インベイジョン

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(関連リンク)
 
(7人の利用者による、間の9版が非表示)
8行: 8行:
 
|セット枚数=全350種類
 
|セット枚数=全350種類
 
}}
 
}}
'''インベイジョン'''/''Invasion''は、[[インベイジョン・ブロック]]の大型エキスパンション。日本では2000年10月4日に発売された。
+
'''インベイジョン'''/''Invasion''は、[[インベイジョン・ブロック]]の大型[[エキスパンション]]。日本では2000年10月4日に発売された。
  
意味は「侵攻」。[[ファイレクシア/Phyrexia]]によるドミナリア侵略のことである。
+
意味は「侵攻」。[[ファイレクシア/Phyrexia]]による[[ドミナリア/Dominaria]]侵略のことである。
  
 
==概要==
 
==概要==
多色化を推奨しており、[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]以来の3色[[マルチカラー]]や、[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]に続く5色カードが登場した。
+
数千年にわたる用意のもとついにドミナリアへの侵略を開始した[[ヨーグモス/Yawgmoth]]と、同じくヨーグモスの帰還に備え続けていた[[ウルザ/Urza]]の戦いが描かれる。[[ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen (ストーリー)|ジェラード/Gerrard]]をはじめとする[[ウェザーライト/Weatherlight (ストーリー)|飛翔艦ウェザーライト/Skyship Weatherlight]]の面々もファイレクシア軍に抵抗するが、彼らがすでにウルザの計画に組み込まれていることを彼ら自身は知らない―
  
新キーワード能力、メカニズムとしては[[キッカー]]や[[分割カード]]、[[所有地カード]]があり、これらも多色化に大いに貢献した。また、[[山分けカード]]もあったのだが、[[嘘か真か/Fact or Fiction]]以外はぱっとせず、あまり使用されることもなかった。
+
セット内では[[多色]]化を推奨しており、[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]以来の3[[色]]の[[多色カード]]や、[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]に続く[[5色カード]]が登場した。
 +
 
 +
新[[キーワード能力]]、メカニズムとしては[[キッカー]]や[[分割カード]]、[[所有地カード]]があり、これらも多色化に大いに貢献した。また、[[山分けカード]]もあったのだが、[[嘘か真か/Fact or Fiction]]以外はぱっとせず、あまり使用されることもなかった。
  
 
[[サイクル]]としては主に、[[復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewer|伝説のドラゴン]]、[[あられ石のヒル/Alabaster Leech|ヒル]]、[[魂の織り手/Spirit Weaver|織り手]]、[[陽景学院の弟子/Sunscape Apprentice|弟子]]、[[陽景学院の師匠/Sunscape Master|師匠]]、[[ガリーナの騎士/Galina's Knight|プロテクションを持つ2マナ2/2多色クリーチャー]]、[[タップインデュアルランド]]などがある。
 
[[サイクル]]としては主に、[[復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewer|伝説のドラゴン]]、[[あられ石のヒル/Alabaster Leech|ヒル]]、[[魂の織り手/Spirit Weaver|織り手]]、[[陽景学院の弟子/Sunscape Apprentice|弟子]]、[[陽景学院の師匠/Sunscape Master|師匠]]、[[ガリーナの騎士/Galina's Knight|プロテクションを持つ2マナ2/2多色クリーチャー]]、[[タップインデュアルランド]]などがある。
  
他には数多くの登場人物のカード化や先述のサイクルの登場で、[[伝説のクリーチャー]]が、当時としては異例の多さであった15体も収録されている。
+
先述の[[伝説の]][[ドラゴン]]をはじめ数多くのストーリー上の登場人物がカード化され、当時としては異例の多さである15体もの[[伝説のクリーチャー]]が収録されている。
  
*特定のクリーチャー・タイプに対する[[プロテクション]]が初めて登場した(→[[海辺の略奪者/Shoreline Raider]]、[[サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc]])。
+
*特定の[[クリーチャー・タイプ]]に対する[[プロテクション]]が初めて登場した(→[[海辺の略奪者/Shoreline Raider]]、[[サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc]])。
**現在では、[[サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc]]はルール変更に伴うエラッタを経てクリーチャー・タイプに対するプロテクションではなくなっている。
+
**現在では、[[サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc]]はルール変更に伴う[[エラッタ]]を経てクリーチャー・タイプに対するプロテクションではなくなっている。
 
*インベイジョンの[[エキスパンション・シンボル]]は、1つ1つが各色を表しており、キッカーを持つ[[カード]]の[[絵|イラスト]]にその色の部分が書かれている。
 
*インベイジョンの[[エキスパンション・シンボル]]は、1つ1つが各色を表しており、キッカーを持つ[[カード]]の[[絵|イラスト]]にその色の部分が書かれている。
*[[アンコモン]]の[[Foil|プレミアム・カード]]には、エキスパンション・シンボルの色が[[コモン]]で印刷された誤植がある。
+
*[[アンコモン]]の[[プレミアム・カード]]には、エキスパンション・シンボルの色が[[コモン]]で印刷された誤植がある。
  
