続唱サイ
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+ | *単に「続唱(カスケード)/Cascade」「サイ(ライノ)/Rhinos」等と呼ばれることも多い。この場合、[[死せる生|リビングエンド]]等を含む[[続唱 (デッキ)|その他続唱デッキ]]や、[[練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopterist]]を用いる[[茶単|アーティファクトデッキ]]との混同に注意。 | ||
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続唱で必ず[[衝撃の足音/Crashing Footfalls]]を唱えるためには、それ以外の[[マナ・コスト|マナ総量]]が2以下の呪文は基本的に採用できない。そこで、低マナでの行動を確保するため、 | 続唱で必ず[[衝撃の足音/Crashing Footfalls]]を唱えるためには、それ以外の[[マナ・コスト|マナ総量]]が2以下の呪文は基本的に採用できない。そこで、低マナでの行動を確保するため、 | ||
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といったカードで脇を固める。この他、[[血染めの月/Blood Moon]]等の3マナ以上の強力な呪文も数種使われる。 | といったカードで脇を固める。この他、[[血染めの月/Blood Moon]]等の3マナ以上の強力な呪文も数種使われる。 | ||
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+ | **[[緑青赤]]の3色型(基本形) | ||
+ | **[[白]]を加え、[[献身的な嘆願/Ardent Plea]]、[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]等を採用する4色型 | ||
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*[[緑青赤]]の構成。 | *[[緑青赤]]の構成。 | ||
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** [[プロツアー・指輪物語]] ベスト8([https://magic.gg/events/pro-tour-the-lord-of-the-rings 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptltr23/ 参考]) | ** [[プロツアー・指輪物語]] ベスト8([https://magic.gg/events/pro-tour-the-lord-of-the-rings 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptltr23/ 参考]) | ||
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*[[一つの指輪/The One Ring]]対策の[[探索する獣/Questing Beast]]が特徴。 | *[[一つの指輪/The One Ring]]対策の[[探索する獣/Questing Beast]]が特徴。 | ||
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*備考 | *備考 | ||
**Modern Challenge #12312057 on 07/03/2021 準優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-showcase-challenge-2021-07-04 参考]) | **Modern Challenge #12312057 on 07/03/2021 準優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-showcase-challenge-2021-07-04 参考]) | ||
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*[[赤緑白青]]の構成。 | *[[赤緑白青]]の構成。 | ||
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+ | **[[DreamHack Denver 2024]] ベスト8([https://magic.gg/events/dreamhack-magic-showdown-denver-february-2024 参考]) | ||
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+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[モダン]](〜[[カルロフ邸殺人事件]]) | ||
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+ | *[[ギルドパクトの力線/Leyline of the Guildpact]]と[[ドラコの末裔/Scion of Draco]]を採用したドメイン型。 | ||
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+ | [[レガシー]]でもモダンと同様の構造のデッキが成立するが、強力な[[マナ加速]]手段の[[エルフの指導霊/Elvish Spirit Guide]]と[[猿人の指導霊/Simian Spirit Guide]]が使える(これらは3マナの呪文なので[[続唱]]にも引っかからない)ため、最速で1ターン目に[[サイ]]・[[トークン]]2体を着地させる芸当も可能である。また[[ピッチスペル]]の[[打ち消し]]として、[[否定の力/Force of Negation]]に加え[[意志の力/Force of Will]]も採用される。 | ||
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+ | ===サンプルリスト=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **Legacy Challenge 32 on 05/08/2024 準優勝([https://www.mtgo.com/decklist/legacy-challenge-32-2024-05-0812637283 参考]) | ||
+ | **使用者:luvadepedreiro | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[レガシー]](〜[[サンダー・ジャンクションの無法者]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory: df323986}} | ||
+ | *[[緑青赤]]の構成。 | ||
+ | *追加のフィニッシュ手段として[[時を超えた英雄、ミンスクとブー/Minsc & Boo, Timeless Heroes]]が採用される。 | ||
