群れネズミ/Pack Rat
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これまでも何度か登場してきた、[[ネズミ]]の数を参照して[[サイズ]]が変わるネズミのバリエーション。[[マナ]]と[[手札]]を[[コスト]]に自身の[[コピー]]・[[トークン]]を生み出せる。 | これまでも何度か登場してきた、[[ネズミ]]の数を参照して[[サイズ]]が変わるネズミのバリエーション。[[マナ]]と[[手札]]を[[コスト]]に自身の[[コピー]]・[[トークン]]を生み出せる。 | ||
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− | [[ | + | *[[黒]]の[[カード]]であるが、やっていることは[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave|セレズニア]]の[[居住]]に近い。 |
+ | *上記のバリエーションの中でも、「(自身のコピー・トークンを)何体でも戦場に並べられる」点で、特に[[執拗なネズミ/Relentless Rats]]を思わせる。ただし、あちらは同名カードしか参照しない。 | ||
+ | *[[ネズミの大群/Swarm of Rats]]の[[上位互換]]。 | ||
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+ | *[[プロツアー「ラヴニカへの回帰」]]のドラフト部門において、[[Martin Juza]]が「群れネズミ2枚、土地38枚」というデッキを実戦投入。1勝2敗の成績を残している。 | ||
+ | *[[グランプリフィラデルフィア12]]で行われた「[[ラヴニカへの回帰]]リミテッドで一番のカードは?」という2つの[[プレイヤー]]インタビューでは、どちらも「群れネズミ以外で」という但し書きが付けられている([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpphi12/day1#11 参考]、[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpphi12/day2#5 参考])。 | ||
+ | **しかし、それでも「[[プレミアム・カード|Foil]]の群れネズミ」と答えるプレイヤーが出てくる始末。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[http://mtg-jp.com/reading/gekijo/003970/ 第84回:井川良彦のデッキ構築劇場・トウキョウネズミーワールド](mtg-jp.com、文:[[井川良彦]]) | ||
*[[参照クリーチャー]] | *[[参照クリーチャー]] | ||
*[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[レア]] |
2012年10月30日 (火) 12:15時点における版
Pack Rat / 群れネズミ (1)(黒)
クリーチャー — ネズミ(Rat)
クリーチャー — ネズミ(Rat)
群れネズミのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールするネズミ(Rat)の数に等しい。
(2)(黒),カードを1枚捨てる:群れネズミのコピーであるトークンを1体生成する。
これまでも何度か登場してきた、ネズミの数を参照してサイズが変わるネズミのバリエーション。マナと手札をコストに自身のコピー・トークンを生み出せる。
能力は持て余した土地などをクリーチャーに変換でき、強力。トークンも本体と同じコピー能力を持ち、またタップ能力でないことから、能力ぶんのマナを浮かせて唱えれば実質的に単体除去への除去耐性を与えられる。回避能力こそないが、頭数を増やせば無理やり突破を狙うこともできる。ただしカード・アドバンテージを得ているわけではないので、やりすぎて全体除去や拘留の宝球/Detention Sphereで一網打尽にされないように注意。
- 黒のカードであるが、やっていることはセレズニアの居住に近い。
- 上記のバリエーションの中でも、「(自身のコピー・トークンを)何体でも戦場に並べられる」点で、特に執拗なネズミ/Relentless Ratsを思わせる。ただし、あちらは同名カードしか参照しない。
- ネズミの大群/Swarm of Ratsの上位互換。
リミテッド
主にリミテッドでの強力無比なカードパワーで知られる。1枚で勝ててしまうようなレアは数あれど、ここまで軽いものはかなり珍しい部類。
一度これが現れると、わずか数ターンで巨大なネズミの群れが戦場を埋め尽くしてしまう。当然即座に除去したいところだが、1体でも戦場に残すと再び増え始める上、最速3ターン目に2体と初動が早いため、必ずしも対処が追いつくわけではないところが、その強さに拍車をかけている。
これ1枚で負けてしまいかねないので、ドラフトでは色が合わなくてもカットする価値のあるカード。またシングルシンボルであり、能力を1ターンに複数回起動できずとも十分強いことから、むしろタッチして採用してしまうのもよい。特にセレズニアカラーのデッキでは居住を行うものなど相性のよいカードが多く、かなり有効な手となる。
- プロツアー「ラヴニカへの回帰」のドラフト部門において、Martin Juzaが「群れネズミ2枚、土地38枚」というデッキを実戦投入。1勝2敗の成績を残している。
- グランプリフィラデルフィア12で行われた「ラヴニカへの回帰リミテッドで一番のカードは?」という2つのプレイヤーインタビューでは、どちらも「群れネズミ以外で」という但し書きが付けられている(参考、参考)。
- しかし、それでも「Foilの群れネズミ」と答えるプレイヤーが出てくる始末。
参考
- 第84回:井川良彦のデッキ構築劇場・トウキョウネズミーワールド(mtg-jp.com、文:井川良彦)
- 参照クリーチャー
- カード個別評価:ラヴニカへの回帰 - レア