1]。
[編集] 大いなる創造者、カーン禁止後
Rona Combo(Pioneer) [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorの禁止に伴い、成就/Grantedの採用枚数が増加している。
- 成就によってエンドカードの霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoirはもちろん、撤回のらせん/Retraction Helixやモックス・アンバー/Mox Amberといったコンボパーツも持ってこれるのがありがたい。
[編集] 脚注
- ↑ Metagame Mentor: Seven Spicy Pioneer Decks to Qualify You for the Pro Tour(Magic Play 2023年10月20日 Frank Karsten著)