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2024年11月24日 (日) 23:36時点における最新版
続唱サイ/カスケード・クラッシュ/Cascade Crashは、モダン環境とレガシー環境に存在するミッドレンジないしコンボ・ビートダウンデッキ。
目次 |
[編集] 概要
ソーサリー
待機4 ― (緑)(あなたの手札からこのカードを唱えるのではなく、あなたは(緑)を支払い、時間(time)カウンターを4個置いた状態でこれを追放してもよい。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、これをこれのマナ・コストを支払うことなく唱える。)
トランプルを持つ緑の4/4のサイ(Rhino)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
アーティファクト クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
2/2インスタント
続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
断片無き工作員/Shardless Agentと暴力的な突発/Violent Outburstの2種の続唱呪文で、デッキ内の唯一の2マナ以下の呪文である衝撃の足音/Crashing Footfallsを確定で唱え、サイ・クリーチャー・トークンを高速で展開し圧殺する、ただそれのみを基本設計とするデッキである。「3マナ続唱スペル複数種から4/4のサイが2体」というパッケージのインパクトが大きく、それだけでフィニッシャーとして十分であるため、他の要素はひたすら妨害カードを詰め込むことができる。この構造により、デッキ構築の制限を感じさせない「続唱1枚コンボ」とも呼ばれる安定した動きが実現されている。
- 単に「続唱(カスケード)/Cascade」「サイ(ライノ)/Rhinos」等と呼ばれることも多い。この場合、リビングエンド等を含むその他続唱デッキや、練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopteristを用いるアーティファクトデッキとの混同に注意。
[編集] モダン
インスタント
あなたのターンでないなら、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札から青のカード1枚を追放してもよい。
クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それを打ち消す。これによりその呪文が打ち消されたなら、それをオーナーの墓地に置く代わりに追放する。
衝撃の足音/Crashing Footfallsが初登場したのはモダンホライゾンであるが、その時点では使用カードが不足しており、かつ必然的に4色となるため安定性に難があった。その後、モダンホライゾン2にて断片無き工作員/Shardless Agentと緻密/Subtlety、火+氷/Fire+Iceを得て頭角を現し、その後はメタデッキ上位の一角となっている。
続唱で必ず衝撃の足音/Crashing Footfallsを唱えるためには、それ以外のマナ総量が2以下の呪文は基本的に採用できない。そこで、低マナでの行動を確保するため、
- ピッチスペル: 否定の力/Force of Negation、緻密/Subtlety等
- 分割カード: 火+氷/Fire+Ice、死亡+退場/Dead+Gone等
- 当事者カード(出来事): 厚かましい借り手/Brazen Borrower、砕骨の巨人/Bonecrusher Giant等
- サイクリング: ロリアンの発見/Lórien Revealed等
- コスト軽減付きの呪文: 神秘の論争/Mystical Dispute、四肢切断/Dismember等
- 能力付き土地: 耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures、宝石の洞窟/Gemstone Caverns、轟音の滝/Thundering Falls等
といったカードで脇を固める。この他、血染めの月/Blood Moon等の3マナ以上の強力な呪文も数種使われる。
- バリエーションとしては、次のようなものが存在する。
- 緑青赤の3色型(基本形)
- 白を加え、献身的な嘆願/Ardent Plea、時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler等を採用する4色型
- 力線の束縛/Leyline Binding、ギルドパクトの力線/Leyline of the Guildpact等を用いる版図型(ドメイン・カスケード、ドメイン・ライノ)
2024年3月に暴力的な突発がモダンで禁止されたため、大きく弱体化した。
[編集] サンプルリスト
[編集] 3色
[編集] 初期型
Temur Cascade [1] | |
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- 緑青赤の構成。
[編集] 指輪物語:中つ国の伝承後
- 備考
- プロツアー・指輪物語 ベスト8(参考/参考)
- 使用者:Kai Budde
- フォーマット
- 指輪物語:中つ国の伝承でロリアンの発見/Lórien Revealedを獲得後のリスト。
- 一つの指輪/The One Ring対策の探索する獣/Questing Beastが特徴。
[編集] 4色
4C Cascade [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 赤緑白青の構成。
[編集] ドメイン・カスケード
- 備考
- DreamHack Denver 2024 ベスト8(参考)
- 使用者:Mack Endress
- フォーマット
Domain Cascade [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] レガシー
クリーチャー — エルフ(Elf) スピリット(Spirit)
あなたの手札にあるエルフの指導霊を追放する:(緑)を加える。
2/2インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
レガシーでもモダンと同様の構造のデッキが成立するが、強力なマナ加速手段のエルフの指導霊/Elvish Spirit Guideと猿人の指導霊/Simian Spirit Guideが使える(これらは3マナの呪文なので続唱にも引っかからない)ため、最速で1ターン目にサイ・トークン2体を着地させる芸当も可能である。またピッチスペルの打ち消しとして、否定の力/Force of Negationに加え意志の力/Force of Willも採用される。
[編集] サンプルリスト
Cascade Crash(Legacy) [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 緑青赤の構成。
- 追加のフィニッシュ手段として時を超えた英雄、ミンスクとブー/Minsc & Boo, Timeless Heroesが採用される。