カウンターフェニックス

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=カウンターフェニックス(Counter Phoenix)=
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'''カウンターフェニックス''' (''Counter Phoenix'')は、[[カウンターバーン]]の一種。[[デッキ]]名は[[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]から。
 
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[[カウンターバーン]]の一種。
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相手によっては[[ロック]][[デッキ]]のような動きも見せる。
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何度でも[[墓地]]から戻せる[[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]を[[禁止/Forbid]]の[[バイバック]][[コスト]]にすることで毎[[ターン]]継続的に[[カウンター]]を行える。
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また、陶片のフェニックスは[[全体除去]]兼[[フィニッシャー]]でもある。
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[[カウンター]]のために()(青)が必要だが、一方で陶片のフェニックスの回収コストとして(赤)(赤)(赤)も揃えなければならない。
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何度でも[[墓地]]から[[手札]]に[[戻す|戻せる]][[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]を[[禁止/Forbid]]の[[バイバック]][[コスト]]にすることで、毎[[ターン]]継続的に[[打ち消す|カウンター]]を行える。また、陶片のフェニックスは[[全体除去]]兼[[フィニッシャー]]でもある。[[対戦相手]]が[[ウィニー]]や大振りな[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の場合、[[ロック]][[デッキ]]のような動きも見せる。
[[反射池/Reflecting Pool]]が無かったらおそらく成り立たなかったであろうデッキである。
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==[[ブロック構築]]版==
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カウンターのために([[青マナ|青]])(青)が必要だが、一方で陶片のフェニックスの[[回収]][[コスト]]として([[赤マナ|赤]])(赤)(赤)も揃えなければならない。[[反射池/Reflecting Pool]]が無かったらおそらく成り立たなかったであろうデッキである。
  
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==テンペスト・ブロック構築版==
 
*備考
 
*備考
**1998年GPリスボン ベスト4 ([http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=results/GPLISBON98 参考])
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**[[グランプリリスボン98]] ベスト4 [http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=results/GPLISBON98 参考]
 
**使用者:[[Randy Buehler]]
 
**使用者:[[Randy Buehler]]
 
*[[フォーマット]]
 
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*[[パーミッション]]系のデッキはそもそも土地の枚数が多いが、30枚にも迫る土地枚数を誇るというのは流石に凄い。確かに毎ターン半端でない量の[[マナ]]を使うデッキであるため、少しでも早くマナを揃える必要があるのでこの程度の枚数は必須である。また、[[禁止/Forbid]]のおかげで後半に引きすぎた土地も無駄になりにくい。
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*元々[[パーミッション]]は[[土地]]の枚数が多い傾向にあるが、それでも29枚は珍しい。[[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]によって各[[ターン]]に使用する[[マナ]]の量が多く、余っても[[禁止/Forbid]]の[[バイバック]][[コスト]]として使えるが故の枚数と思われる。
*このデッキをデザインした[[Randy Buehler]]は当初、[[ミューズの囁き/Whispers of the Muse]]を4枚入れていたそうである。しかしプレイテストを重ねる内に、ミューズの囁きを土地を引くための[[キャントリップ]]としてしか使っていないことに気付き、それならば最初から土地にした方がいいと、この[[デッキリスト]]のように全て土地と入れ替えたという。
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*デザイナーの[[Randy Buehler]]は当初、[[ミューズの囁き/Whispers of the Muse]]を4枚入れていたそうである。しかしプレイテストを重ねる内に、ミューズの囁きを土地を引くための[[キャントリップ]]としてしか使っていないことに気付き、それならば最初から土地にした方がいいと、この[[デッキリスト]]のように全て土地と入れ替えたという。
 
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*純粋な[[火力]]は4枚の[[ショック/Shock]]のみであり、[[カウンターバーン]]とは分類されづらい。陶片のフェニックスと相性がよい[[音波の炸裂/Sonic Burst]]などを投入し、より[[バーン]]にシフトしたデッキも存在した。
==[[スタンダード]]版==
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==スタンダード版==
 
*備考
 
*備考
**[[日本選手権98]] ベスト4
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**[[日本選手権98]] ベスト4
 
**使用者:[[藤田剛史]]
 
**使用者:[[藤田剛史]]
 
*[[フォーマット]]
 
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|3||[[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]
 
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|4||[[対抗呪文/Counterspell]]
 
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|6||[[島/Island]]
 
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|1||[[不毛の大地/Wasteland]]
 
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|2||[[夜の戦慄/Dread of Night]]
 
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*青赤をベースに[[黒]]が[[タッチ]]されている。
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*青赤をベースに[[黒]]が[[タッチ]]されている。[[ロボトミー/Lobotomy]]は、天敵の[[ハルマゲドン/Armageddon]]対策となっている。
[[ロボトミー/Lobotomy]]は、天敵の[[ハルマゲドン/Armageddon]]対策となっている。
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*[[エクソダス]]解禁からわずか4日しか経っていないため、ベストパートナーとも言える[[禁止/Forbid]]すら入っていない。恐らく、調整不足を嫌っての選択だろう。
*[[エクソダス]]解禁からわずか4日しか経っていないため、ベストパートナーとも言える[[禁止/Forbid]]すら入っていない。
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恐らく、調整不足を嫌っての選択だろう。
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<!-- -備考
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--[[アジア太平洋選手権98]] ベスト8
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--使用者:[[板谷栄作]]
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-[[フォーマット]]
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--[[スタンダード]]([[第5版]]+[[ミラージュ・ブロック]]+[[テンペスト・ブロック]]) -->
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|>|''メインデッキ (60)''|h
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|>|BGCOLOR(#ffddee):''クリーチャー (5)''|
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|3|[[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]|
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|>|BGCOLOR(#ffeedd):''呪文 (25)''|
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|4|[[対抗呪文/Counterspell]]|
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|4|[[雲散霧消/Dissipate]]|
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|4|[[神の怒り/Wrath of God]]|
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|3|[[禁止/Forbid]]|
+
|3|[[衝動/Impulse]]|
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|3|[[ミューズの囁き/Whispers of the Muse]]|
+
|3|[[安らぎ/Peace of Mind]]|
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|3|[[火葬/Incinerate]]|
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|2|[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]|
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|2|[[解呪/Disenchant]]|
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|2|[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]|
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|>|BGCOLOR(#ddffee):''土地 (29)''|
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|5|[[島/Island]]|
+
|4|[[山/Mountain]]|
+
|2|[[平地/Plains]]|
+
|4|[[反射池/Reflecting Pool]]|
+
|3|[[サラカスの低地/Thalakos Lowlands]]|
+
|2|[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]]|
+
|2|[[真鍮の都/City of Brass]]|
+
|2|[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]| -->
+
 
