歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler
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[[ステロイド/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|グルールミッドレンジ]]では、大量マナから[[大型クリーチャー]]や[[怪物化]]につなげるために採用されている。 | [[ステロイド/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|グルールミッドレンジ]]では、大量マナから[[大型クリーチャー]]や[[怪物化]]につなげるために採用されている。 |
2024年1月27日 (土) 21:48時点における最新版
テーロスで登場した赤緑のプレインズウォーカー。忠誠度能力は、マナ加速、トークンの生成、クリーチャーと土地の展開。
- +1能力
- 自軍クリーチャーの数を参照するマナ加速。ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleや戦いの賛歌/Battle Hymnの流れを汲む。
- マナ・クリーチャーや炎樹族の使者/Burning-Tree Emissaryなどによって大量に展開した後に起動すれば、フィニッシャーのマナ域まで一気にジャンプアップすることができる。また出したターンに起動して、このカードを唱えたことによるテンポロスを埋め合わせることができるため、マナカーブの頂点が4~5マナのデッキでも有用な能力。コストが重いものが多い授与や怪物化との相性もよい。
- ±0能力
- 速攻を持つクリーチャー・トークンの生成。
- ゼナゴスを守るブロッカーになるだけでなく、速攻持ちなので即座にアタッカーとすることもできる。+1能力も強力になる。
- 速攻を持つためパンチ力が高く、出したターンから2→4→6→8点で20点と、連打して殴ることができれば非常に強力なクロックである。
- -6能力
- ライブラリーの上から7枚に含まれるクリーチャー・カードと土地カードを好きなだけ戦場に出す。
- 効果に不確実さを含むが、7枚も公開すればボード・アドバンテージを得られる可能性はかなり高い。クリーチャーを多用するビートダウンデッキならば7枚すべて戦場に出せる可能性もある。
+1能力と-6能力がクリーチャーを参照する能力であり、±0能力もアタッカーを増やせる能力であることから、ビートダウン向けのカード。同色のプレインズウォーカーであるドムリ・ラーデ/Domri Radeとは、能力自体は共通点は少ないが、多数のクリーチャーを含むデッキ構成を求められる点は共通している。カード・アドバンテージを得られる能力や全体強化を持つドムリが軽量クリーチャーを詰め込む構成を得意とするのに対し、マナ加速と踏み倒しのできるゼナゴスはより重量級の構成に向いているだろう。
グルールミッドレンジでは、大量マナから大型クリーチャーや怪物化につなげるために採用されている。 また基本セット2015参入後はジャンドプレインズウォーカーズでも中核になるカードとして採用されている。
[編集] ルール
- +1能力
- これはマナ能力ではない(忠誠度能力はマナ能力になり得ない)。他の忠誠度能力と同様に、ソーサリー・タイミングでのみ起動することができ、スタックに置かれて解決を待つ。
- 生み出されるマナの点数は能力の解決時に決定される。赤マナと緑マナの配分は、その時にあなたが決める。
- -6能力
- 授与は唱える時のみ使用できる能力である。授与を持つカードを追放した場合、それをクリーチャーとして戦場に出すことはできるが、オーラとして戦場に出すことはできない。
- テーロス・ブロックの神サイクル(太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sunなど)は、戦場以外の領域では常にクリーチャーのカード・タイプを持つ。指定された色への信心が定められた値未満の場合でも、それを戦場に出すことができる。
[編集] 関連カード
[編集] ストーリー
詳細はゼナゴス/Xenagosを参照。
[編集] その他
テーロス当時、このカードの偽造品が出回るという事件が起こった。材質や仕様などが真正のカードと非常によく似通ったものであった[1]。
[編集] 参考
- ↑ 『マナバーン2018』(ホビージャパン、2017年11月30日初版)p.64 ISBN 9784798615776