 
==テーマデッキ==
 
==テーマデッキ==
47行: 49行:
 
|||[[Mark Rosewater]]
 
|||[[Mark Rosewater]]
 
|-
 
|-
|開発チーム||[[Henry Stern]] (lead)
+
|デベロップ・チーム||[[Henry Stern]] (lead)
 
|-
 
|-
 
|||[[Randy Buehler]]
 
|||[[Randy Buehler]]
65行: 67行:
 
|||[[Ron Spears]]
 
|||[[Ron Spears]]
 
|}
 
|}
 +
 +
==関連リンク==
 +
*[https://web.archive.org/web/20001020121925/http://www.wizards.com/magic/mtgproduct.asp?invasion Magic the Gathering;Invasion(Internet Archive)]
 +
**[https://web.archive.org/web/20010410172922/http://www.wizards.com/magic/magic.asp?inv_novel_summary,2,invasion Invasion Novel Summary(Internet Archive)]
 +
*[https://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/invasion インベイジョン](マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
 +
*[https://web.archive.org/web/20020607032845/http://wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/85 Invasion Design Names(Internet Archive)](Arcana [[2002年]]3月1日)
 +
*[https://web.archive.org/web/20050105022149/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/726 Invasion Block Sketches(Internet Archive)](Arcana [[2005年]]1月5日)
 +
*[https://web.archive.org/web/20051123091654/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr188 Body Snatchers of the Invasion(Internet Archive)]([[Making Magic]] 2005年8月8日 [[Mark Rosewater]]著)
 +
*[https://web.archive.org/web/20060321164347/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/880 Invasion Style Guide:Gerrard's Troops(Internet Archive)](Arcana 2005年8月9日)
 +
*[https://web.archive.org/web/20060512234206/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/882 Invasion Style Guide:Phyrexian Portal Ships(Internet Archive)](Arcana [[2005年]]8月11日)
 +
*[https://web.archive.org/web/20080428185949/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/1576 Invasion Coalition Contest](Arcana[[2008年]]4月24日)
 +
*[https://web.archive.org/web/20110406123843/http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/137 Better Living Through Spinal Replacement(Internet Archive)](Feature[[2011年]]4月4日 [[Mike Mikaelian]]著 TopDeck#13の記事の再掲)
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Invasion/ カードリスト](Wisdom Guild)
 
*[[カード個別評価:インベイジョン]]
 
*[[カード個別評価:インベイジョン]]
 
*[[Invasion]] (小説)
 
*[[Invasion]] (小説)
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
 +
**[[第6版]]
 +
**[[マスクス・ブロック]]([[メルカディアン・マスクス]] - [[ネメシス]] - [[プロフェシー]])
 +
**[[インベイジョン・ブロック]]([[インベイジョン]] - [[プレーンシフト]] - [[アポカリプス]])
 +
**[[第7版]]
 +
**[[オデッセイ・ブロック]]([[オデッセイ]] - [[トーメント]] - [[ジャッジメント]])
  
 
[[Category:エキスパンション|いんへいしよん]]
 
[[Category:エキスパンション|いんへいしよん]]

2024年7月1日 (月) 21:18時点における最新版

インベイジョン/Invasion
シンボル ドミナリア連合のシンボル
略号 IN, INV
コードネーム Beijing
発売日 日:2000年10月4日
セット枚数 全350種類

インベイジョン/Invasionは、インベイジョン・ブロックの大型エキスパンション。日本では2000年10月4日に発売された。

意味は「侵攻」。ファイレクシア/Phyrexiaによるドミナリア/Dominaria侵略のことである。

目次

[編集] 概要

数千年にわたる用意のもとついにドミナリアへの侵略を開始したヨーグモス/Yawgmothと、同じくヨーグモスの帰還に備え続けていたウルザ/Urzaの戦いが描かれる。ジェラード/Gerrardをはじめとする飛翔艦ウェザーライト/Skyship Weatherlightの面々もファイレクシア軍に抵抗するが、彼らがすでにウルザの計画に組み込まれていることを彼ら自身は知らない―

セット内では多色化を推奨しており、レジェンド以来の3多色カードや、スリヴァーの女王/Sliver Queenに続く5色カードが登場した。

キーワード能力、メカニズムとしてはキッカー分割カード所有地カードがあり、これらも多色化に大いに貢献した。また、山分けカードもあったのだが、嘘か真か/Fact or Fiction以外はぱっとせず、あまり使用されることもなかった。

サイクルとしては主に、伝説のドラゴンヒル織り手弟子師匠プロテクションを持つ2マナ2/2多色クリーチャータップインデュアルランドなどがある。

先述の伝説のドラゴンをはじめ数多くのストーリー上の登場人物がカード化され、当時としては異例の多さである15体もの伝説のクリーチャーが収録されている。

[編集] テーマデッキ

[編集] パッケージ・イラスト

[編集] デザイン

デザイン・チーム Bill Rose (lead)
Mike Elliott
Mark Rosewater
デベロップ・チーム Henry Stern (lead)
Randy Buehler
Robert Gutschera
William Jockusch
Mark Rosewater
貢献 Brady Dommermuth
Beth Moursund
アート・ディレクター Dana Knutson
Ron Spears

[編集] 関連リンク

[編集] 参考

QR Code.gif