骨断ちの矛槍/Bonesplitter
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(22人の利用者による、間の26版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Bonesplitter}} | {{#card:Bonesplitter}} | ||
− | |||
− | [[エクイップ]]や一部の初期型[[親和 | + | [[レオニンの円月刀/Leonin Scimitar]]と共に、[[ミラディン]]の基本的な[[装備品]]。こちらは[[修整]]値がより攻撃的となっている。 |
+ | |||
+ | [[エクイップ]]や一部の初期型[[親和 (デッキ)|親和]]、また多くの高速[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン系デッキ]]で使われてきたが、[[電結親和]]が完成に向かうにつれ、これを使うデッキは淘汰されてしまう。[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]や[[頭蓋囲い/Cranial Plating]]など、他に非常に強力な装備品が登場したことも逆風となった。親和デッキが退場したのちエクイップが再び注目されたものの、結局大成はしなかったようだ。性能自体は高いのだが、時代に恵まれなかった悲運のカードである。 | ||
+ | |||
+ | 現在の主戦場は[[パウパー]]。[[親和 (デッキ)#パウパー|親和]]や[[ストンピィ#パウパー|ストンピィ]]、[[Delver-Go#パウパー|デルバー]]などでの採用が見られる。 | ||
+ | |||
+ | [[リミテッド]]では多くの装備品同様に凶悪。特に序盤から[[フライヤー]]に[[装備]]して、10点以上の[[ライフ]]を削り取って[[勝利]]するパターンが頻発した。 | ||
+ | |||
+ | ==関連カード== | ||
+ | *登場当時はよく[[怨恨/Rancor]]の装備品版[[リメイク]]と評価された。[[トランプル]]は付与しないが1[[マナ]]で[[装備]]して[[パワー]]を2上げること、装備先の[[クリーチャー]]がいなくなっても1マナで[[つける|つけ]]直せることの類似性が理由として挙げられる。 | ||
+ | *修整値が+1/+0へと下がって[[マナ・コスト]]が0になると[[骨の鋸/Bone Saw]]、[[装備]][[コスト]]が0になると[[手甲/Shuko]]になる。 | ||
+ | |||
+ | ===類似カード=== | ||
+ | +2/+0修整を与える装備品。 | ||
+ | *[[ダークスティールの斧/Darksteel Axe]] - (1)。装備(2)。[[破壊不能]]。([[ミラディンの傷跡]]) | ||
+ | *[[放射篭手/Torch Gauntlet]] - (2)。装備(2)。[[下位互換]]。([[カラデシュ]]) | ||
+ | **[[匪賊の斧/Marauder's Axe]] - 放射籠手の[[同型再版]]。([[基本セット2019]]) | ||
+ | *[[青銅の剣/Bronze Sword]] - (1)。装備(3)。下位互換。([[テーロス還魂記]]) | ||
+ | *[[拾った刃/Scavenged Blade]] - (1)(赤)。装備(2)(赤)。[[即用装備品]]。([[ゼンディカーの夜明け]]) | ||
+ | *[[長所食い/Eater of Virtue]] - コストは全く同じだが[[伝説のアーティファクト]]。[[死亡]]した装備先を[[追放]]し、その[[キーワード能力]]も付与する。([[神河:輝ける世界]]) | ||
+ | *[[削岩機/Jackhammer]] - (1)(赤)。装備(2)。下位互換。([[ニューカペナの街角]]) | ||
+ | *[[勝者の斧/Vanquisher's Axe]] - (1)。装備(2)。下位互換。([[団結のドミナリア]]) | ||
+ | *[[古参兵の魔力刃/Veteran's Powerblade]] - (3)。装備(2) および [[兵士]]に装備(白)。下位互換。([[兄弟戦争]]) | ||
+ | *[[ヴァルショクの割り斧/Vulshok Splitter]] - (3)(赤)。装備(2)(赤)。[[ミラディンのために!]]。([[ファイレクシア:完全なる統一]]) | ||
