スケープシフト
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2023年10月8日 (日) 01:35時点における最新版
スケープシフト (Scapeshift)は、風景の変容/Scapeshiftをキーカードとするコンボデッキの総称。スケシと略されることもある。
目次 |
[編集] 概要
ソーサリー
望む数の土地を生け贄に捧げる。あなたのライブラリーから、その数以下の枚数の土地カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
大量の土地を並べて風景の変容/Scapeshiftを唱え、大量の土地が一度に戦場に出ることで誘発する能力で勝負を決める。何の土地をキーカードとするかは環境によって異なる。
必要な枚数の土地さえ並んでしまえば風景の変容を唱えるだけで勝利する、実質1枚コンボであることがデッキの優位点となることが多い。大量の土地を並べる必要があるためランプデッキの構成をとる。
[編集] イクサラン・ブロック~基本セット2020期
基本セット2019で風景の変容/Scapeshiftが再録。さらに1年後の基本セット2020で死者の原野/Field of the Deadを獲得し、期間としては短いながら強力なコンボデッキがスタンダード環境に登場した。
土地
死者の原野はタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)を加える。
死者の原野か他の土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたが名前の異なる土地を7つ以上コントロールしている場合、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
まずはエルフの再生者/Elvish Rejuvenatorや迂回路/Circuitous Routeなどを駆使して土地を7枚以上並べる。準備が整ったら風景の変容を唱え、死者の原野を含む7種類の土地を戦場に出し、大量のトークンを生成して勝負を決める。例として、土地8枚から死者の原野2枚と名前の異なる土地6枚を出せば、16体のトークンが生成される。
デッキカラーは様々だが、いずれも成長のらせん/Growth Spiralなどのために緑青の2色を中心とした形を取る。主流となっているのはバント・スケープシフト(Bant Scapeshift)と呼ばれる緑白青のタイプで、特に時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerから風景の変容をインスタント・タイミングで唱える動きが強力。
グランプリデンバー19でTop8の半数を占め、優勝を飾る活躍を見せたことで一躍Tier1となった。
[編集] サンプルリスト
[編集] 緑白青
- 備考
- グランプリデンバー19 優勝(参考)
- 使用者:Luis Scott-Vargas
- フォーマット
- バント・スケープシフト(Bant Scapeshift)と呼ばれる緑白青のタイプ。
[編集] 黒緑青
- 備考
- グランプリデンバー19 第14位(参考)
- 使用者:Dylan Feeman
- フォーマット
Sultai Scapeshift [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- スゥルタイ・スケープシフト(Sultai Scapeshift)と呼ばれる黒緑青のタイプ。
[編集] 5色
- 備考
- フォーマット
5C Scapeshift [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 5色スケープシフト(5C Scapeshift)、ゴロス・スケープシフト(Golos Scapeshift)などと呼ばれる5色型。ベースはバント・スケープシフトだが、不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrimの起動型能力のために黒と赤がタッチされている。
- キーカードの風景の変容/Scapeshiftが2枚にまで減らされているのが特徴。
[編集] モダン・エクステンデッド
土地
溶鉄の尖峰、ヴァラクートはタップ状態で戦場に出る。
山(Mountain)が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたが他に少なくとも5つの山をコントロールしている場合、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。あなたは「溶鉄の尖峰、ヴァラクートはそれに3点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
(T):(赤)を加える。
モダンやエクステンデッドでは、溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleと組み合わせたヴァラクート(Valakut)が活躍した。
詳細はヴァラクートを参照。