+
<!-- -青赤をベースに[[白]]と[[緑]]が[[タッチ]]されている。
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当時の強力な[[5色地形]]により[[マナ基盤]]を整えるのが簡単だった。 -->
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<!-- ↑より上位のものに差し替えました。 -->
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==参考==
 
==参考==
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**[[カウンターバーン]]
 
**[[カウンターバーン]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
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[[Category:青赤デッキ|かうんたあふえにつくす]]
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[[Category:コントロールデッキ|かうんたあふえにつくす]]
 +
[[Category:青赤コントロールデッキ|かうんたあふえにつくす]]
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[[Category:テンペスト・ブロック構築デッキ|かうんたあふえにつくす]]
 +
[[Category:ミラージュ・ブロックを含むスタンダードデッキ|かうんたあふえにつくす]]
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[[Category:テンペスト・ブロックを含むスタンダードデッキ|かうんたあふえにつくす]]

2013年3月28日 (木) 00:49時点における最新版

カウンターフェニックス (Counter Phoenix)は、カウンターバーンの一種。デッキ名は陶片のフェニックス/Shard Phoenixから。


Shard Phoenix / 陶片のフェニックス (4)(赤)
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
陶片のフェニックスを生け贄に捧げる:これはすべての飛行を持たないクリーチャーに2点のダメージを与える。
(赤)(赤)(赤):あなたの墓地にある陶片のフェニックスをあなたの手札に戻す。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。

2/2


Forbid / 禁止 (1)(青)(青)
インスタント

バイバック ― カードを2枚捨てる。(あなたはこの呪文を唱えるに際し、他のコストに加えてカードを2枚捨ててもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


何度でも墓地から手札戻せる陶片のフェニックス/Shard Phoenix禁止/Forbidバイバックコストにすることで、毎ターン継続的にカウンターを行える。また、陶片のフェニックスは全体除去フィニッシャーでもある。対戦相手ウィニーや大振りなコントロールデッキの場合、ロックデッキのような動きも見せる。

カウンターのために()(青)が必要だが、一方で陶片のフェニックスの回収コストとして()(赤)(赤)も揃えなければならない。反射池/Reflecting Poolが無かったらおそらく成り立たなかったであろうデッキである。

[編集] テンペスト・ブロック構築版

メインデッキ (60)
クリーチャー (5)
1 モグの狂信者/Mogg Fanatic
4 陶片のフェニックス/Shard Phoenix
呪文 (26)
4 ショック/Shock
4 マナ漏出/Mana Leak
4 対抗呪文/Counterspell
4 直観/Intuition
3 転覆/Capsize
2 放逐/Dismiss
4 禁止/Forbid
1 巻物棚/Scroll Rack
土地 (29)
14 島/Island
10 山/Mountain
1 カルデラ湖/Caldera Lake
4 反射池/Reflecting Pool
サイドボード
3 モグの狂信者/Mogg Fanatic
3 落とし格子/Portcullis
3 破壊的脈動/Shattering Pulse
3 サラカスの流れ者/Thalakos Drifters
2 隠れ石/Stalking Stones
1 放逐/Dismiss

[編集] スタンダード版

メインデッキ (63)
クリーチャー (3)
3 陶片のフェニックス/Shard Phoenix
呪文 (33)
4 対抗呪文/Counterspell
4 雲散霧消/Dissipate
2 魔力消沈/Power Sink
2 転覆/Capsize
2 直観/Intuition
2 ショック/Shock
4 火葬/Incinerate
3 溶岩噴火/Volcanic Geyser
1 ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan
2 悪魔の布告/Diabolic Edict
2 ロボトミー/Lobotomy
4 ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk
1 ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace
土地 (27)
6 島/Island
3 山/Mountain
1 カルデラ湖/Caldera Lake
2 地底の大河/Underground River
1 ルートウォーターの深淵/Rootwater Depths
3 燃えがらの湿地帯/Cinder Marsh
4 反射池/Reflecting Pool
2 知られざる楽園/Undiscovered Paradise
4 流砂/Quicksand
1 不毛の大地/Wasteland
サイドボード
2 夜の戦慄/Dread of Night
2 非業の死/Perish
1 魔力流出/Energy Flux
2 水流破/Hydroblast
1 虹のイフリート/Rainbow Efreet
1 リバウンド/Rebound
2 地震/Earthquake
2 紅蓮破/Pyroblast
1 破壊的脈動/Shattering Pulse
1 破裂の王笏/Disrupting Scepter

[編集] 参考

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