+ | *[[ミラディンの悪断/Mirran Banesplitter]] - (赤)。装備(3)。[[瞬速]]を持つ即用装備品。([[機械兵団の進軍]]) | ||
+ | *[[君主のマクアフィトル/Sovereign's Macuahuitl]] - (2)(赤)で[[作製]]により[[変身する両面カード]]。装備(2)だが[[即用装備品]]。([[イクサラン:失われし洞窟]]) | ||
+ | *[[凶兆艦隊のフレイル/Dire Flail]] - (赤)。装備(1)。作製により[[変身]]すると+3/+0修整になり、[[アーティファクト]]を生け贄に[[噛みつき]]を行えるようになる。(イクサラン:失われし洞窟) | ||
− | |||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ミラディン]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:ミラディン]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ヒストリック・アンソロジー4]] - [[コモン]] |
2023年12月12日 (火) 05:09時点における最新版
レオニンの円月刀/Leonin Scimitarと共に、ミラディンの基本的な装備品。こちらは修整値がより攻撃的となっている。
エクイップや一部の初期型親和、また多くの高速ビートダウン系デッキで使われてきたが、電結親和が完成に向かうにつれ、これを使うデッキは淘汰されてしまう。頭蓋骨絞め/Skullclampや頭蓋囲い/Cranial Platingなど、他に非常に強力な装備品が登場したことも逆風となった。親和デッキが退場したのちエクイップが再び注目されたものの、結局大成はしなかったようだ。性能自体は高いのだが、時代に恵まれなかった悲運のカードである。
現在の主戦場はパウパー。親和やストンピィ、デルバーなどでの採用が見られる。
リミテッドでは多くの装備品同様に凶悪。特に序盤からフライヤーに装備して、10点以上のライフを削り取って勝利するパターンが頻発した。
[編集] 関連カード
- 登場当時はよく怨恨/Rancorの装備品版リメイクと評価された。トランプルは付与しないが1マナで装備してパワーを2上げること、装備先のクリーチャーがいなくなっても1マナでつけ直せることの類似性が理由として挙げられる。
- 修整値が+1/+0へと下がってマナ・コストが0になると骨の鋸/Bone Saw、装備コストが0になると手甲/Shukoになる。
[編集] 類似カード
+2/+0修整を与える装備品。
- ダークスティールの斧/Darksteel Axe - (1)。装備(2)。破壊不能。(ミラディンの傷跡)
- 放射篭手/Torch Gauntlet - (2)。装備(2)。下位互換。(カラデシュ)
- 匪賊の斧/Marauder's Axe - 放射籠手の同型再版。(基本セット2019)
- 青銅の剣/Bronze Sword - (1)。装備(3)。下位互換。(テーロス還魂記)
- 拾った刃/Scavenged Blade - (1)(赤)。装備(2)(赤)。即用装備品。(ゼンディカーの夜明け)
- 長所食い/Eater of Virtue - コストは全く同じだが伝説のアーティファクト。死亡した装備先を追放し、そのキーワード能力も付与する。(神河:輝ける世界)
- 削岩機/Jackhammer - (1)(赤)。装備(2)。下位互換。(ニューカペナの街角)
- 勝者の斧/Vanquisher's Axe - (1)。装備(2)。下位互換。(団結のドミナリア)
- 古参兵の魔力刃/Veteran's Powerblade - (3)。装備(2) および 兵士に装備(白)。下位互換。(兄弟戦争)
- ヴァルショクの割り斧/Vulshok Splitter - (3)(赤)。装備(2)(赤)。ミラディンのために!。(ファイレクシア:完全なる統一)
- ミラディンの悪断/Mirran Banesplitter - (赤)。装備(3)。瞬速を持つ即用装備品。(機械兵団の進軍)
- 君主のマクアフィトル/Sovereign's Macuahuitl - (2)(赤)で作製により変身する両面カード。装備(2)だが即用装備品。(イクサラン:失われし洞窟)
- 凶兆艦隊のフレイル/Dire Flail - (赤)。装備(1)。作製により変身すると+3/+0修整になり、アーティファクトを生け贄に噛みつきを行えるようになる。(イクサラン:失われし洞窟)