ちらつき/Flicker
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− | + | [[スタンダード]]で使えた頃は、[[凡人の錯覚/Delusions of Mediocrity]]を[[寄付/Donate]]してこれで取り戻すのが最も効果的な使い道だった。また[[騙し討ち/Sneak Attack]]で出したクリーチャーをちらつかせて、[[終了ステップ]]に[[生け贄に捧げる]]部分を踏み倒す[[コンボ]]に使われたことも。 | |
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− | *[[ | + | *[[戦場]]に戻るとき、完全に新しいパーマネントとして[[戦場に出る]]。戦場を離れる前の情報は一切残っていない。 |
+ | **「この能力は、各ターンに1回のみ[[起動]]できる。」といった能力をもう一度起動することができる。 | ||
+ | **当然ながら[[召喚酔い]]しているので、[[戦闘前メイン・フェイズ]]でちらつかせた場合、直後の[[戦闘フェイズ]]では(他に[[速攻]]を与える手段がない場合)[[攻撃]]させることはできない。 | ||
*[[裏向き]]のクリーチャーは表になって戻ってくる。[[変異]]コスト踏み倒しに有効。 | *[[裏向き]]のクリーチャーは表になって戻ってくる。[[変異]]コスト踏み倒しに有効。 | ||
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− | ** | + | *カードの生みの親である[[Mark Rosewater]]のお気に入りの1枚。最初は訳が分からなくても、そのうちに使い道や[[コンボ]]を発見していくことで、[[プレイヤー]]自身が自分の成長を実感できる魅力があるため、とのこと。 |
+ | *そのためか亜種の[[呪文]]や[[能力]]が結構多い。例えば[[解放/Liberate]]、[[霊体の地滑り/Astral Slide]]、[[一瞬の瞬き/Momentary Blink]]、[[滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner]]など。特に[[アヴァシンの帰還]]では「[[明滅]]」メカニズムとして大々的に取り上げられた。 | ||
+ | **亜種は[[インスタント]]だがクリーチャー限定になってしまったものが多く、[[ソーサリー・タイミング]]でしか使えないもののパーマネントならなんでも[[対象]]にできるのはちらつき独自の強みと言える。 | ||
+ | **ちなみに、ちらつきもデザイン当初はインスタントであったが、調整段階で[[ソーサリー]]に変更されたらしい。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[一時的に追放するカード]] | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036167/ マジックのデザイン・AからZ その1]([[Making Magic]] [[2022年]]7月12日 [[Mark Rosewater]]著) | ||
*[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[レア]] |
2022年7月20日 (水) 20:03時点における最新版
パーマネントを一瞬だけ戦場から離れさせるカード。いわば「パーマネントを『リセット』するカード」である。
一見すると意味不明のカードだが、実際にはさまざまな使い方がある。オーラを外したりつけかえたり、クリーチャーに溜まったダメージやらカウンターやらを取り除いたり、対戦相手に奪われたクリーチャーのコントロールを取り戻したり、187クリーチャーのETB能力を再誘発させたり、他にもいろいろ。
スタンダードで使えた頃は、凡人の錯覚/Delusions of Mediocrityを寄付/Donateしてこれで取り戻すのが最も効果的な使い道だった。また騙し討ち/Sneak Attackで出したクリーチャーをちらつかせて、終了ステップに生け贄に捧げる部分を踏み倒すコンボに使われたことも。
- カードの生みの親であるMark Rosewaterのお気に入りの1枚。最初は訳が分からなくても、そのうちに使い道やコンボを発見していくことで、プレイヤー自身が自分の成長を実感できる魅力があるため、とのこと。
- そのためか亜種の呪文や能力が結構多い。例えば解放/Liberate、霊体の地滑り/Astral Slide、一瞬の瞬き/Momentary Blink、滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojournerなど。特にアヴァシンの帰還では「明滅」メカニズムとして大々的に取り上げられた。
- 亜種はインスタントだがクリーチャー限定になってしまったものが多く、ソーサリー・タイミングでしか使えないもののパーマネントならなんでも対象にできるのはちらつき独自の強みと言える。
- ちなみに、ちらつきもデザイン当初はインスタントであったが、調整段階でソーサリーに変更されたらしい。